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一般常識

「IQ」「EQ」「AQ」「SQ」「CQ」の意味と違い

「IQ」「EQ」「AQ」「SQ」「CQ」の意味と違い

「IQ」「EQ」「AQ」「SQ」「CQ」の意味と違いとは

「IQ」という言葉は日常でもよく聞かれますが、その詳しい内容については、意外に知られていない部分も多くなっています。また、似た概念である「EQ」や「AQ」などとの違いについても、今一つ分かりにくい所です。

そこで今回は、「IQ」「EQ」「AQ」「SQ」「CQ」という5つの指標について、その意味や違いなどを詳しく解説していきたいと思います。

「IQ」とは

IQ

「IQ」とは、英語の「Intelligence Quotient」を略した言葉です。「Intelligence」は「知能」や「知性」を意味し、「Quotient」は「指数」を意味します。合わせると、日本語では「知能指数」と訳されます。
文字通り、人間の知能のレベルを数値化したものですが、この場合の「知能」とは、単純に学習によって得た知識等ではなく、「さまざまな状況や環境に合理的に対処していくための土台となる能力」を指しています。

「IQ」は、以前は「精神年齢÷生活年齢(実年齢)×100」という式で算出されていましたが、現在はこうした単純な方式とは違い、年齢別の平均値を基準として算出した「偏差IQ(DIQ)」という方法が使われています。「DIQ」により、「同年齢の集団の中での知能レベル」を測ることができます。

「EQ」とは

EQ

「EQ」とは、英語の「Emotional Intelligence Quotient」の略語になります。「Emotional」は「感情の」を意味する単語で、日本語においては通常、「こころの知能指数」と訳されます。アメリカで提唱された概念で、主にビジネスにおける対人関係の能力を測るために使われています。

「EQ」は「自分自身を動機付け、挫折してもしぶとく頑張れる能力」「衝動を制御し、快楽を我慢できる能力」などから測られ、「いかに自分や相手の感情を把握して、状況に応じた感情のコントロールできるか」を示す基準となっています。

このように、「EQ」は「知能のレベル」のみを表す「IQ」とは違い、「コミュニケーション能力」を表す点が特徴となっています。

「AQ」とは

AQ

「AQ」とは、英語の「Adversity Quotient」を略した言葉です。「Adversity」は「逆境」を意味する単語で、日本語では「逆境指数」と訳されます。文字通り、人間が逆境に陥った時のストレスに対する耐性や、心の強さを表す指標となっています。

「AQ」は、「EQ」と同じく、ビジネス分野での能力を測るために作られました。逆境に直面した時の反応を調べることにより、組織に求められるような逆境に耐えうる人材を見つけることを目的としています。

「AQ」はまた、「逆境指数」とは別に、「Achievement Quotient(達成指数)」を指す場合もあります。こちらは「ある子供の現段階の知能に対する、学校教育の到達度」を調べるためのもので、「逆境指数」とは全く意味が違います。
ですので、内容に応じて使い分けるよう気をつけましょう。

「SQ」とは

SQ

「SQ」とは、「Social Intelligence Quotient」の略語です。「Social」は「社会的」を意味する単語で、日本語では通常、「社会性の知能指数」や「社会的指数」などと訳されます。「対人能力や社会性がどれだけ優れているか」を表す指標として使われています。

「SQ」は、「EQ」の概念をさらに広げる形で生み出されました。脳科学による裏付けがなされている点が特徴で、「EQ」が単に「自他の感情を理解する能力」を示すのとは違い、さらに「他者との関係まで踏まえて行動できる能力」を示すようになっています。「SQ」が高い人物は、組織のリーダーとしての適性を持つとされています。

「CQ」とは

CQ

「CQ」は、「Curiosity Quotient」の略語になります。「Curiosity」は「好奇心」を意味する単語で、日本語では「好奇心指数」と呼ばれます。文字通り、「好奇心の強さ」についての指標で、「CQ」の高い人ほど新しい体験にオープンな態度を取り、興味を持ちやすい傾向があります。
「IQ」などとは違い、まだあまりなじみのない概念ですが、情報化社会においては重要な指標であるとされています。

「CQ」はまた、「Cultural Intelligence Quotient」の略語としても使われます。こちらは日本語にすると「文化の知能指数」で、「多様な文化的背景に効果的に対応できる能力」を指しています。上記の「CQ」と混同しないよう、内容の違いには十分気をつけましょう。