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「生家」「実家」の意味と違い

「生家」「実家」の意味と違い

「生家」「実家」の意味と違いとは

お盆のシーズンなどになると、「実家」というワードが頻繁に聞かれるようになります。ところで、この「実家」と似た言葉に「生家」というものがありますが、両者はどの点が違うのでしょうか。あまり深く考えたことがないという人も多いでしょう。

今回は、「生家」と「実家」の意味や違いについて解説しますので、使い分ける際の参考にしてみてください。

「生家」とは

生家

「生家」とは、「その人の生まれた家」という意味の言葉です。ある人物が誕生した時に、主に暮らしていた家を指します。また、「実家」「さと」の意味合いもあります。読み方は「せいか」ですが、「しょうか」と読む場合もあります。「ここは有名な作曲家の生家だ」「生家はダム建設で沈んでしまった」「生家は昔から農業を営んでいる」のように使われます。

「生家」の「生」という字は、「草木が地上に生えた」象形から成り、「はえる」「いきる」「うまれる」などを意味します。「家」の字は、「人が住むための建物」「すまい」を意味しています。

「生家」と「実家」は、意味の違いなく使われることもよくあります。ただ、「生家」の場合は「誕生時の家」という部分に重点があり、両親が現在もいるかどうかは問わないところが、「実家」との違いに挙げられます。

「実家」とは

実家

「実家」とは、「自分の生まれた家」という意味の言葉です。読み方は「じっか」で、「今年の夏は久しぶりに実家に帰る」「実家はすっかり様子が変わっていた」「実家は代々生花店を営んでいる」のように使われます。また「実家」は、旧民法においては「婚姻などで他家へ入った者にとっての、実父母がいる家」の意味になります。こちらは現在でも、「妻が実家に戻った」などのような具合に使われています。

「実家」の「実」は、「ゆきわたる」を意味する漢字ですが、この場合は「まこと」の意味になります。

「生家」とはほとんど意味の違いはありませんが、「父母が現在住んでいるかどうか」で使い分けることができます。「生家」の場合、父母がすでに別の家に移っていることもあるのに対し、「実家」の場合は現在も父母が住んでいることが通常です。