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人材紹介会社(転職エージェント)を利用するメリットとデメリット23選

人材紹介会社(転職エージェント)を利用するメリットとデメリット

転職活動を行う方法には転職サイトやハローワーク以外にも人材紹介会社(転職エージェント)を利用する方法があります。
人材紹介会社は人材を募集している企業を紹介してくれるだけでなく、履歴書や職務経歴書の添削、面接の指導、年収の交渉などを行ってくれるため、その他の転職方法にはないメリットが多くあります。
しかし、その反面いくつかのデメリットも存在しているのも確かです。

ここでは人材紹介会社を利用するメリットとデメリットをいくつかご紹介していきます。

人材紹介会社(転職エージェント)を利用するメリット

冒頭でも記載したように人材紹介会社には多くのメリットがあります。ここでは人材紹介会社を利用して転職活動を行うメリットについてご紹介していきます。

求人の紹介を受けられる

人材紹介と言うように人材紹介会社は求職者に対して求人を行っている企業を紹介することをなりわいとしている企業です。
転職サイトを利用した転職活動では自分のスキルや給与などの労働条件だけでなく、企業側が求める人材象など様々な条件を基に数千、数万と言った求人の中から応募する企業を探さなければなりません。

一方、人材紹介会社を利用した場合には希望条件を伝えるだけで、人材紹介会社の担当者が、企業側の要望も踏まえ条件に合った企業を紹介してくれますので、双方の条件に合った企業が見つかりやすいと言ったメリットがあります。

履歴書や職務経歴書の添削を行ってくれる

履歴書と職務経歴書は転職活動において非常に重要な書類となります。
企業によっては書類選考があり、履歴書や職務経歴書の書き方だけでなく、記載する内容だけで選考の合否が決まってしまいます。
また、書類選考の後に行われる面接でも履歴書や職務経歴書を基に質疑応答が行われるため、自分をうまく相手にアピールできるかどうかは書類によって変わってきます。

人材紹介会社は企業の紹介だけでなくコンサルタントによる履歴書や職務経歴書と言った書類の添削も行ってくれると言ったメリットがあります。

面接の対策も行ってくれる

上記に続き面接対策も行ってくれるのも人材紹介会社のメリットです。
一般的な面接対策はもちろんのこと、その企業の面接官がよくする質問や相手の企業に響きやすい自己PRの仕方など応募する企業ごとの面接対策も行ってくれます。

キャリアプランに応じたアドバイス

「もっと給与が欲しい」「もっと高い役職につきたい」「専門性を高めたい」「地元で役立つ能力を身に付けたい」など人それぞれ様々なキャリアプランをお持ちです。

そういったキャリアプランに基づいた企業紹介を行ってくれるのも人材紹介会社を利用するメリットです。

例えば「もっと給与が欲しい」と言っても今よりも給与を上げたい方もいれば、年収1000万円、2000万円と言った給与が欲しい方もいると思います。さらに、何歳までに実現したいかと言ったことでもキャリアプランは人によって異なります。
具体的なキャリアプランを持ち、その方法を知っている方であれば、問題ありませんが、そういった方は比較的少ないと思います。
人材紹介会社はそういった自分が持っているキャリアプランを実現するためのキャリアアップの相談やアドバイスなども行ってくれます。

退職に関するアドバイスも受けられる

冒頭でも記載したような転職活動に関するアドバイスだけでなく、現在の勤め先の退職に関するアドバイスが受けられるのも人材紹介会社を利用するメリットの1つです。

退職の仕方と言った基本的なことはもちろん、円満退社のコツなども教えてくれます。
また、近年はパワハラが社会問題とされているため減少していると言われていますが、退職の希望を伝えたことからイジメや嫌がらせなどのパワハラを受けることや退職を拒否されると言ったことも少なからず存在しています。

退職届(退職願)を提出したけど、拒否されたら」にも記載しましたが本来は退職の意思を伝えてから2週間が経過すれば会社の了承なく退職することは可能です。しかし、上司や会社によってはそういう訳にはいかないと言った場合にもあると思いますし、分かってはいてもできるだけ上手に辞めたいという方も多いと思います。

そういった状況になってしまった場合でも相談できる、アドバイスをしてもらえると言ったことは人材紹介会社を利用する大きなメリットなります。

給与や勤務地などの労働条件の交渉を行ってくれる

転職サイトを利用して自ら応募する際も給与や勤務地など労働条件に関する交渉をすることは可能ですが、合否が出るまでしにくいことも多いと思います。
また、内定が出た後に交渉したとしても企業側が条件に応じてくれなければ、辞退することも視野に入れて考える必要がありますが、辞退してしまえばそれまでの苦労が水の泡となってしまいます。

人材紹介会社を利用した場合にはそういった労働条件の交渉も求職者に変わって人材紹介会社の担当者が企業側と行ってくれますのでスムーズにいきやすいと言ったメリットがあります。

場合によっては、職種や勤務地、年齢など同じ条件であったとしても転職サイト経由の応募者よりも優遇された条件で採用される可能性もあります。

異業種や職種替えの転職活動もしやすい

転職活動を行う方の中にはこれまでと違った業種への転職を希望している方もいると思います。また、業種は同じでもエンジニアから営業と言ったように違う職種に転職を希望している方もいると思います。

しかし、異業種や職種替えと言った場合には、企業がそういった人材を求めているかどうかは転職サイトや企業のホームページからだけでは分かりにくいことが往々にして存在しており、せっかく応募したもののそういった人材を企業が求めていなければ無駄な応募となってしまうことがあります。

一方、人材紹介会社は異業種や職種替えと言った人材でも採用が可能かどうかを事前に確認してくれますので、無駄な応募を避け異業種や職種替えの転職活動がしやすいと言ったメリットがあります。

転職サイトや企業の採用ホームページでは分からないことが分かる

「転勤が多い」や「残業が多い」、「社風が合わない」と言った理由から現在勤めている会社を辞めて転職活動を行っている方も多くいます。
また、そういった条件は応募前に質問できればいいですが、内容によっては企業側の心象を悪くしてしまい合否に影響が出る場合もあるため聞きにくいと言った方も多くいます。
さらに、そういった条件は転職サイトや企業のホームページにはっきりと記載されていないことも多く、条件に合う企業を探すのは非常に困難です。

一方、人材紹介会社を利用した場合には人材紹介会社の担当者が求職者に変わってそういった条件を確認してくれますので「転勤の有無」や「残業の有無」「社風」、と言った条件なども考慮しながら自分に合った企業を探すことできると言ったメリットがあります。

担当者からも企業に求職者のPRをしてくれる

転職活動で内定を取れるかどうかは自分をうまくPRできるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。
しかし転職サイトなどで転職活動を行った場合にはそういったチャンスは面接の場しかなく、しかも自分が行う以外にありません。

一方、人材紹介会社を利用した場合には自分だけでなく人材紹介会社の担当者も一緒になって企業に求職者のPRを行ってくれます。
そのため面接でうまく伝えられなかったことや面接で聞かれなかったことでも人材紹介会の担当者がフォローしてくれると言ったメリットがあります。

選考が受かりやすい

上記でも触れたように、人材紹介会社の担当者からも応募する企業にフォローを入れてくれるため転職サイトなどよりも選考に受かりやすいと言ったメリットがあります。
一概に言えることではありませんが、あるデータでは転職サイトなどよりも30%以上の確率で選考に受かりやすいという方もいます。

また、人材紹介会社は企業と紹介契約をつなぐに当たり「どういった人材を求めているのか」「どういったスキルを求めているのか」を事前に把握しています。そのためフォローをしてくれるだけでなく、「どうアピールすべきか」、「何をアピールすべきか」をより具体的に知ったうえで面接に望むことができるためなどを選考に受かりやすくなります。

不採用の理由が聞ける

転職活動に限らずアルバイトの応募や新卒の就職活動などで不採用になった経験がある方ならお分かりかと思いますが、選考途中で不採用となった場合、その理由を教えてくれる企業はまずありません。
不採用の通知を受けた後に直接確認することで教えてくれる企業もごく稀に存在していますが、企業イメージなどを考慮して差し控える企業の方が圧倒的に多いのが現状です。

人材紹介会社は企業に求職者を紹介した後には合否の確認に加えて不採用の理由なども確認してくれるため、毎回確認できる訳ではありませんが不採用の理由を聞ける可能性が高くなります。そうなれば今回の不採用の理由を今後の転職活動に活かすことができると言ったメリットがあります。

企業との連絡や調整も行って貰える

転職活動を行う方の中には今の企業に務めながら転職先を探している方も多くいます。しかし、日中は今の企業で業務を行っていることもあり、面接の日程調整のために企業から電話があっても出れなかったり、折返しかけても相手の方が出れず、面接の日程調整などがうまくいかないこともあります。

特に厳選採用と呼ばれる採用人数が少ない場合には、採用基準を満たした求職者が見つかった時点で採用が終わってしまうこともあります。

その点、人材紹介会社を利用することでそういった調整も人材紹介会社が行ってくれますので業務に支障をきたさないだけでなく、スムーズな転職活動を行うことが可能になると言ったメリットがあります。

転職活動に関する相談相手ができることで精神的に楽になる

「転職活動は孤独との戦い」と言われることがあります。
新卒として就職活動を行った方は似たような状況にあったと思いますが、同学年の友人などもほぼ同条件下で同時期に就職活動を行うため、企業選びから面接対策など全て一人で行う転職活動とは違いがあり、一人で戦う転職活動はより孤独感を感じやすいと言われています。
中には、孤独感に耐えられず転職活動を諦めてしまう方もいるほどです。

人材紹介会社を利用することで、そういった孤独感を感じずに転職活動を行えるため人材紹介会社を利用ことは大きなメリットなります。

転職サイトでは出会えない非公開求人に出会える

非公開求人とは?非公開求人が存在する8つの理由」にも記載しましたが、社名を公表しない非公開求人と呼ばれる募集方法があり、給与などを公表したくない役職者の募集や現在働いている社員よりも労働条件の良い募集を行うことから一般的には公開せず非公開に求人募集を希望する企業もいます。

しかし転職サイトなどに掲載する場合にはガイドラインや求人媒体が独自に定めている掲載基準があるため非公開求人とすることが難しいこともあります。

その点、人材紹介会社であれば、そういった理由により公開できない求人も取り扱えるためは公に募集されていない募集やより良い労働条件の募集などの非公開求人にも出合うことができると言ったメリットがあります。

気が付かなかった適職が見つかる

自分に合った仕事や会社に転職したいと考えていることかと思いますが、転職活動は1人で行うことから適職などを見つけるのは非常に困難です。

一方、人材紹介会社を利用することでコンサルタントの方に色々と相談することができますので、1人では気が付かなかった適職が見つかることや、自分に合った会社が見つかることもあるためメリットの1つなります。

無料で利用できる

これまで人材紹介会社を利用することで得られる様々なメリットをご紹介する中で人材紹介会社には企業紹介以外のサービスがあることもご説明してきましたが、それらのサービスは基本的に無料で利用することができます。

人材紹介会社(転職エージェント)を利用するデメリット

人材紹介会社を利用することで上記のような様々なメリットがありますが、その反面デメリットも存在しています。
メリットだけでなくデメリットも含めて理解することで、自分の転職活動には人材紹介会社が必要かどうか判断することができるようになるはずです。

強引に入社させられてしまうこともある

人材紹介会社は一般的に企業に求職者を紹介し、紹介した求職者が入社することで企業から報酬を得ています。そのため、企業にいくら求職者を紹介しても入社が決まらなければ報酬を受け取ることができません。

そのため、半ば強引に入社を勧める悪徳人材紹介会社もしているようです。
もちろん、大半の人材紹介会社がそういった行為を行う訳ではありませんが、どんな業界にも悪徳と呼ばれるような業務の仕方をする企業は存在するためデメリットとして存在します。

転職サイト経由の応募者が優先されることもある

人材紹介会社を利用し求職者を募っている会社の中には転職サイトなども同時に利用して求職者を募っている会社がありますが、条件によっては人材紹介会社よりも転職サイト経由の応募者が優先されて採用されてしまうと言ったデメリットがあります。

これには上記で紹介した人材紹介会社の得る報酬額、つまりは企業が人材紹介会社に支払う費用が関係しています。
この費用は人材紹介会社や紹介する企業、さらには職種や業種などによっても異なりますが、一般的には入社する方の年収の30%前後とされており、年収300万円の方であれば90万円/人、年収500万円の方であれば150万円/人の費用が発生することになります。

そのため、企業によっては採用基準を満たした求職者が転職サイトと人材紹介会社からそれぞれ出てきた場合にこれ以上費用がかからない転職サイト経由で応募してきた求職者を優先して採用してしまうことがあります。

採用のハードルが上がることもある

上記で紹介したように人材紹介会社を利用した採用には採用人数に応じて費用がかかることから、採用のハードルが上がりやすいこともあります。
もちろん、必ずしも人材紹介会社経由で紹介されたからと言ってもハードルが上がるわけではありませんが、可能性がある以上デメリットとして存在します。

希望している求人があるとは限らない

人材紹介会社は契約している企業にしか紹介することができません。そのため、希望している求人が必ずしもあるとは限らないと言ったデメリットがあります。

最近はテレビ電話などを利用し来店せずに紹介を受けることができる会社も出てきていますが、基本的には直接面談をして行うことが多いため、希望している求人がなければ人材紹介会社へ訪問するための手間や交通費などが無駄になってしまうこともあります。

ホワイトカラーが中心

最近は仕事でスーツを着ないことも多くなってきていますが、人材紹介が取り扱う求人はホワイトカラーと呼ばれるネクタイを締めスーツを着て仕事をするような職種への人材紹介が中心となります。

日本には人材紹介を行う企業が15,000社以上いると言われており、競争が激化していることから、ホワイトカラー以外への人材紹介を行う企業も出てきていますが、その数は決して多くはなく、地域などによってはそういった人材紹介会社が近くないという方も存在しています。

そのためホワイトカラー以外への転職を希望する方には利用できないこともあると言ったデメリットがあります。

人材紹介会社主導の転職活動になってしまいやすい

デメリットの冒頭でも記載したように人材紹介会社は、企業に紹介した求職者が入社してはじめて報酬を受け取ることができます。
そのため、強引とは言えないまでも人材紹介会社の主導で転職活動が進んでしまうことも少なくありません。

もちろん、しっかりと自分の希望や意思を伝えることで容易に回避することができますが、伝えられなければデメリットとなる可能性は十分にあります。

担当者によっては転職活動が失敗してしまうかも

人材紹介会社に登録すると一人ひとりに専任の担当者がつき、企業紹介などを行ってくれますが、必ずしも全ての担当者が優秀と言うわけではありません。
また、価値観なども含め相性が合わないと言ったことになれば、適切なアドバイスなどを受けることもできず、場合によっては転職が失敗してしまうと言ったデメリットも存在しています。