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一般常識

「育児」「子育て」の意味と違い

「育児」「子育て」の意味と違い

「育児」「子育て」の意味と違い

「育児の悩み」「ワンオペ育児」など、「育児」という言葉は日常で頻繁に目にするようになっています。一方、これと同じような場面で使われる言葉に、「子育て」というものもあります。一見すると両者は同じことを示しているようですが、何か違いなどはあるのでしょうか。使い分けられるとすると、どういった所にそのポイントがあるのかが気になります。

今回は、「育児」と「子育て」の意味や違いについて解説していきますので、両者を使い分ける際の参考にしてみてください。

「育児」とは

育児

「育児(いくじ)」とは、「子を養い育てること」という意味の言葉です。一般的には、「乳幼児を養い育てること」の意味で使われることが多くなっています。「生まれたばかりの娘の育児に追われる」「育児が一段落したので、そろそろ仕事に復帰しようと思う」のように使われます。

「育児」の「育」の字は、「そだてる」「やしなう」「しつける」や、「幼い」などの意味を持ちます。「児」は、「子供」「乳飲み子」「わらべ」などの意味を表します。

「育児」と「子育て」は、同じ意味として使える場合も多くなっていますが、微妙な違いもあります。「育児」の場合、上記のように、「乳幼児を育てる」という意味合いが強い点が特徴です。一方「子育て」の場合は、後述するように、乳幼児に限らず使われることが多くなっています。

「子育て」とは

子育て

「子育て(こそだて)」とは、文字通り「子供を育てること」という意味の言葉です。親や保護者が、養育が必要な子供の世話をして成長を助けることを言います。「初めての子育ては思った以上に大変だった」「子育てにはいろいろとお金がかかる」のように使われます。

「子育て」と「育児」は、上で述べたように、意味の違いなく扱われる場合が多くなっています。
ただ、これも上記のように、「育児」が「乳幼児(0~6歳)」を主な対象とするのに対し、「子育て」は学童期を含む子供一般を対象とする点で使い分けることもできます。たとえば「赤ちゃんの育児」「赤ちゃんの子育て」はどちらもよく使われるが、「小学5年生の育児」とはあまり言わないといった具合です。

「育児」「子育て」の意味と違い

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