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「無料」と「無償」の意味と違い

「無料」と「無償」の意味と違い

「無料」と「無償」の意味と違いとは

「無料」と「無償」は、共に意味が似た言葉です。どちらも「お金がかからない」ことを指すようですが、何か違いなどはないのでしょうか。どうやって2つを使い分けるべきかも、気になるところです。

そこで今回は、「無料」と「無償」の意味や違いなどについて、詳しく解説していきたいと思います。

「無料」とは

無料

「無料」とは、「料金を払う必要がない」という意味の言葉です。簡単に言えば、「ただ」といった意味合いになります。読み方は「むりょう」で、反対語は「有料」です。
「送料は無料になります」「ただいまドリンクの無料サービス中です」「ファミリーレストランの無料クーポン券をもらった」のように使われます。

「無料」の「無」という字は、もともと「人の舞姿」を表していましたが、その後「ない」という意味で使われるようになりました。「料」の字は本来「はかる」を意味しますが、日本では「代金」の意味を持ちます。

「無償」との違いは、微妙なところです。どちらも「代価がいらない」ことを指しますが、「無償」がお金以外の代価も含むのに対し、「無料」はお金だけしか指さないという点で使い分けできます。

「無償」とは

無償

「無償」とは、「報酬のないこと」という意味の言葉です。モノやサービスなどの提供に対し、代価を求めないことを言います。読み方は「むしょう」で、反対語は「有償」になります。
「無償で奉仕いたします」「無償の愛を捧げる」「不良品は無償で交換します」のように使われます。

「無償」の「償」という字は、「あたる」「貨幣」などの象形から成り、「ほうび」や「報酬」、「代価」といった意味を持ちます。

「無料」とは大きな意味の違いはありませんが、「無料」が前述のように「お金を払う必要がない」ことを指すのに対し、「無償」は「お金を含む一切の代償が必要ない」を指すという点で異なります。品物や行為など、あらゆる代償を求めないというのが、「無料」との違いです。つまり「食事をした人は無料で宿泊できる」ということはあっても「食事をする」という行為が前提となるため「食事をした人は無償で宿泊できる」とは言いません。