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「債務(債務者)」と「債権(債権者)」の意味と違い

「債務(債務者)」と「債権(債権者)」の意味と違い

「債務(債務者)」と「債権(債権者)」の意味と違いとは

「債務」や「債権」という言葉は、一見日常生活からは遠く見えますが、実は私たちに身近なものです。しかし、その詳しい意味については良く分からないという人も多いでしょう。

そこで今回は、「債務(債務者)」と「債権(債権者)」の意味や違い、使い分けのポイントなどについて解説していきたいと思います。

「債務(債務者)」とは

債務(債務者)

「債務(さいむ)」とは、「ある者が他の特定の者に対し、一定の行為(給付)をすることを内容とする義務」という意味の言葉です。もう少しわかりやすく言えば、「ある特定の人に対して、金銭の支払いや物の引渡しなどを行う義務」ということになります。
また、こうした義務を負う人のことを、「債務者」と呼んでいます。

「債務」の「債」という字は、「借金で責められている人」のさまを表しており、「借り」「負い目」などの意味を持ちます。一方「務」の字は、「斧で打ちかかる」「力強い腕」の象形から成り、「はげむ」の意を表しますが、「なすべき仕事」の意味もあります。

「債権」とは、後述するように反対の意味を表すという違いがあります。

「債権(債権者)」とは

債権(債権者)

「債権(さいけん)」とは、「ある人が他の特定の者に対し、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利」という意味の言葉です。これも分かりやすく言うと、「ある特定の人に対し、金銭の支払いや物の引渡しなどを請求できる権利」ということになります。
また、こうした権利を持つ人のことを、「債権者」と呼びます。

「債権」の「権」は、本来「分銅」を表す漢字です。そこから「はかる」の意味で使われるようになりましたが、「ものごとを強制したり、処置する力」の意味も生まれました。

「債務」とは、上記のように「反対の意味を表す」という点が違いになります。
ある特定の行動(金銭の貸し借りなど)について、相反する立場を表した言葉が、「債務」と「債権」です。「債務=あることを実行する義務」、「債権=あることを請求する権利」という違いを踏まえると、使い分けしやすいでしょう。