HOME>一般常識>「同性」と「同姓」の意味と違い

一般常識

「同性」と「同姓」の意味と違い

「同性」と「同姓」の意味と違い

「同性」と「同姓」の意味と違いとは

日本語には同音異義語が多いことで知られていますが、「同性」と「同姓」もその一種です。共に「どうせい」と読み、字面も似ていることから混同しやすくなっていますが、実際には2つの意味は全く異なります。では、具体的にはどういった違いがあるのでしょうか。

今回は、「同姓」と「同性」の意味や違い、使い分け方などについて紹介していきましょう。

「同性」とは

同性

「同性」は、「性質が同じ」という意味もありますが、一般的には「男女や雌雄の性が同じであること」といった意味で使われます。「異性」の反対語にあたる言葉です。
「同性の自分から見ても、彼女は魅力的だ」「同性愛者に対する偏見は、かつてほどではなくなっている」のように使われます。

「同性」の「性」という字は、「心臓」の象形と「草・木が地上に生じて来た(はえる・生まれるを表す)」の象形から成っています。そこから「生まれながらの心」「さが」といった意味の漢字として成立しましたが、「男女の別」という意味も持つようになりました。

「同性」はこのように、「性別が同じ」という意味で使われる言葉で、後述する「同姓」とは違い、「名字が同じ」といった意味はありません。

「同姓」とは

同姓

「同姓」とは、「姓が同じ」という意味の言葉です。姓名の姓が他の人と同じであることを指します。「同姓同名の人に出会った」「あの人とは同姓だが、親戚関係にはない」のように使われます。

「同姓」の「姓」という字は、「両手を重ねひざまずく女性」と「草・木が地上に生えて来た」を表す象形から成っています。これは人が母親から生まれてくる様を示しており、そこから血統や家系の由来を指す「かばね」の意味で使われるようになりました。

「同姓」はこのように、だれかと名字が同じであることを指す言葉で、「性別が同じ」という意味はありません。そのため、「同性同名」や「同姓愛者」といった使い方は、間違いということになります。使い分ける際には、「性」と「姓」の意味の違いをしっかり踏まえておくようにしましょう。