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投資・融資・出資の違い

投資・融資・出資の違い

投資・融資・出資の違いとは

普段よく耳にしている言葉でも、詳しく説明しようとするとうまくいかないものはたくさんあります。特に経済に関する言葉などは、知っているつもりでも、実はあいまいな知識だったということは珍しくありません。「投資」「融資」「出資」という3つの言葉についても、その違いを詳しく言えるという人は、意外に少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、これらの言葉の意味の違いについて、詳しく説明していきます。

投資とは

投資には、大まかに2つの意味があります。1つは、利益を得ることを目的として、事業や不動産などに資金をつぎ込むことです。もう1つはそこから派生した意味で、ある人間の将来性を見込み、その能力の発展のために資金などを援助することを言います。ここでは、主に前者の意味について説明します。

前述のように、投資は利益を目的として行います。具体的な方法はさまざまですが、主なものとしては、株式やファンド、債権、不動産などが挙げられます。このうち、株式投資や投資信託などの方法は、証券等を購入して値上がり時に売却し、差額の利益を得るといったものです。一方、不動産投資の場合は、アパートやマンションなどの不動産を購入して価値が上がったときに売却したり、保有したまま家賃収入を得るといった方法になります。

融資や出資は、ある意味で投資の一部という言い方ができますが、それぞれ以下のような違いがあります。

融資とは

融資とは、お金を必要とする個人や会社に対し、銀行などの金融機関が資金を貸し出すことを言います。融資の目的としては、主に会社の設備資金や運転資金の調達、個人による自動車や住宅の購入資金の準備といったものがあります。こうした場合は、一度に多額の資金が必要になるため、自己資金ではすぐに賄えないことがほとんどです。そこで、金融機関から資金の貸し出しを受けることで、好きな時に設備の増設や資産の購入が可能となります。一方、融資する側の目的としては、利息の収入と元本の回収があります。

融資は、前述のように、出資と共に投資に含まれる行為です。しかし、融資は出資とは違い、資金の返済が前提となっています。また、投資家に対して経営権を渡す必要も、基本的にありません。

出資とは

出資は、上記のように投資の一種にあたる行為です。第三者に対しお金を融通するという点では、融資と違いはありませんが、事業が成長することを期待し、その経営にも参加するという点に特徴があります。

出資の代表的な例としては、株式投資が挙げられます。これは文字通り、企業の株式の購入による投資ですが、購入した株数に応じて利益の配当を受けたり、株主総会での議決権を得ることができます。その一方で、融資とは違い、基本的に出資した資金は返済されないようになっています。第三者への株式の売却はできますが、購入した株を再び企業に買い取ってもらうことはできません。この点は、両者の大きな相違点です。