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一般常識

「転居」「転入」「転出」の意味と違い

「転居」「転入」「転出」の意味と違い

「転居」「転入」「転出」の意味と違いとは

引っ越しをする時にはいろいろな手続きが必要になりますが、その際よく耳にするのが、「転居」や「転出」、「転入」といった用語です。引っ越しに慣れた人ならおなじみの言葉でしょうが、そうでない人にとっては、この3つの違いはいま一つ分かりにくいところでしょう。

そこで今回は、「転居」「転入」「転出」の意味や違い、使い分けのポイントなどについて解説していきたいと思います。

「転居」とは

転居

「転居」の一般的な意味は、「住居を変えること」というものです。それまで住んでいた家やアパートなどから、別の新しい住まいへ移ることを言います。読み方は「てんきょ」で、「引っ越し」「やどがえ」「転宅」などとも呼ばれます。「こちらが転居する場所の住所です」「今度県外へ転居することになりました」のように使われます。それに対し、法律(住民基本台帳法)における「転居」は、「1つの市町村の区域内で住所を変更すること」を指しています。

「転居」の「転」の字は、この場合「移す」の意味になります。一方「居」の字は、「いどころ」や「住まい」を意味しています。

「転出」との違いが分かりにくいところですが、法律における「転居」は前述のように、「同一の市区町村内での住所変更」を指す点が、「転出」との使い分けのポイントとなっています。

「転入」とは

転入

「転入」とは、「他の土地からその土地に移り住むこと」という意味の言葉です。法律においては、「あらたに市区町村の区域内に住居を定めること」を指します。読み方は「てんにゅう」で、「隣県から転入してきた」「東京都内に転入する」のように使われます。また「転入」には、「他の学校から移ってくること」の意味もあります。この場合は、「県外の中学に転入する」「夏休み明けに転入生がきた」のように使われます。

「転居」や「転出」との違いは、新しい住所に来た際に使われる点にあります。また、同じ市区町村内での引っ越しに届けが必要ない点は、「転居」との違いになります。

「転出」とは

転出

「転出」とは、「今まで住んでいた場所を出て、他の土地に移ること」という意味の言葉です。読み方は「てんしゅつ」で、「今度の春に、県外へ転出することが決まった」「まだ転出届を出していない」のように使われます。一方、法律における「転出」は、「現在住んでいる市区町村から、別の市区町村へ住居を移すこと」を指します。また、「転出」にはこのほかに、「他の職場へ転任すること」という意味もあり、この場合は「急に○○支社へ転出することになった」のように使われます。

「転入」は新しい住所において使われ、「転出」は旧住所地で使われるという違いがありますが、どちらも別の市区町村に移る際の用語という点では同様です。一方、「転居」はこれとは違い、前述のように同じ市区町村内での住所変更について使われるようになっています。