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「ただし」と「しかし」の意味と違い

「ただし」と「しかし」の意味と違い

「ただし」「しかし」の意味と違いとは

文章を書く際、もっとも難しい問題の1つが、接続詞の使い方です。特に「ただし」と「しかし」の使い分けは、毎回頭を悩ませるとう人も多いでしょう。この2つは意味合いは似ていますが、細かい使い方は異なります。
では、具体的にどう使い分ければよいのでしょうか。

今回は、「ただし」と「しかし」の違いについて解説していきましょう。

「ただし」とは

ただし

「ただし」は、副詞の「ただ」に副助詞「し」がついたことで出来た言葉です。意味合いは、「前述のことがらに対し、その条件や例外などをしめす」というものになります。
あることがらについて述べた後で、そのことがらについての条件や例外などを述べる際、接続詞として間に投入されます。具体的には、「入場自由。ただし、6歳未満は保護者同伴のこと」「明日の試合には出られる。ただし、無理は禁物だ」のように使われます。

「ただし」と「しかし」は、意味合い的に大きな違いはありません。しかし、細かい使われ方には違いがあります。
接続詞にはいろいろな種類がありますが、このうち「ただし」は、「補足の接続詞」にあたっています。前の文を補足し、一定の条件や例外などを設ける際に使われるのが特徴です。それに対する「しかし」の用法は、以下で説明していきましょう。

「しかし」とは

しかし

「しかし」の意味合いはいくつかありますが、主に使われるのは、「前に述べたことや、相手の判断と対立する内容を話す時に用いる」という用法です。具体的には、「話はわかった。しかし、納得はできない」「予報では今日も雨だ。しかし、予定は中止できない」のように使われます。

「しかし」もまた、「ただし」と同じような意味合いを持つ接続詞で、違いが分かりにくいところです。ただ、「ただし」が前述のように「補足の接続詞」として使われるのに対し、「しかし」は「逆接の接続詞」として使われる点で異なっています。前の文の流れとは逆の方向へ話を進めるのが「しかし」の役割で、「ただし」のような補足の役割はありません。使い分ける際は、こうした点に気をつけてください。