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「宿命」「運命」の意味と違い

「宿命」「運命」の意味と違い

「宿命」「運命」の意味と違いとは

「運命」や「宿命」という言葉は、小説やドラマなどでおなじみのものです。これらは一見同じことを指すように見えますが、何か違いなどはあるのでしょうか。あるとすれば、使い分けのポイントが知りたいところです。

今回は、「運命」と「宿命」の意味や違いについて、詳しく解説していきましょう。

「宿命」とは

宿命

「宿命」とは、「生まれる前の世から定まっている、人間のさだめ」という意味の言葉です。「彼女はスターになる宿命を背負っている」「歌舞伎役者になるという宿命には逆らえない」のように使われます。読み方は「しゅくめい」ですが、仏教用語では「しゅくみょう」と読まれます。仏語としての「宿命」は、「前世における善悪や苦楽などの状態」を指します。

「宿命」の「宿」は、この場合「前世からの」といった意味になります。「命」は、「天命」などのように「神様の言いつけ」を表しています。

「運命」との違いは微妙なところですが、占いにおいては「変更できるかどうか」という点で使い分けることができます。「宿命」の場合、生まれる以前から決まっているために、避けたり変えたりすることはできないのが特徴です。

「運命」とは

運命

「運命」とは、「人間の意志を超えて、人に幸や不幸を与える力」という意味の言葉です。また、そうした力によりもたらされる幸や不幸のめぐり合わせについても言います。「2人がここで出会ったのは運命だ」「非情な運命に翻弄された人物」のように使われます。「運命」はこのほかに、「将来の成り行き」という意味もあり、この場合は「国家の運命は、この首脳会談にかかっている」のように使われます。

「運命」の「運」は、この場合「めぐり合わせ」を意味しています。

「宿命」との主な違いは、前述のように「変更の可否」という点にあります。占いでは「宿命」が前世からの決まりで変更できないのとは違い、「運命」はめぐり合わせによるものなので、日頃の行いなどによって変わることもあるのが特徴です。
ただ、一般的には「運命」の意味に「宿命」が含まれており、それほど明瞭に使い分けできるわけではありません。