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「中止」と「延期」の意味と違い

「中止」と「延期」の意味と違い

「中止」と「延期」の意味と違いとは

「中止」と「延期」は、どちらも何かが予定通りにいかなくなった場合に使われる言葉です。しかし、それぞれの意味合いには明確な違いがあります。では、具体的にどういった点が異なるのかご存知でしょうか。改めて考えると、よく分からないという人も多いはずです。
そこで今回は、「中止」と「延期」の意味や違いなどについて、詳しく解説していきたいと思います。

「中止」とは

中止

「中止」とは、「中途でやめること」または「計画を取りやめにすること」という意味の言葉です。さっきまで続けていたことを途中でやめたり、これからやるはずのことをやめにすることを指します。
「友達が来たので、読書を中止してお茶にした」「ケガのせいで旅行を中止せざるを得なかった」のように使われます。

「中止」の「中」の字は、「空間的に仕切られた物の内側」の意味のほか、「ある状態が続いている時」の意味もあります。一方「止」の字は、「続いていたものが続かなくなる」などの意味を持ちます。

「延期」との違いは、対象自体が「やめになる」という点にあります。後述するように、「延期」はやめるのではなく「先延ばし」にすることを指しますが、「中止」はそれとは違い、目的のものをやめてしまうことを指すのが通常です。

「延期」とは

延期

「延期」とは、「期日や期限を延ばすこと」という意味の言葉です。あるものについて決められていた期日や期限を、後に遅らせることを言います。
「会議は来週に延期された」「出発は明日に延期になった」「イベントは無期延期になった」のように使われます。

「延期」の「延」という字は、「長引かせる」「日時を遅らせる」などの意味を持ちます。一方「期」の字は、「一定の日時・時間」「約束した日時」などの意味を持ちます。

「中止」との違いは、上記のように「目的をやめるわけではない」という点にあります。
「延期」はあくまで先延ばしにするだけで、目的自体は行うのが前提です。こうした点を押さえると、使い分けを間違えずにすむでしょう。