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「外交」「国交」の意味と違い

「外交」「国交」の意味と違い

「外交」「国交」の意味と違いとは

海外関係のニュースを見るとき、よく耳にするのが、「外交」と「国交」の2語です。この2つは、一見同じことを指しているように見えますが、何か違いなどはないのでしょうか。使い分けのポイントが気になるところです。

そこで今回は、「外交」と「国交」の意味や違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

「外交」とは

外交

「外交(がいこう)」の意味は、主に2つに分けられます。1つは、「外国との交渉・交際」というもので、国家相互の関係を指します。英語では、「diplomacy(ディプロマシー)」がこれにあたります。この場合は、「他国との外交によって平和を維持する」「A国との外交交渉は難航している」のように使われます。

「外交」のもう1つの意味合いは、「外部との交渉・交際」というものです。特に会社において、外に出て勧誘や受注の仕事をすることを指します。この場合は、「保険の外交員」「自動車の外交販売」のように使われます。

「外交」と「国交」の違いは分かりづらいところですが、「外交」の方が表す範囲が広いという点で使い分けることができます。「外交」の場合、「外国との関係」一般を指して使えるところが特徴です。

「国交」とは

国交

「国交(こっこう)」とは、「国と国との交わり」という意味の言葉です。国家間の交際について言います。「国交を通じる」「国交断絶」「まだ国交のない国」のように使われます。

「国交」と「外交」の違いは、かなり微妙なところです。辞書でも、「国交」を「国家間の外交関係」と説明しています。しかし、上記のように、「外交」の方が広い意味合いを持つという点が違います。「国交」の場合、互いに主権国家と認め合う2国間の交際について使われますが、「外交」はそれ以外の相手に対しても使うことができます。例えば日本の場合、北朝鮮やパレスチナなどは国家として承認しておらず、「国交」もありませんが、「外交関係」は有しています。つまり、「国交」は「外交」に含まれる概念と言うことができます。