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株式投資で成功する人と失敗する人の違い7選
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株式投資で成功する人と失敗する人の違い
将来への不安が募る状況の中、少しでも資産を増やしたいと、株式投資に挑戦する人が増えています。しかし実際のところ、そうやって投資を始めた人が、全員成功できるとは限りません。失敗を繰り返し、思ったような成果を上げられないという人も多くなっています。
では、投資で成功できる人と、なかなか成功できない人の間には、どんな差があるのでしょうか。
本記事では、株の初心者やこれから始めたいと思っている人のために、投資で成功する人と失敗する人の違いについて解説していきたいと思います。
確固とした投資哲学があるか
投資で成功する人によく見られるのは、「確固とした投資哲学を持つ」という特徴です。この場合、哲学の内容がどういったものかは関係がありません。実際に、成功した投資家のポリシーは、人によってそれぞれ異なります。
例えば、「株価チャートは参考にならないので、一切見ない」という人もいれば、「大事な情報が詰まったチャートは必ずチェックする」という人もいます。要するに大事なのは、「この方法で行く」という確固たる信念を持ち、それに基づいて一貫した投資を行うことです。
それに対し、株で失敗する人は、これといった哲学がないまま投資を続けるケースが多くなっています。市場の動きにいちいち動揺し、その都度取引に対する姿勢を変えてしまうため、継続して成果が出せないといったことになりがちです。
常に学習する姿勢があるか
株式投資で成功する人の多くは、常に学ぼうとする姿勢を持っています。株式市場には、「これをやっておけば大丈夫」という、普遍的な手法はありません。マーケットは常に変化しており、以前通用した方法や考え方が、今も使えるかどうかは保証の範囲外です。だからこそ、常に新しい情報に触れ、自分自身の考えや手法を更新していく姿勢が大事になってきます。実際に、株で成功する人のほとんどは、最新のニュースや技術に通じています。
反対に、株で失敗する人は、こうした姿勢に欠けることが多くなっています。固定観念が強く、狭い考えに捉われているため、新しい情報を摂取することに消極的です。そのために、市場の変化についていけないことがよくあります。
合理的な判断ができるか
株式投資で成功できる人の特徴として、「合理的な判断を貫いている」ということもあります。人間には、「バイアス心理」というものがあります。
「バイアス心理」とは、いわば願望による偏見のことですが、これは投資家にとって、もっとも警戒すべきものの1つとなっています。知らず知らずのうちに、自分の都合の良いように事実を捻じ曲げて受け取ってしまうためです。冷静な投資家ほど、バイアス心理に陥らず客観的な判断を下し、市場を的確に読み解くことができます。
一方、投資で失敗する人の多くは、こうしたバイアス心理に陥りがちです。「こうなってほしい」という無意識の願望が強いあまり、現実を見ずに偏った判断を下してしまう傾向があります。
目標がはっきりしているか
成功する投資家の多くは、「明確な投資目的を持つ」という特徴もあります。具体的な目標金額や期間を設定することは、確実な成功を引き寄せる上で大事なコツと言えます。
例えば、「旅行費用捻出のために150万円を投下し、2年で30万円の儲けを出して元金も回収したい」という目標を設けるといった具合です。そこから目標達成にふさわしい銘柄を探し、適切な投資をすることで、堅実な儲けを出しやすくなります。
それに対し、株で失敗しやすい人の多くは、こうした明確な目標を持ちません。何となく「儲けたい」という、漠然としたモチベーションで投資を続けることがほとんどです。はっきりした目標がないので、頼るべき指針もなく、必然的に投資に行き詰りやすい傾向があります。
損切りができるか
株で成功できる投資家は、「きちんと損切りができる」という特徴も持っています。「損切り」とは、損失を抱えたままの株式を売却し、損を確定させることですが、これが適切にできる人はそう多くありません。なぜならば、損失の痛みは利得の喜びより大きいからです。成功する投資家でもこうした心理は変わりませんが、その一方で、きちんとした線引きも持っています。実際に、プロのファンドマネージャーは、自分なりの明確なルールに基づいて損切りを行うのが通常です。
一方、株で失敗する人の場合は、損切りがうまくできないことが多くなっています。前述のような「損失へのおそれ」が強いあまり、目の前の損を避けようとする傾向があります。そのため、結果的に損失がふくらみ、資金を減らすことになりがちです。
資金管理ができるか
成功する投資家には、「きちんとした資金管理ができる」という特徴もあります。投資の本質は、暮らしを今より少し余分に豊かにすることであり、決して無理に資産を増やすことではありません。冷静な投資家は、その点についてよくわきまえています。ですから、決して不必要なリスクを取ることはなく、あくまで余裕資金の中での運用を心がけます。もちろん、失うと生活に困るようなお金に手をつけることは、決してありません。
それに対し、株で失敗する人の多くは、資金管理が下手なことが多くなっています。短期間で儲けようとして判断力を失い、不要なリスクを取ってしまいがちです。そのために大事なお金にも手を出し、結果として資産を減らすことがよくあります。
失敗を糧にできるか
株式投資で成功できる人の多くは、失敗を糧にして成長できるという特徴を持っています。株の世界に、「絶対」という言葉はありません。どんなに緻密な分析の下に銘柄を選んだとしても、結果として損失が出てしまうことは、往々にしてあることです。他の分野でも同様ですが、挑戦には失敗が必ずついてまわります。問題は、その失敗を将来の成功につなげられるかどうかです。実際に、成功した投資家の多くは、過去に大きな失敗をした経験を持っています。
反対に、なかなか成功できない投資家の場合、失敗から学ぶ姿勢に欠けることが多くなっています。過去の反省をせず、根拠のない投資ばかりを続けることで、結局同じ失敗を繰り返してしまうということがよくあります。
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