ビジネス用語
「イシュー」の意味とは?使い方や例文
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イシューの意味と使い方とは
ビジネスシーンでは「イシューを取り上げる」「イシューを特定する」「イシューを確認する」といったような表現がよく使われています。
「イシュー」は英語であると同時に俗に言うカタカナ語です。
ここではイシューの意味や使い方についてご説明していきます。
イシューの意味とは
イシューとは英語の「issue」の意味から来ており、辞書から一部抜粋すると、「課題」や「発行物」といった意味を持ちますが、カタカナ語として使用される場合には主に「課題」といった意味で使用されます。
イシュー(Issue) とプロブレム(Problem)の違い
すでに「プレブレム(Problem)と同じなのでは?」と疑問に思っている方もいると思いますが、「プレブレム」は害をもたらす・解決すべき「問題」に対して使われますが、「イシュー」は議論の対象となるべき「課題」に対して使われます。
例えば、自社で販売していた商品がすぐに壊れるといったことは「問題」つまり「プレブレム」となりますが、自社の商品をより壊れないようにするといった「課題」は「イシュー」となります。
イシュー(Issue) とタスク(Task)の違い
また、仕事で頻繁に使われ、意味の似た言葉に「タスク(Task)」がありますが、タスクは「自分が行う作業」といった意味になります。つまり「午前中までに見積もりを送る」「1時から営業会議に参加する」といったものがタスクとなるため、イシューは意味が大きく異なります。
イシューの使い方
- 次回の会議では顧客満足を高めるためのイシューについて意見を出し合いたいと思います。
- 次の製品を企画する前に現状のイシューを明確に特定することが先決だ
- 一人前の社会人となるためにはまずはビジネスマナーを覚えるのが当面のイシューです。
カタカナ語としてのイシューは名刺として使用します。そのため、イシューを使う時には動詞して使わないように注意しましょう。
そのため「イシューする」といったような動詞としての使い方をされることはありません。
ちなみに都心に住んでいる方や都心に勤務している方の中には駅前などで「The Big Issue(ビッグイシュー)」と書かれた雑誌をホームレスの方が販売しているのを見たことがある方もいると思います。
「The Big Issue」はホームレスの社会復帰を手助けするための雑誌ですが、この場合のイシューは「発行物」といった意味になりますので、カタカナ語のイシューとは別の意味になります。
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