HOME>一般常識>「北陸」「甲信越地方」「東海地方」の違い

一般常識

「北陸」「甲信越地方」「東海地方」の違い

「北陸」「甲信越地方」「東海地方」の違い

「北陸」「甲信越地方」「東海地方」の違いは?

日本をいくつかの地域に分ける区分には、さまざまな種類がありますが、「中部地方」と呼ばれる地域の中でも、それぞれのブロックごとに異なる呼称が存在しています。「北陸」「甲信越」「東海」の3つもそうしたものの一種ですが、これらの違いについて詳しく言える人は、意外に少ないかもしれません。果たしてこの3つの地域は、どのように分けられるのでしょうか。

本記事では、「北陸」「甲信越地方」「東海地方」の3つの違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

「北陸」

北陸

「北陸(地方)」とは、「本州中央部(中部地方)の日本海沿岸地方」を意味します。名称は五畿七道(律令制の行政区画)の「北陸道」に由来しており、古くは「ほくろく」や「越(こし)の国」、「北国(ほっこく)」などとも呼ばれました。
具体的な範囲は、通常は福井、石川、富山、新潟の4県ですが、場合によっては新潟県を除いて「北陸3県」と称することもあります。

中部地方の他の地域とは、長野県と岐阜県を境目として区別されます。地形は平地が少なく全般的に急峻で、冬季に積雪の多い気候となっています。穀倉地帯として知られますが、豊富な電力を背景に、機械製造などの工業化も進んでいます。

一方、「甲信越地方」も中部地方に含まれますが、こちらは新潟、長野、山梨の3県を指す点が違います。

「甲信越地方」

甲信越地方

「甲信越地方」とは、上で述べたように、山梨、長野、新潟の3県を合わせた呼び方になります。「甲信越」の意味は、3県のそれぞれの律令国名が「甲斐」「信濃」「越後」であることから、その頭文字を取ってこう呼ばれるようになりました。読み方は、「こうしんえつ」になります。

「北陸」同様、中部地方を細分化したうちの一地域ですが、重なるのは新潟県のみで、ほかの2県は違います。山地や高原が多く、都市部の避暑地やスポーツ、レクリエーションなどの場として活用されています。また、「関東(特に東京)との結びつきが強い」という点も特徴で、「甲信越」単体の名称で使用されることは少なく、「関東甲信越」と呼ばれることが多くなっています。

「東海地方」

東海地方

「東海地方」とは、「本州中央部の太平洋側の地方」を意味する言葉です。名称の由来は、やはり五畿七道の「東海道」にあります。古くは伊賀、伊勢、志摩など15ヵ国を指しましたが、現在は一般的に、愛知、岐阜、三重、静岡の4県を指すようになっています。地形は海岸平野と丘陵台地が多く、気候は比較的温暖で、みかんなどの栽培が盛んです。一方、これとは違い、「東海3県」という呼び方をする場合もありますが、こちらは静岡県を除外したエリアになります。

「東海地方」もやはり中部地方の一区分にあたりますが、「北陸」「甲信越」とは含まれる県が全く違います。「甲信越」とは長野県、山梨県と、「北陸」とは福井県、石川県、富山県と境を接しています。