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「独立」「開業」「起業」の意味と違い

「独立」「開業」「起業」の意味と違い

「独立」「開業」「起業」の意味と違いとは

「独立」「開業」「起業」は、いずれも何かの事業や会社などを起こす際に使われる言葉です。では、これら3つの言葉の違いは、一体どの辺にあるのでしょうか。いざ説明するとなると、意外に難しい問題となっています。

そこで今回は、「独立」「開業」「起業」の3語について、その意味や違いなどを詳しく解説していきたいと思います。

「独立」とは

独立

「独立(どくりつ)」の意味は、「他のものから離れて別になっていること」「他からの束縛などを受けず、自分の意志で行動すること」「自分の力で生計を営むこと」など複数ありますが、大まかに言えば、「他人や組織に頼らず、独り立ちすること」といった意味合いになります。
「親から独立して1人暮らしを始める」「事務所を独立した人気タレント」「ようやく独立して自分の店が持てた」のように使われます。

「独立」の「独」という字は、「一緒に行動する人がいない」「自分だけ」を意味しています。一方「立」の字は、「たつ」を表しますが、この場合は「意を決して事を起こす」を意味しています。

「開業」や「起業」などとの違いにあたる「独立」の特徴は、「(会社などから)独り立ちする」という部分に重点が置かれているところにあります。ですので、それまで勤めていなかった人に対しては、「独立」の表現は使われません。この点は、「開業」などとの使い分けのポイントになります。

「開業」とは

開業

「開業(かいぎょう)」は、「事業や商売をしていること」の意味の他に、「新しく事業や商売を始めること」の意味を持ちます。
「お店を開業する」「鍼灸院を開業する」「開業資金を調達する」のように使われます。

「開業」の「開」という字は、「ひらく」「ひろがる」などの意味の他、「新たに始まる」の意味も持ちます。「業」の字は、この場合「しごと」を意味しています。

「起業」との違いにあたる「開業」の特徴は、「主に既存のビジネスについて使われる」点にあります。「起業」の特徴などは後述しますが、「開業」の場合、医師や弁護士といった資格・技能を持つ人が自分のオフィスなどを開いたりする場合に多く使われます。また、商業施設などの実店舗をオープンの際に使われることも多くなっています。

「起業」とは

起業

「起業(きぎょう)」とは、「新しく事業を始めること」という意味の言葉です。
「今度会社を起業することになった」「起業家精神にあふれた人物」「起業コンサルタントに相談する」のように使われます。

「起業」の「起」は、「たちあがる」「おきる」などを意味しますが、この場合は「始める」の意味合いになります。

「開業」との違いは、「新規のビジネスについても使われる」という点にあります。ベンチャー企業について「開業する」とは表現しないのとは違い、「起業家」という場合は、通常ベンチャー企業を起こした人を指すようになっています。