HOME>一般常識>「改良」と「改善」の意味と違い

一般常識

「改良」と「改善」の意味と違い

「改良」と「改善」の意味と違い

改良と改善の意味と違いとは

「改善」という言葉は、ビジネスなどでよく話題になりますが、この「改善」とよく似た言葉に「改良」があります。この2つは一見全く同じ内容に見えるものの、実際にはきちんと使い分けることが可能です。

今回は、「改良」と「改善」の意味や違い、使い分けのポイントなどについて解説していきましょう。

改良とは

改良

「改良」とは、「不備な点や悪い点を改めて、良くすること」という意味の言葉です。ものごとの至らない点などに手を加え、より良いものにすることを言います。英語の「reform」 の訳語として、明治時代に作られました。「機械を改良して使いやすくした」「品種改良を重ねて美しくなった花」「これは以前の品の改良型だ」のように使われます。

「改良」の「改」の字は、「かしこまる」を表す象形と、「手で打つ、たたく」を表す象形から成り、「かしこまるようしむける=あらたまる」を意味しています。「良」の字は、「穀物の中から特に良いものだけを選びだす器具」の象形から成り、「よい」を意味しています。

「改善」との違いや使い分け方については、以下で見てみましょう。

改善とは

改善

「改善」とは、「悪いところを改めて良くすること」という意味の言葉です。あるものごとを、より良い方に改めることを言います。「生活習慣の改善が求められる」「このやり方にはまだまだ改善の余地がある」「この計画についての改善点を挙げてみた」のように使われます。

「改善」の「改」は、前述のように「あらたまる」を意味します。一方「善」の字は、「原告と被告の発言」などの象形から成り、「よい結論を求めること」を表します。そこから「よい」を意味する漢字として成り立ちました。

「改善」と「改良」は、基本的な意味合いに違いはありません。しかし、使われ方には微妙な違いがあります。すなわち、「改良」が機械や品種など具体的な物に対して使われるのに対し、「改善」は生活や計画など、抽象的なものごとに対して使われるようになっています。