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一般常識

「活字」「手書き文字」「文字」の意味と違い

「活字」「手書き文字」「文字」の意味と違い

「活字」「手書き文字」「文字」の意味と違いとは

「活字」という言葉は日常的によく聞きますが、実際どのようなものを指すのかご存知でしょうか。具体的な説明ができる人は、意外に少ないかもしれません。また、「手書き文字」や「文字」との違いも分かりにくいところです。

そこで今回は、「活字」「手書き文字」「文字」の3つの言葉について、その意味や違いを詳しく解説していきたいと思います。

「活字」とは

活字

「活字(かつじ)」とは、「活版印刷に使う凸型の字型」という意味の言葉です。「活版印刷(かっぱんいんさつ)」は、こうした「活字」を1つ1つ組み合わせて作った版(活字版)を使って行う印刷方法を指しています。

「活字」は、木製または金属製の四角柱の一方の面に左右反対になった文字が浮き彫りされており、紙などに転写すると普通の文字となります。長く印刷の主体として使われてきましたが、現在は「写真印刷」という印刷方法が一般的です。

「活字」はまた、上の意味から転じて、本や雑誌のような「印刷されたもの」の意味も持ちます。「活字中毒」などという場合は、こちらの意味合いになります。

「活字」と「手書き文字」の違いは、「字の形が決まっているかどうか」という点にあります。「活字」は1つ1つの文字の形がまったく同じであり、また読みやすいようにデザインされているので、「手書き文字」とは字体もやや異なります。

「手書き文字」とは

手書き文字

「手書き文字(てがきもじ)」とは、文字通り「手で書いた文字」という意味の言葉です。人間が手で筆やペンを握り、それを動かして書いた文字を指します。「手書き文字は温かみがある」「手書き文字による手紙」のように使われます。

「手書き文字」と「活字」の違いは、上で述べたように、「字の形が常に同じかどうか」という点にあります。「活字」が決まった字体の字型を指し、印刷された文字はどれも同じ形になるのとは違い、「手書き文字」は個々の人間がその都度書き起こすため、字の形は1つ1つ変化します。また、これも前述のように、「手書き文字」と「活字」の字体は、同じ文字でも微妙に異なるものが多くなっています。

「文字」とは

文字

「文字(もじ)」とは、「言葉を表記するために用いられる記号」という意味の言葉です。具体的には、「ひらがな」や「カタカナ」、「漢字」、「アルファベット」といったものが、「文字」にあたります。

「活字」との違いは、「印刷されたものかどうかは問わない」という点にあります。紙に印刷された字であれ、岩や木に彫刻されたものであれ、それがひらがなや漢字などと分かれば、「文字」に含まれます。同じように、「手書き文字」も「文字」に含まれますが、「手書き」かどうかは「文字」の条件には関係がありません。以上のような点を踏まえると、3つの使い分けがしやすいでしょう。