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「高止まり」の意味とは?使い方や例文、対義語、類語・関連語
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「高止まり」の意味とは?使い方や例文、対義語、類語・関連語
「高止まり」という言葉は、経済関連のニュースでよく目にしますが、その他の分野でもしばしば使われるようになっています。主に株価などの数字に関して使われる言葉ですが、相場などに関心がない人の場合、ぼんやりとした意味合いしか分からないというケースもあるかもしれません。一体「高止まり」とは、具体的にどのような状態を指す言葉なのでしょうか。
今回は、「高止まり」という語の意味や使い方に加え、対義語や英語表現、類語などについても詳しく解説していきたいと思います。
「高止まり」の意味
一般的な意味での「高止まり」
ビジネスシーンを含めた一般的な場面で使われる場合の「高止まり」とは、「ある数値が高い水準のままで動かない状態にあること」を指します。「高い値で止まったまま」ということから、この呼び方がされるようになりました。読み方は、「たかどまり」になります。さまざまな場面で使われますが、特に株式や為替などの相場や、モノの値段などについて使われることが多くなっています。
建設用語としての「高止まり」の意味
「高止まり」という言葉は、上記のような使い方以外に、建設用語として全く違う意味で使われることもあります。この場合の「高止まり」の意味は、「既製コンクリート杭や鋼杭の施工において、打ち込んだ杭の位置が設計時の予定よりも高くなってしまうこと」というものになります。
こうした「高止まり」の発生にはいくつかの要因が考えられますが、多くの場合、支持層に起伏があるケースや、崩壊しやすい地盤があるケースで起こるようになっています。「高止まり」が発生した杭については、一般的には、設計時の天端(てんば:上端部分のこと)に合わせて杭頭をカットすることで対応します。
「高止まり」の使い方・例文
上では「高止まり」の意味について見ましたが、実際にはどのような使い方をされているのでしょうか。この項目では、主にビジネス用語としての「高止まり」の使い方について、具体的な例文を挙げて見ていきましょう。
例文①:「日経平均株価は、このところずっと高止まりしている」
例文②:「ドル円相場は、一時1ドル109円台に達するなど、今月に入って高止まりの様相を見せている」
例文③:「中央銀行は、インフレ率が当初の予想より長期間高止まりする可能性があるとの見方を示した」
例文④:「米長期金利の高止まりにより、リスク回避的なドル売りは抑制される可能性がある」
例文⑤:「アメリカの消費者物価指数は、先月に引き続き高止まりの見込みとなっている」
例文⑥:「新型コロナウイルスの感染者数は、直近では高止まりの状況となっている」
「高止まり」の対義語
続いては、「高止まり」の対義語についてです。「高止まり」という言葉の対義語は、「下げ止まり」になります。「下げ止まり」の意味は、「相場や価格などの下落が止まること」というものです。「下げ止まり」の使い方は、以下の例文のようになります。
例文①:「このところ株価はどんどん落ちていたが、ようやく下げ止まりとなったようだ」
例文②:「金相場は続落したが、下げ止まりの動きも見られる」
例文③:「昨年後半は下げ止まりの兆候もあった地価だが、今年に入って急落している」
例文④:「下げ止まりと見られていた住宅ローン金利が、ここに来てさらに低下した」
例文⑤:「下げ止まり傾向を見せていた新型コロナ感染者数が、ここ数日で急激に増加している」
「高止まり」の英語表現
「高止まり」は英語では、どのように表現されるのでしょうか。
「高止まり」を英語で言うと、「remain high」となります。「remain」は「(状態が変化することなく)依然として」「(引き続き・相変わらず)~のままである」という意味の動詞で、「high」は「高い、高位の」を意味しますから、「remain high」は「あるものごとが高い状態のままにある」といった意味を表すことになります。具体的には、「In the future, food prices are likely to remain at high levels.(食料価格は今後も高止まりすると見られている)」のような使い方がされます。
「高止まり」の類語・関連語
最後に「高止まり」の類語や関連語について紹介しておきましょう。
頭打ち
「頭打ち」とは、「ものごとが限界に達して、これ以上は向上できない状態になること」という意味の言葉です。たとえば、「生産量が頭打ちになる」のような使い方がされます。また、証券用語としては、「上昇を続けてきた相場が、それ以上上がらなくなること」を意味します。この場合、「日経平均株価は頭打ちとなっている」のように使われます。
天井
「天井」は、本来屋根裏を覆って塵除けや保温などのために室内の上部に張る部分を指しますが、このほかに「物価や相場などの最高値」の意味も持ちます。株式市場などにおける、直近での一番高い値段のことで、「相場が天井を打つ」などのように使われます。また、「青天井」という使い方もよくされますが、これは「相場や金額が果てしなく上がる状態」を指します。
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