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一般常識

「アンペア(A)」「ボルト(V)」「ワット(W)」の意味と違い

「アンペア(A)」「ボルト(V)」「ワット(W)」の意味と違い

「アンペア(A)」「ボルト(V)」「ワット(W)」の意味と違いとは

「アンペア(A)」「ボルト(V)」「ワット(W)」という言葉は、電化製品の説明など身近な場面でよく目にするものです。意味合いについても、通常は学校の授業で習っているはずですが、残念ながら忘れてしまったという人も多いでしょう。一体これらの言葉は、それぞれ何を表しているのでしょうか。

今回は、この3つの言葉の意味や違いなどについて、詳しく解説していきたいと思います。

「アンペア(A)」とは

アンペア(A)

「アンペア(A)」とは、「電流の強さ」を意味する単位です。「電気の流れる量(大きさ)=電流」を表しており、「A」の記号で示されます。国際的な単位システムである「SI」の基本単位の1つとして、世界中で使われています。「アンペア」の名称は、フランスの物理学者「アンドレ=マリ・アンペール」に由来しています。

電気料金等で問題になる場合の「アンペア」は、「一度に使う電気の容量」と言い換えることができます。家庭での契約では、「20A」「30A」などが一般的ですが、契約容量が高いほど、多くの電化製品を一度に動かすことができます。

「ボルト(V)」や「ワット(W)」との詳しい違いについては、以下で見ていきましょう。

「ボルト(V)」とは

ボルト(V)

「ボルト(V)」とは、「電圧の強さ」を意味する単位です。電気を押し出す圧力を表しており、「V」の記号で示されます。「SI」の組立単位(さまざまな物理量を表す単位)の1つで、世界中で広く使われています。「ボルト」の名称の由来は、「ボルタ電池」の開発者であるイタリアの物理学者「アレッサンドロ・ボルタ」にあります。

「ボルト(V)」は、数字が高いほど、多量の電気が流れることを表します。一般的な電圧は、家庭が「100V」、工場などの施設では、「200V」となっています。

このように、「ボルト」は「電気を押し出す力」を意味する点が、「アンペア」との違いになります。水路の水の流れで違いを説明すると、1秒間に流れる水の量が「アンペア(電流)」で、水路の落差が「ボルト(電圧)」ということになります。水路の落差(V)の大きさに比例して、水の量(A)も大きくなる計算です。

「ワット(W)」とは

ワット(W)

「ワット(W)」とは、「電力の大きさ」を意味する単位です。「W」の記号で示され、「一定時間内に消費される電気エネルギー=消費電力」を表しています。こちらも「SI」の組立単位に含まれる単位で、名称はスコットランドの発明家「ジェームズ・ワット」にちなんでいます。

電球の場合、「60W」より「100W」の方が明るいのは、「100W」の方が使われる電気エネルギーが大きいことによります。

「ワット」はこのように、「電力」を意味する点が「アンペア」や「ボルト」との違いですが、この3つは計算式で表すことが可能です。「A×V=W」というもので、例えば2ボルトの電位差のある2点間を、2アンペアの電流が流れる場合、1秒間に消費される電力は4ワットということになります。