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「会話」「談話」「対話」の意味と違い

「会話」「談話」「対話」の意味と違い

「会話」「談話」「対話」の意味と違いとは

「会話」「談話」「対話」は、いずれも「話し合う」ことを表す言葉です。普段からよく耳にするこれらの言葉ですが、いざ使い分けようとすると、意外に難しいことに気づくでしょう。果たしてこの3語は、どのような点が異なるのでしょうか。

今回は、「会話」「談話」「対話」の意味や違い、使い分けのポイントなどについて解説していきましょう。

「会話」とは

会話

「会話(かいわ)」とは、「複数の人が互いに話すこと」という意味の言葉です。また、そうして話された内容についても言います。「初対面の人ばかりだったが、飲み会での会話はとても弾んだ」「久しぶりに会う友達との会話は、ぎこちないものだった」のように使われます。

「会話」の「会」は「顔を向かい合わさせる」「対する、向かう」などの意味を持ちます。「話」は、「お互い声で何かを伝えあう」を意味します。

「談話」「対話」とは、基本的な意味に違いはありませんが、ニュアンスや使われる場面には違いがあります。「会話」の語が使われるのは、主に日常生活での何気ないやり取りについてです。また、外国語で話し合うことを表現する際は、「談話」や「対話」ではなく、通常は「会話」が使われます。例えば、「英会話」などと言った具合です。

「談話」とは

談話

「談話(だんわ)」とは、「話をすること」という意味の言葉です。「2人はライバル企業のトップ同士だが、なごやかに談話している」「談話室でコーヒーを飲みながら人を待つ」のように使われます。

「談話」の「談」の字は、「かたる」や「はなす」を意味し、「雑談」「会談」のように使われます。

「談話」の特徴は、「くつろいで話す」ことに重点を置くところにあります。これに対し「会話」は、「話をやり取りすること」に重点を置く点で、「談話」と使い分けることができます。また、「談話」には、「あることがらに関して、非公式か、または形式ばらずに行う意見の発表」という意味があるも点も、「会話」「対話」との違いになります。この場合は、「首相の談話」のように使われます。

「対話」とは

対話

「対話(たいわ)」とは、「向かい合って話し合うこと」という意味の言葉です。また、その話についても言います。「市長と住民との対話は、なかなかかみ合わなかった」「反対派との対話には、終始緊張感が漂っていた」のように使われます。

「対話」の「対」の字は、この場合「向く」「向き合う」を意味しており、「対面」のように使われます。

「対話」の特徴は、「お互いにきちんと向き合う」ことに重点を置くところにあります。例えば「親子の会話」という場合、単なる家族の日常会話といったニュアンスになりますが、「親子の対話」という場合は、親と子が真剣に向き合うといったニュアンスになります。また、複数の話し合いで「対話」を使う場合は、それぞれの立場などに隔たりがあることが前提となります。