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一般常識

「怠慢(たいまん)」と「怠惰(たいだ)」の意味と違い

「怠慢(たいまん)」と「怠惰(たいだ)」の意味と違い

「怠慢(たいまん)」と「怠惰(たいだ)」の意味と違いとは

「怠慢」と「怠惰」は、「怠」という字が共通する熟語です。意味合いも似ていることから、使い分けに混乱する人も多いでしょう。しかし、個々の正しい使い方を知ることで、そうした問題を解決することができます。

今回は「怠慢」と「怠惰」の意味や違いについて詳しく解説しますので、2つを使い分ける際の参考にしてみてください。

「怠慢(たいまん)」とは

怠慢

「怠慢」とは、「当然しなければならないことをしないこと」という意味の言葉です。やるべきことや義務を、なまけてやらないことを言います。
読み方は「たいまん」で、「親から怠慢をなじられた」「目に余る怠慢ぶりだ」「職務怠慢な社員を処分する」のように使われます。

「怠慢」の「怠」という字は、「心がとどまること」を表しており、「おこたる」「なまける」などの意味を持ちます。一方「慢」の字は、こころが伸びたるむさまを表しており、「おこたる」「おろそかにする」の意味を持ちます。

「怠惰」との違いは、以下の様な点にあります。すなわち、「怠惰」が日頃の態度などがだらしないことを指すのに対し、「怠慢」は目前にあるやるべきこと(宿題や仕事など)をなまけることを指すという違いです。

「怠惰(たいだ)」とは

怠惰

「怠惰」とは、「なまけてだらしないこと」という意味の言葉です。また、そうしたさまについても言います。
読み方は「たいだ」で「彼は怠惰な人だ」「怠惰な生活が身に染みついている」「怠惰な日常を変えたいと思っている」のように使われます。

「怠惰」の「惰」という字は、「心の緊張が解けて謹みがないこと」を表しており、「おこたる」「なまける」などの意味を持ちます。

「怠慢」との違いは、上で述べた通りです。すなわち、「怠慢」が目の前にあるやるべきことがらをなまけることを指すのに対し、「怠惰」は日常的にだらけた態度を取ることを指す点が異なっています。つまり、具体的なことがらについては「怠慢」を、日ごろの態度や習慣については「怠惰」を使うと考えると、使い分けしやすいでしょう。