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「創造」「想造」「想像」の意味の違い

「創造」「想造」「想像」の意味の違い

「創造」「想造」「想像」の意味の違い

「そうぞう」という発音を聞いた時、どういった表記を思い浮かべるでしょうか。「想像」や、あるいは「創造」が浮かんだという人が多いでしょうが、場合によっては「想造」が浮かんだという人もいるかもしれません。では、これらの言葉はそれぞれどういった意味を持つのでしょうか。
今回は、「創造」「想造」「想像」の意味の違いについて、詳しく解説していきます。

創造とは

「創造」とは、「新しいものを初めて作り出すこと」という意味の言葉です。今までなかったものを、新たに創出することを言います。「創造」の「創」は「初めて作り出す」を表し、「造」は「つくる」「建てる」などを表します。英語で言うと、「creation」にあたる言葉です。
「創造的な仕事」「破壊と創造」「芸術の創造」などのように使われます。「創造」はまた、「神が万物を作ること」という意味でも使われます。この場合は、「天地創造」「創造主」のような使い方になります。

「創造」は、このように無から有を作り出すことも指しますが、一般的には既存の要素や素材を独自に組み合わせ、新しいタイプのものごとを作ることを指すようになっています。よく使われる「クリエイター」は、「創造的な仕事をする人」を指す言葉です。
「想造」などとの違いについては、以下で見ていきましょう。

想造とは

「想造」は、「創造」等と違い、一般的に使われる言葉ではありません。造語の一種で、ごく限られたケースで使われる言葉となっています。

「想造」の「想」は、「思いを巡らす」や「イメージを描く」といった意味を持ちます。つまり「想造」という言葉は、「イメージしてクリエイトする」といった意味の言葉であると言えます。あるいは、「思いを馳せつつ作り上げる」という意味にも取れます。

このように、「想造」は造語なので、一般的な使い方は存在しません。使う人や受け取る人により、意味合いも微妙に変化するようになっています。また、当然ですが、公用文で使える言葉ではありません。

想像とは

「想像」とは、「頭の中に思い描くこと」という意味の言葉です。すでに知っていることを材料にしてあれこれと推し量ったり、または現実に存在しないことを頭に思い浮かべることを指します。英語では、「imagination」と訳されます。「想」は前述のように「イメージを思い浮かべる」ことを表し、「像」は「ものの形」を表しています。「想像力を働かせる」「将来が想像できない」などのように使われます。

このように、「想像」と「創造」の読みは同じでも、意味合いには大きな違いがあります。「想像」は「頭に思い浮かべること」という意味で、「何かを作り出す」といった意味はありません。