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一般常識

「小計」「合計」「総計」「累計」の違い

「小計」「合計」「総計」「累計」の違い

小計、合計、総計、累計の違いとは

日々口にしたり目にしたりする言葉でも、正確な意味が言えないというものは少なくありません。計算に関する「小計」や「合計」といった言葉も、そうしたものの1つでしょう。しかし、よく目にする言葉な分、正しい意味を把握しておきたいところです。

そこで今回は、「小計」「合計」「総計」「累計」という4つの言葉の違いについて解説していきます。

小計とは

小計とは、全体の中で、最も小さな範囲の集計を求めることを言います。

衣料品などの小売り店を例に取りましょう。この店の売上高の計算が、1日ごと、10日間ごと、1ヶ月ごとと、順番にまとめていく方法だとします。すると、この場合の小計は、1日ごとの集計ということになります。なぜなら、1日ごとの集計が売り上げの最も基本の単位であり、それらをすべてまとめた数字が、全体の売上高(1ヶ月ごとの集計)になるからです。

上の例は時間軸で分けたものでしたが、別のケースでも同様です。例えば、商品の種類別の売り上げ計算においては、個々の商品の売り上げ集計が小計となります。つまり、小計とは、全体をいくつかの部分に分けた際の、最も小さな単位の集計であるということができます。

小計と合計の違いについては、次に説明しましょう。

合計とは

一般的に言う合計とは、あるものの数値と、別のものの数値を合わせることを言います。ですが、小計や総計という言葉と同時に使われる際には、意味が限定されます。

上と同じ例を用いて説明しましょう。期間ごとの売り上げにおいて、小計は1日ごとの集計であると説明しました。すると、合計は10日間ごとの集計ということになります。つまり、小計が全体の中の最も小さな単位であるのに対し、合計はその次に大きな単位であるというわけです。商品の種類別で考えると、例えば特定ブランドのジーンズの売り上げが小計とするなら、合計は、他のジーンズ類の売り上げも合わせた集計ということになります。

合計と総計の違いについては、さらに以下で説明しましょう。

総計とは

総計とは、あるものの全体の数値を足した値を言います。

これもまた、小売店の売り上げの例を使って説明しましょう。この場合の総計は、1ヶ月間の売り上げ集計にあたります。つまり、期間を区切った売り上げ集計で、最も大きな単位である1ヶ月間の集計が、総計になるわけです。

商品別の集計においても同様です。上では、あるブランドのジーンズの売り上げを小計、ジーンズ類をまとめた売り上げを合計と述べました。そうすると総計は、ジーンズ以外の衣類も含めた売り上げということになります。

小計、合計、総計については、以上のような違いがあります。一方、累計はこれらとは性質に違いがあります。それについては以下で説明しましょう。

累計とは

累計は、上で述べた通り、小計や合計、総計とは性質に違いがあります。累計は、その時点での合計と小計の和になります。

累計の「累」には、「かさねる」という意味があります。つまり、1つ1つの単位が足されていく様子を表しているわけです。再び売り上げの例で言うと、現時点が15日の営業後であった場合、その日までの売り上げをプラスしたものが、累計になります。累計は、当然1日ごとに、小計の分だけ大きくなっていきます。月末になれば、累計の値は総計と同額になることになります。

累計を出すことにより、現時点での売り上げ等を、明確に把握することができます。それにより、目標額との差額が掴みやすいなどのメリットがあります。