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一般常識

「保証」「保障」「補償」の意味と違い

「保証」「保障」「補償」の意味と違い

保証・保障・補償の意味と違いとは

「~を“ほしょう”する」という場合の「ほしょう」には、いくつかの漢字表記が当てはまります。「保証」「保障」「補償」の3つがそれですが、これらの違いを詳しく言える人は、それほど多くないかもしれません。

そこで今回は、「保証」「保障」「補償」の意味や違いについて、いろいろ解説したいと思いますので、これらを使い分ける際の参考にしてみてください。

保証とは

保証

「保証」の意味合いは、2つあります。1つは、「大丈夫であることを認め、責任を持つこと」というものです。何らかのものに対し、それが問題ないことを請け合うことを言います。この場合は、「この商品の品質は保証されている」「彼女の人柄は僕が保証するよ」のように使われます。

「保証」のもう1つの意味合いは、「債務者が債務を履行しない場合に、その代わりとして、債権者に対し債務履行の義務を負うこと」というものです。この場合は、「友人の借金の保証人になる」「保証責任を果たさなくてはならない」のように使われます。

「保証」の「保」という字は、「たもつ」という意味のほか、「責任を持つ」という意味もあります。一方「証」の字は、「証明する」を意味しています。

「保証」のポイントは、「責任」という言葉にあります。この点は、後述する「保障」や「補償」などとの違いとなっています。

保障とは

保障

「保障」の意味合いは、「ある状態がそこなわれたりしないよう、保護して守ること」というものです。例えば「旅の安全を保障する」という場合、旅行の最中に危害が及ぶことのないよう、その人を守り通すことを指します。他には、「社会保障」「入院保障」のように使われます。

「保障」の「保」は、この場合「小城」を意味します。一方「障」の字は、「とりで」を意味するようになっています。

「保証」との違いで言えば、「保障」は「保護」という部分に重点が置かれているのがポイントです。「保証」は間違いないと請け合うことを指すのに対し、「保障」は、安全や地位などが侵害されないよう守ることを指しています。この点は、両者の使い分けのポイントになります。

補償とは

補償

「補償」とは、「おぎないつぐなうこと」という意味の言葉です。何らかの損失が生じた場合、それを埋め合わせることを指します。例えば「自動車事故の損害を補償する」という場合、事故によって生じた損害に対し、金銭でそれを埋め合わせることを意味します。他には、「遺族補償」「災害補償」のような使われ方をします。

「補償」の「補」は、「おぎなう」「なおす」を意味しています。一方「償」の字は、「つぐなう」を表しています。

このように、「補償」の場合は「つぐなう」という点に重きが置かれるのがポイントです。この点は、「保証」や「保障」との違いとなっています。