HOME>ビジネス用語>「ロハ」の意味とは?使い方や例文

ビジネス用語

「ロハ」の意味とは?使い方や例文

「ロハ」の意味とは?使い方や例文

「ロハ」の意味とは?使い方や例文

「ロハ」という言葉は、最近では聞く機会が減ったものの、今でもたまに耳にします。しかし、正直なところ意味がよくわからないという人も多いでしょう。

そこで今回は、ビジネスシーンやプライベートで使われる「ロハ」の意味や用法などについて、わかりやすく解説していきたいと思います。

「ロハ」の意味

「ロハ」というと外来語のようにも聞こえますが、実際は漢字に由来すると言われています。ここでは「ロハ」の意味と、その語源について紹介しましょう。

「ロハ」とは

一般に言う「ロハ」とは、「無料」という意味の言葉です。商品やサービスなどの代金・料金が不要なことを言います。特にビジネス用語というわけではありませんが、一時期の職場では頻繁に使われていました。大正期から使われるようになった俗語であり、昭和の終わりごろまでは一般的に使われていましたが、現在は使用例が少なくなっています。

「ロハ」の由来

「ロハ」という言葉は、ある漢字を元として作られたとされています。その漢字とは、「只(ただ)」という字です。「只」には「無料」の意味がありますが、これを上下のパーツに分けて、「ロハ」という読みに変えたと言われています。一方、「ドイツ語起源説」というものもあり、こちらはザクセン=アンハルト州の方言で、誰にでもおごるような気前のいい人のことを「ロッハー」と呼ぶことに起因するとしています。しかし、実際には後者は後付けの俗説であり、前者の説の方が正しいとする見方が有力です。

上記のように、大正時代に作られて流行った言葉であり、その後も昭和期まで盛んに使われていました。

「ロハ」の使い方・例文

上では「ロハ」の意味について学びましたが、実際の使い方も知りたいところです。この項目では、「ロハ」の用法を具体的な例文で紹介していきましょう。
「ロハ」という言葉は、「ロハで」「ロハにする」などの使い方がよくされます。また、相手にお願いする形で使用することが多いという特徴もあります。これは、ストレートに「タダでお願い」とは言いづらいので、なるべく砕けた言い方で和ませたいという意識の表れだと思われます。

では、例文で見てみましょう。プライベートとビジネスシーン両方の用例を挙げて見ました。

例文:「今日は全部部長のおごりだから、飲み代はロハでOKだってさ」

例文:「悪いけど、コーヒー代はロハにしてもらえないかな。今持ち合わせがないんだ」

例文:「知り合いから映画の鑑賞券をもらったので、ロハで映画が見れた」

例文:「以前ロハ同然の仕事を受けたことがあるが、もう二度とやらないよ」

例文:「ちょっと仕事を手伝ってくれないか。報酬はロハだけど、交通費と食事代は出すから」

「ロハ」の注意点

ここまで「ロハ」の意味や使い方について、例文を交えて見てきましたが、最後に「ロハ」を使う際の注意点も紹介しておきましょう。

簡単に了承しない

ビジネスシーンでは、「ロハでお願い」などと言われることも、場合によってはあるかもしれません。しかし、こうした際に軽々しくOKするのは、絶対にやめた方が良いでしょう。人間関係や今後の付き合いなどを考えると、無碍に断りにくいこともあると思いますが、ことお金に関しては慎重になるべきです。うっかり一度引き受けてしまったせいで、その後も付け込まれるかもしれません。「一度持ち帰らせてください」などと、冷静な対応を心掛けましょう。

今はほぼ死語

上の項目でも述べましたが、「ロハ」という言葉は昭和の終わりごろまで使われていたものの、現在ではめっきり使用例が少なくなりました。実際のところ、ほとんど死語と言っても過言ではありません。40~50代以上の人であれば通用するでしょうが、30代以下の人には通じにくいと思われます。だからと言って、若手が年配の人に使ってよいかと言うと、そうではありません。あつかましい上に俗語なので、常識を疑われます。「ロハ」は使うとしても、同僚など気心のしれた相手に限った方が賢明です。