HOME>一般常識>「上げる(上がる)」「挙げる(挙がる)」「揚げる(揚がる)」の意味と違い

一般常識

「上げる(上がる)」「挙げる(挙がる)」「揚げる(揚がる)」の意味と違い

「上げる(上がる)」「挙げる(挙がる)」「揚げる(揚がる)」の意味と違い

「上げる(上がる)」「挙げる(挙がる)」「揚げる(揚がる)」の意味と違い

「あげる」もしくは「あがる」という言葉を漢字で表す際、「上げる(上がる)」と「挙げる(挙がる)」、そして「揚げる(揚がる)」という3つの表記があてはまります。これらの表記は、それぞれどんな細かい意味を持つのでしょうか。具体的な使い方なども知りたいところです。そこで今回は、「上げる(上がる)」「挙げる(挙がる)」「揚げる(揚がる)」の意味と違いについて解説していきます。

上げる(上がる)とは

「上げる(上がる)」の意味は多くありますが、代表的なのは次のようなものです。1つは「ものを高いところへ動かす」というもので、「家具を二階に上げる」「両手を上げる」「凧が上がる」などのように使います。もう1つは「下向きのものを上向きにする」というもので、こちらは「目を上げる」「顔を上げる」などの使い方になります。また、「人を屋内へ入れる」という意味もあり、こちらは「座敷へ客を上げる」のように使います。さらに「小学校へ上がる」のように、「進級する」の意味で使われることもあります。ほかに「出す」という意味合いや、「高める」の意味合いで使われることもあります。

「上」という字は、「基準線のうえの線」を表しており、そこから「うえ」を意味する漢字となりました。

「挙げる(挙がる)」などとの違いについては、以下で見ていきましょう。

挙げる(挙がる)とは

「挙げる(挙がる)」の辞書での意味は、「上げる(上がる)」と違いはありません。どちらも「ものを上へ動かす」などとなっています。「挙げる(挙がる)」の「挙」の字は、「手を合わせてものを持ち上げる」という象形から成っており、そこから「あげる」を指すようになりました。

辞書の上では同じ「挙げる(挙がる)」と「上げる(上がる)」ですが、一般的な使い方はやや違います。「上げる(上がる)」が、上記のようにさまざまな意味合いを持つのに対し、「挙げる(挙がる)」の意味合いは、主に「上へ動かす」「示す」「検挙する」「ことを行う」の4つとなっています。具体的には、「手を挙げる」「例を挙げる」「犯人が挙がった」「式を挙げる」などの使い方になります。

揚げる(揚がる)とは

「揚げる(揚がる)」の意味合いもまた、辞書では「上げる(上がる)」と違いありません。「揚がる」の「揚」は、「太陽が地上にあがる」などの象形から成っています。そこから「あがる」「あげる」を意味する漢字として成り立ちました。

「揚げる(揚がる)」もやはり、一般的な使い方は「上げる(上がる)」と異なります。「揚げる(揚がる)」は主に、熱した油で調理する際か、もしくは何かをかかげるという意味で使われるようになっています。具体的には、「てんぷらを揚げる」「こんがり揚がったフライ」「国旗が揚がる」のような使い方になります。