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一般常識

「承諾」「応諾」「快諾」の意味と違い

「承諾」「応諾」「快諾」の意味と違い

「承諾」「応諾」「快諾」の意味と違いとは

「承諾」「応諾」「快諾」の3語は、いずれも「受け入れる」を意味する言葉です。これらは意味合いも字面も似ていることから、使い分けが難しく感じられますが、一体どういった点が異なるのでしょうか。

今回は、「承諾」「応諾」「快諾」の意味や違いなどについて、詳しく解説していきたいと思います。

「承諾」とは

承諾

「承諾」とは、「相手の意見や希望、要求などを聞いて、それを受け入れること」という意味の言葉です。読み方は「しょうだく」ですが、古くは「じょうだく」と読まれました。「上司の承諾を得る」「知人の頼みを承諾する」「親の承諾がまだだ」「承諾を与えるようこちらから頼んでみる」のように使われます。

「承諾」の「承」の字は、「人を両手で持ち上げながら受け取る」さまを表し、「受けて、それをいただく」「受け入れる」などを意味します。一方「諾」の字は、「神意にしたがう」さまを表し、「承知する」の意味を表す語として使われます。

「承諾」と「応諾」の違いは、微妙なところです。実際に、ほとんど意味の違いなく使われていますが、一般的には「承諾」の方が使われるケースが多くなっています。特に公文書などにおいては、「承諾」を使うのが通例です。

「応諾」とは

応諾

「応諾」とは、「他人の依頼や申し入れを引き受けること」という意味の言葉です。読み方は「おうだく」で、「友人の頼みを応諾する」「とりあえず応諾すると伝えてくれ」「その件はまだ応諾を得ていない」のように使われます。

「応諾」の「応」という字は、「狩りに使う鷹を胸元に引き寄せておく」さまを表しており、「受ける」「こたえる」の意味を持ちます。

「応諾」と「承諾」は、上記のように意味にほとんど違いはありません。辞書においても、「応諾」の説明で「承諾」と記載されています。そのため、基本的には特に使い分ける必要はありませんが、これも上記のように、公文書などでは「応諾」より「承諾」を使うのが一般的です。

「快諾」とは

快諾

「快諾」とは、「依頼や申し入れをこころよく承諾すること」という意味の言葉です。読み方は「かいだく」で、「こちらの提案に対し快諾を得た」「相手の快諾で、話はとんとん拍子に進んだ」「その話については、もちろん快諾させてもらうよ」のように使われます。

「快諾」の「快」という字は、「いきいきする」を表し、「ここちよい」「すばやい」などの意味を持ちます。

「快諾」は、「依頼などに対し受け入れる気持ちを表明する」という点では、「承諾」「応諾」との違いはありません。しかし、「快諾」には「こころよく」の意味が含まれる点が、ほかの2つとの違いとなっています。「承諾」などが単に「受け入れること」を指すのに対し、「快諾」は受け入れ方が積極的である点が特徴となっています。