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「技術」と「技能」の意味と違い

「技術」と「技能」の意味と違い

技術と技能の意味と違い

「技術」や「技能」という言葉は、普段何の気なしに使われています。それらのこまかい違いについて、特に意識していないという人も多いでしょう。しかし、正確に使い分けようとすると、正しい意味合いを把握しておく必要が出てきます。

そこで今回は、「技術」と「技能」の意味や違いについて、詳しく解説していきます。

技術とは

「技術」とは、ものごとを取り扱ったり、処理したりする際の方法や手段といった意味の言葉です。また、そうしたことを行うわざも指します。読み方は「ぎじゅつ」になります。
「表現の技術を身につける」「運動技術を磨く」などのように使われます。この場合の「技術」には、「建築技術」や「工芸技術」「農業技術」など、さまざまな種類があります。

「技術」にはまた、「科学によって生まれた成果を、人間の生活に役立てる方法」といった意味もあります。この場合は、「先端技術を取り入れた工場」「IT技術を習得する」などのように使われます。これについてもやはり、「通信技術」や「バイオ技術」など、さまざまな種類が存在します。

「技術」の特徴は、「方法や手段、道具やわざ」を表すというところにあります。「技術」は知識として学ぶことができ、言葉や記号によって伝えることができます。この点は、後述する「技能」との違いに挙げられます。

技能とは

「技能」とは、「あることを行うための腕前、能力」を意味する言葉です。ものごとを行うにあたって、よりスムーズにうまく遂行できる技量を意味します。読み方は、「ぎのう」になります。「特殊な技能を持っている」「技能検定に合格した」「そこまでの技能は習得していない」のように使われます。

「技能」と「技術」の違いは、実際には非常にあいまいとなっています。しかし、次のように区別することもできます。すなわち、「技術」は知識を指し、「技能」は能力を指すという分け方です。「技術」は上記のように、言葉や記号として他者から学べるのに対し、「技能」は主に個人の経験を通じて獲得するという点が、両者の違いと言えます。