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「反面」と「半面」の意味と違い

「反面」と「半面」の意味と違い

反面と半面の意味と違い

「彼は親切な“はんめん”、怒らせると怖い」という場合の「はんめん」には、「反面」と「半面」のどちらを使うべきなのでしょうか。こうした問いで悩んだ経験のある人は多いでしょう。両者の意味合いを深く探ることで、この問いの答えが得られるかもしれません。
そこで今回は、「反面」と「半面」の意味と違いについて詳しく解説していきます。

反面とは

「反面」とは、「反対の面」という意味の言葉です。あるものの、主な面とは反対側の面を言います。この場合は、「鏡の反面」や「反面教師」といった使い方になります。

「反面」のもう1つの使い方は、「~な反面」や「その反面」といった副詞的な用法です。この場合は、「~とは違った一面がある」という意味合いで使われるようになっています。例えば、「彼は社交的な反面、秘密主義な部分もある」「この商品は水濡れに強い反面、熱には弱い」のような具合です。

「反面」にはこのように、2つの意味合いがあります。そのうち主に使うのは副詞的な用法で、この場合は前半と後半で違う性質のことを述べる際、真ん中に入れる形で使います。これは、「でも」や「しかし」など「逆接」と呼ばれる接続詞と同じ役割です。

「半面」との違いについては、以下で見ていきましょう。

半面とは

「半面」の意味合いは、主に3つあります。1つは「顔の半分」というもので、もう1つは「あるものの表面の半分」というものです。1つ目の意味では「彼は半面だけをさらした」のように使い、2つ目の意味では、「卓球台の半面」のように使います。

3つ目の意味合いは、「一面」や「限られた面」といったものです。これは、ものごとの片方だけの面を意味しています。具体的には、「半面の真理でしかない」「隠された半面がある」のような使い方になります。

「半面」と「反面」は、このように本来は別の言葉ですが、現在は同じような使い方もされています。一部の新聞では表記ゆれを防ぐ目的で、逆接的な用法では「半面」に統一するようになっています。ですから、「~な半面」と書くことは間違いではありません。