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見切りをつけて退職した方がいいかもしれない会社の特徴100選

見切りをつけて退職した方がいいかもしれない会社の特徴100選

こんな会社は長くは続けられない!?見切りをつけて退職した方がいいかもしれない会社の特徴100選

がんばって就職活動を行い入社が決まっても、会社の雰囲気や業務の実態は勤務を始めないと分かりません。
特に多くの新入社員は、会社の新しい仲間として迎えられ、先輩の教えをどんどん吸収していつかは会社の中心となるべく働きたい、という希望に満ちた思いで初勤務日を迎えるのではないでしょうか。
ですが、残念ながら中には長く勤めるのには向かない、率直に言うと従業員を大切にしない会社も少ないながらも存在します。
実態は様々ですが、一般的には私生活が崩壊しかねない長時間労働を強いたり、理不尽な重圧を与えて精神的苦痛を与えたりして労働者を使い潰すような企業もあります。
自分に合う会社かどうかは、入って仕事をしてみないと分からない、というのが実際のところ。
しかし、「長く勤めると、のちのち良くなさそう」という兆候が見られる場合があります。

そこで、できる限り早めに見切りをつけて退職した方が良さそうな会社にありがちな傾向を100個紹介します。
今の会社、入ったけれど何かしっくり来ない・・・
そんな風に思っているのであれば、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

時間的束縛が厳しい

時間的束縛が厳しい

正社員として働く以上、ある程度の時間的束縛は仕方ないことではあります。
ですが、理不尽に残業を要求される、極端に拘束時間が長いなどの束縛を受ける会社は要注意です。
慣れてしまうと当たり前のようになってしまうのが怖いところですが、周りの会社を見回してみると今時は「残業しないでサッサと帰ること」「できるだけ残業しないで定時で帰れるように仕事をすること」を徹底している会社も珍しくありません。
理不尽な拘束に慣れてしまって身体も心も疲れ果ててしまう前に、進退を考えるべきでしょう。

週末に勉強会、懇親会と称して無給の集まりを行う

業務のための資格取得などのために勉強会と称して集まって、勉強に関係ない社長や重役のおしゃべりするを聞くことになるケース。
自分で勉強した方がいいです。

残業するのが当たり前という雰囲気がある

定時で帰ろうとすると冷たい目で見られます。

残業をしても定時でタイムカードを切るように求められる

定時を過ぎると上司が「ほら」みたいな顔でタイムカードを切るよう無言の圧力をかけてきます。

親族や友人の冠婚葬祭があっても休みが取れず出席できない

よくあるケースですし、自分自身、どの程度の間柄の冠婚葬祭で休みを取るべきか悩む場合もあるでしょう。
その場合、会社の上司に相談するのがベストです。
上司が「そんなことで休むの!?」という態度を取る場合、それから先も冠婚葬祭で休むことは難しいでしょう。
そんな会社は見切りをつけた方がいいかもしれません。

休憩時間なのに色々気を遣って休めない

社長や重役などが昼食に参加したり、社員全員でまとめて出前を取る店や弁当を買う店が決められていたりします。

休日、夜間など、会社の営業時間ではない時間も明かりが点いている会社

24時間態勢が必要な業種でもないのに、営業時間外でも「誰かいる」ことが当たり前になっている会社。
あまりにも理不尽な長時間残業が続くようであれば、今すぐ見切りをつけて退社すべきです。

休日返上が当たり前の会社

開発系や、営業系の歩合給の職種でありがちです。
先輩社員が当たり前のように休日返上で働く姿を見ると、新入社員もそうせざるを得ません。

定時で仕事を終わらせて早く帰ろうとするとやる気がないとみなされる

自分の仕事を終わらせて定時に帰る人は「ひとでなし」とみなされます。
上司や重役が「自分ができればそれでいいのか?」と問いかけてきて、できていない人の分までやることを要求されます。
いつかは改善されるかもしれませんが、10年後になるか、20年後になるか分かりませんので今すぐ見切りをつけた方が良いかもしれません。

人材が残らない

人材が残らない

働きにくい職場ではどんどん人が辞めて行ってしまう傾向があります。
職場環境が良くなければ当然のことかもしれません。

一緒に入った新入社員が試用期間中に次々と辞めて行く

同期、または同時期に入った中途社員達が次々に辞めて、気がついたら一人しか残っていない・・・「自分だけでもがんばろう!」と奮起する前に、同期が辞めて行った理由を考え直してみて下さい。
責任を一身に背負って無理しては身体を壊してしまうかもしれませんので十分注意しましょう。

20代?30代の仕事ができる人材が長く残らず次々退職する

有能な人材は、「これはダメだ」と思った職場は即座に見切りを付けるもの。
その結果、仕事ができない人ばかりが残って会社の質が低下する、という負のスパイラルに陥るパターンも。

辞めた社員の悪口や嘘を、残った社員に言う

退社した社員に関して、「根性がないヤツだった」とか「何にもできないのに口だけは達者だった」「どこに行っても続かないだろう」などの悪口が蔓延する会社です。
これは、辞めずに残っている人がそうやって「残ること」に意味を求めているだけです。

退職を願い出た社員への態度があからさまに冷たくなる

最後まで同じ社員として扱って欲しいものですが、こうやって態度をあからさまに変えられると逆に「辞めることにして正解だった」と思えるかもしれません。
今すぐ見切りをつけるべきです。

退職届(退職願)を提出したけど、拒否されたら

定年退職や寿退社など、円満な退社をした人が少ない

安定して長期間勤められるか、また、恋愛やプライベートな付き合いを大切にしてくれる会社か見極めるポイントの一つです。

勤務地から遠く離れた場所で求人を募集している会社

様々な理由で地元の人が集まらないため、寮などを用意して県外など遠くから人を採用する会社です。
募集内容によってはキツい仕事が多いかもしれません。

「1ヶ月後に退職を希望」などの時間に余裕を持って退職の意向を会社に伝えた社員が、即日退職させられる

ワンマン社長が怒って「辞めたいならもう明日から来なくていい」などと言うパターンです。
争うのが嫌であれば見切りをつけるのも1つの方法です。

先輩社員に問題がある

先輩社員に問題がある

人間は環境に馴染んで行きます。
先輩社員の姿は、いずれ新入社員がなるべき姿です。
先輩社員が気持ちよく仕事に打ち込んでいる職場であれば安心して続けて行くことができますが、こんな先輩社員がいる職場は要注意です。

社員が常に元気がなく、声が小さい

一人二人であれば個性だと思いますが、揃いも揃って社員に元気がないのであれば何か会社に問題があると思わざるを得ません。

社員同士のケンカが多い

「仕事をするにはケンカをして意見をぶつけあうことが大切」というポリシーの会社などによくあります。
実態は自分の好き勝手なことを怒鳴り合っているだけで仕事は全然進みません。見切りをつけるのはお早めに。

社員が怒鳴り声で話す

いつも怒っているのではないかというくらい怒鳴る社員がいるケースです。
「あの人はあんなだけど、長く一緒に働いていたらいい人だと分かる」は、言い訳に過ぎません。
場合によってはパワハラとなる可能性もあります。

上司が過去に徹夜して仕事した話や、休みなく働いた話を自慢げにする

こういった武勇伝的なエピソードは、近年の感覚で言えば「仕事ができないために恥ずかしい話」に分類されると思われます。
この先輩の下で働いていると、いずれ同じような働き方を要求されるでしょう。
改善が見られない場合には、今すぐ退社すべきかもしれません。

事務所を取り仕切るお局様がいる

会社のルールをねじ曲げるほどの力を持ったお局様がいる職場があります。
良いも悪いもお局様の一存で決まってしまい、働きにくいことこの上ない環境です。

経営者、社長の権力が強すぎる

経営者、社長の権力が強すぎる

いわゆる「同族経営」「ワンマン社長」で、経営陣が強権を振りかざす会社のケースです。

経営者のプライベート(引越し、自宅の大掃除)などに社員を駆り出す

休日に無給で呼ばれて引越し業者のように使われます。欠席すると経営者の態度が冷たくなったりもします。

経営者の一存で突然の解雇が行われることがある

できない社員、気に入らない社員に「明日から来なくていい」と言い放ち、誰もいさめることなく人事もその通り辞めさせる方向で話が進みます。
当然労働者の権利を侵害しています。退職を前提に検討すべきですが時には戦うことも必要です。

経営者が、重役クラスを社員の前で激しく叱る

一般社員の前で、社長が専務や部長を激しく叱ったり暴言を吐いたりします。
「この会社で偉くなってもあんな風にして社長に怒られる」という実態を示しています。
長くは勤めたくない会社ですので見切るなら早めが英断です。

社員に経営者目線を要求する

口癖のように、一般社員に「経営者の目線で考えろ」と言います。
自分と同じ理念や考えを持って仕事をして欲しい、ということなのだと思いますが、もっと他に分かりやすい伝え方があるはずです。
こうやって安易な言葉に置き換えて社員に「察する」ことを委ねる会社に勤めると、心も身体も疲れます。

何か社内で問題が起こると、社長が会議室で社員を終電がなくなるまで叱責する

関係ない社員まで帰れない空気になって、みんなまとめて終電になったり終電を逃すことも。

社長がやたら大言壮語し、上層部もそれについていけていない

あまりに現状とかけ離れた大きなことを言う経営者は、会社の現状をよく見ていない、もしくは重役がイエスマンばかりで社長をおだてることばかり考えている会社の可能性があります。
こういった体質の会社もすぐには改善されませんので退職を考えるのであれば早めがおすすめです。

会社に社長の銅像や肖像画がある

何代にも渡り続いている老舗企業などであれば、創業者のものがあるのは分かりますが、新興企業で現社長の銅像や肖像画などがある場合、ちょっと社長の自己顕示欲が強すぎると思われます。

社長が仕事にせよプライベートにせよ何かと理由を付けて夜中に社員を呼び出す

夜中の1時や2時などに平気で電話をかけてきて、飲んでるから来い、とか、食事に付き合え、などと言います。
一般常識的なマナーが欠如している社長の元では長く安定して働くことは難しいでしょう。
ズルズルと働き続けるよりも時には見切ることも大切です。

社内体制がなんだかおかしい

社内体制がなんだかおかしい

会社の色々なところを見回して、「あれ、これはおかしいんじゃないか?」と感じる以下のようなことがあれば要注意です。

性格や能力に問題のある上司が権力を握っている

できない上司が能力のある若手が育つのを阻んでいるケースです。
退職をすぐに考える前にまずはさらに上の上司に相談しましょう。

会社の経費となるべき出費で社員が自腹を切っている

「ちょっとだから自分が出した方がスムーズだし」と言って、上司や先輩が自腹を切っているところを見かけたら要注意。
いずれ自分も同じように自腹を切ることを求められる可能性が高いです。

会社主催以外の社員同士での飲み会を禁止している

運転手など飲酒不可の仕事だからというわけではなく、社員同士で会社の愚痴を言わないためという理由でこのような決まりがあるという会社が実際にあります。

毎月の給与から強制的に高額の社員旅行積立金を差し引かれる

入社時の説明ではサラッと説明されて、実際に5000円とか10000円などという「社員旅行積立費」が差し引かれている給与明細を見て「ん?」となることも。
疑問に思ったら、その時点で先輩や上司に確認しましょう。
曖昧な説明をされるのであれば要注意です。

新入社員にすぐに「主任」などの肩書きを付けようとする

社長が単に「肩書き好き」なだけならいいですが、
部長など役員にすることで残業代を支払わないようにしている可能性もありますので、場合によっては見切りをつけ退職することも必要です。

試用期間中に社会保険や健康保険が未加入となる会社

試用期間を通して「使い物になるかどうかを確認できないと社会保険も健康保険も出してやらない」というスタンスの会社です。
面接でしっかり見極めずに、とりあえず採用して使えなければ「試用期間でクビにすればいい」と安易に考えている可能性があります。

トイレが掃除されておらず汚い

面接などの時の重要チェックポイントでもあります。
トイレの掃除が行き届いていない会社は、仕事も人間関係も気が行き届いていないことが多いと言われます。

社員を人と思っていない

社員を人と思っていない

会社の愚痴などを言う社員を、社員同士で監視させ密告させる

独裁国家のようですが、実際にそういう会社があります。
退職率は低い傾向にあると思いますが、見切り時は大切です。

理不尽な社内規則が多い会社

意味のない定例会議や、後輩は先輩より先に帰れない、など、過去の習慣から抜け出せずに未だに古い慣習を守っている会社などにありがちです。

タイムカードや出勤簿など、勤務時間を記録することをしない会社

場合によってはサービス残業になっている可能性もありますので、退職前に残業代行を請求するなら自分の勤務時間は自分でも記録することをお勧めします。

朝のミーティングで、その日の1時間ごとのスケジュールを発表させられる

社員のスケジュールを束縛し過ぎです。

結果を出せないと、人格を否定するような暴言を吐かれる

「お前は負け人生だ」「そんなことで仕事をやっているつもりか?」などの悪口雑言を投げつけられます。

ささいなミスを延々とネチネチ言われる、馬鹿にされる

言う方は「イジリ」のつもりで度々話題にすることがありますが、言われる側からすると苦痛です。
それを止められない周りにも問題があります。

やむを得ない体調不良も「気合いが足りない証拠」と言われる

休むと「根性がない」と言われます。

作業員など、職種によっては「昇給がない」「昇進がない」と馬鹿にされる

実際、職種や契約形態によってはそのようなこともあるかもしれませんが、やっている仕事を否定するようなことをあえて言って来るのはデリカシーに欠けますね。

社長や重役のプレッシャーが半端ない

社長や重役のプレッシャーが半端ない

社員の少ない小さな会社でありがちです。
社長自信はそんなつもりではないのかもしれませんが、社員にしてみれば社長がそばにいるだけでプレッシャーになるもの。
それなのに、教育のつもりなのか社員に強いプレッシャーを与え続けるケースです。

社長がしょっちゅう事務所に出てきて、その度に社員全員が相手をするので業務が止まる

社長室から社長がしょっちゅう出てきて、仕事と関係のない話をしたり説教をしたりして業務を邪魔するパターンです。

「イヤなら辞めろ」「イヤなら自分で起業しろ」などのプレッシャーをかけられる

社員を使うべき立場の人が言うべきこととは思えません。
これもすぐには改善される問題ではないため見切るなら早いほうがいいと言えます。

社長が社員に話しかけたときに、社員が異常に緊張している

先輩社員の多くが社長や異常に緊張していたら要注意です。
「余計なことを言ってしまうと怒られる」と思っている可能性があります。

社長と社員が同じ空間にいるとき、社員の視線や挙動が不自然

社員が社長を怖がっている会社はのびのび仕事ができません。
早めに見切りをつけましょう。

社長や上司が「普通は」「常識的に」という言葉を頻繁に使う

社長の「常識」を通すと、社員の「常識」は引っ込めざるを得ません。
自分の正論を押し通して来る社長に社員は振り回されます。

社長や重役が自分の過去の発言をなかったことにしたり、ごまかしたりする

「そんなこと言ってないだろうが!」「お前の聞き間違いだろう!?」など、子どもの口喧嘩としか思えない内容でも、相手が社長や重役であれば逆らうことは困難です。

求人情報、面接などに見る危険ポイント

求人情報、面接などに見る危険ポイント

求人情報、面接などの段階でも、会社の良し悪しを見分けるポイントがいくつかあります。
「極端なことを言ったりしたりしている」会社は要注意です。

年間を通して、求人雑誌、ハローワークなどの求人を出している。

退職者が多いため、常に求人を出さざるを得ない状況であると推測できます。

求人広告の条件に嘘やごまかしがある

勤務を開始して求人条件と異なる場合は、すぐに上司に確認してみましょう。
丁寧に答えてくれる会社であればまだいいですが、怒られたりごまかされたりするのであれば長く勤めるのはお勧めできません。

歩合給で歩合部分の割合が多く、高すぎるモデル年収を提示している

よくありがちな、「月収100万円以上可!(完全歩合給)」などの煽り文句です。
金額だけに気を取られてはいけません。
本当にその金額の収入を得ている人はいるのか、実際にその収入を得るためにどの程度の時間や労力を割く必要があるのか、求人情報には記載されていません。
実際に入社して、「月収100万円なんて、よほど私生活を犠牲にしないと無理」となることも多くあります。

募集の文面で「急募」を主張している

よくありますが、求人の文面で「急募」と言っているのは求人を出す側の都合で「訳あって人手が足りません」と言っているに過ぎません。
求人情報を見る人の目を引きたいだけで、別に「急募」しているからと言って採用されやすいわけでも何でもありません。

求人の応募先やメールのやり取りなどで担当者名を記載しない会社

担当者名が入っていない会社は、社員の責任感が乏しい会社である可能性があります。

「未経験者歓迎」の会社も内容によっては注意

未経験歓迎と言っておきながらろくな教育もなく現場、職場に放置されるケースです。
特に、IT関連、プログラマーなど本来であれば専門知識を必要とされる職種の「未経験者歓迎」は鬼門と言えます。
持っていない技能を体力や時間、根性など別の部分で補うことを求められることもあり、キツい思いをする可能性があります。

面接で「体力に自信があるか」ばかり気にしてくる会社

体力に自信があることは大切ですが、無理な長時間勤務を求めて来る前振りとしか思えません。

圧迫面接をしてくる会社

「圧迫面接もストレス耐性を試す一つの方法」と言われることもありますが、安易に圧迫面接をしてくる会社は逆に「通常の面接で応募者の適正を見極められる能力がある面接官を用意することもできない会社」とも言えます。
面接を受けて不快であればその会社に入社するのはやめておきましょう。

求人広告や面接で説明された勤務条件と実態がまったく異なる会社

ありがちなことではありますが、給与面、勤務時間などに関しては、個人個人でしっかり守るべき時代です。
おかしいと思ったら上司に相談し、誠意ある対応がなければ退職した方が良いかもしれません。

求人雑誌に「フレンドリーでアットホームな職場です」

「フレンドリーでアットホームな職場」という確認しようもない、感じ方が人それぞれの曖昧なアピールポイントしかない会社が書く定型文です。

大量採用、大量退職を繰り返している

入社して先輩と話していて「この間◯◯人まとめてやめちゃってさ?」などという話題が出てきたら要注意。
社員がまとめて複数人辞めるなど、よほどのことです。
見切りをつけるというよりも入社前にしっかりとチェックしておきましょう。

求人情報で「がんばった分だけ給料が上がる」ことを売りにしている

歩合給の仕事で、特にこのようなアピールをしている会社がありますが、過去に飛び抜けてがんばった社員など特殊な例を出して「がんばればこんなに稼げます!」と言っているケースもあります。

面接時に面接担当者や社長が自社の自慢話ばかりする

「うちの社長はスゴい人で・・・」「うちの会社は業界の大物に一目置かれていて・・・」など、自社をできるだけ大きく見せようとするためか言葉で飾り立てます。
適度であれば自社愛と言えるかもしれませんが、あまりに過剰だと逆に疑わしく感じられます。
個人的な付き合いでも、自分をあまりに美化して飾り立てる人とは付き合いづらいのと同じですね。

離職率や平均勤務継続年数の情報を出さない

上司に、「大体何年くらい勤務されてるんですか?」など、こういった情報があるかさりげなく聞いてみましょう。
「分からない」「気にしたことがない」などごまかすのであれば、会社に何か短い期間で人がすぐ退職しまうような問題がある可能性があります。

仕事の進め方や会社の体制に問題がある

仕事の進め方や会社の体制に問題がある

会社の制度や、社員に対する態度で、以下のような「おかしいな?」と思う点があれば要注意です。

就業規則や業務マニュアルなどがない、または社員が閲覧できない

会社に勤務するに当たり必要な情報が確認できないことは、問題です。

電話対応の感じが悪い会社

電話対応は、会社の顔とも言えるため、多くの会社では新入研修で十分に教育されます。
電話対応を大切にしない会社は、しっかりした社員教育ができていないのではないかと考えられます。

社員の入社時期により待遇や残業代の金額や有無が違う

「◯◯年以降に入社した人は勤務条件が違う」など、入社時期により待遇が区別されるケースです。

遅刻や欠勤で罰金を要求される

あらかじめ就業規則に明記されているのであれば「賃金控除」という形で罰金を徴収されることがありますが、妥当性がないと認められません。
特に、遅刻や欠勤などに対して高額な罰金を科すのは法律違反になる可能性があります。

会議室など、あまり目につかない部屋の時計だからといって狂ったままにしている

誰も気付かないのか、または気付いているのに放置しているのか・・・どちらにしろ、いい会社環境とは言えません。

「うちの会社は体育会系」と言ってはばからない

学生の体育会系のサークルそのままの空気でやっている会社で、合う人と合わない人が極端に分かれるでしょう。
合わないなら早めに辞めた方が自分のためかもしれません。

社屋や内装、机などの備品が古い上に手入れができていない

古い備品でも奇麗に手入れして大切に使っているのであれば、「物を大切に」というポリシーが感じ取れますが、古い物が雑に扱われているように感じるのであれば、単純に会社の備品が古くなっても代えられないくらい経営が厳しい会社なだけ、という可能性があります。

「社会人として」とやたらと言う

「社会人としての自覚」を強く求めてきて、「常識」を押し付けて来る会社です。
社長や重役の思っている「社会人としての自覚」や「常識」が偏っている場合もあります。
よく見極めることが肝心です。

顧客に対して、自分の会社でしか使えない言葉を使ったり敬語を使わないなど態度が悪い

お客様に対して雑な対応をする会社は早めに見切りをつけるべきでしょう。

同業他社からの評判が悪い

同業の会社の社員同士では、どこの会社の待遇がいい、とか、どこの会社の社長が怖い、などの噂話が流れることが多々あります。
同じ業界内での第三者の目線で「この会社はダメ」と思われているのであれば、長く続けるのには向かない会社かも知れません。

スキルアップ、キャリアアップのルートがない

目標や次のステップが見えにくく、仕事に慣れてきた後に仕事のやりがい、モチベーションを維持するのが難しいケースがあります。

社長や重役が自分のミスを認めない

上役が自らの判断や指示で招いたミスや損害を、部下の責任にすり替えるようなことをする会社。
そんな会社で出世しても、いつか同じように上司のミスの責任を負わされてしまうでしょう。

新入社員の扱いに問題がある

新入社員の扱いに問題がある

そもそも新入社員を教育する気がなく、放っておかれる

採用するだけして、「放っておけば育つ」「仕事は自分で探せ」とばかりに放置されるケースです。

試用期間が半年や1年など異常に長い

試用期間が長過ぎたり、色々な理由を付けて試用期間を延長くる会社です。
できるだけ安く労働力を確保したいのか、または社員教育にそんなにお金をかけていられない、と思っているかのどちらかでしょう。
どちらにしろ社員を大切にしているとは言いがたいです。

入社時にパソコンや営業用の車などの購入を求めてくる会社

買う必要性を感じないのであれば、すぐに退社しましょう。

入社前の事前研修がなく、「OJT」ですべてを詰め込もうとする会社

「OJT」(オンジョブトレーニング=現場で働きながら教育すること)という名目で入社後いきなり現場に投入され、仕事の決まりや手順も手探りでやらなければなりません。
それなのに、ミスしたり知らないことがあると「常識がない」「勉強しろ」と怒られます。

正社員で募集していたはずなのに、いつのまにか契約社員、業務請負など正社員以外の形態での採用にする会社

面接の時にしっかり確認しておくべきでしょう。
それでも契約の形態が思っていたのと異なる場合は、相談するか退職して別の会社にした方が良いでしょう。

給与の支給や給与に関する考え方がおかしい

給与の支給や給与に関する考え方がおかしい

給料は労働者が労働の対価としてもらう権利があるもので、これは会社と労働者の関係として基本中の基本とも言えます。
給料に関する考え方が偏っていたり問題がある会社は見切りをつけましょう。

社長が「給料を払ってやっている」という態度を取る

確かに社長が仕事を創出しているという面もありますが、従業員あっての会社でもあり、どちらが欠けても成り立ちません。

有給がない、またはなかなか使わせてもらえない会社

一定の労働条件を満たした労働者には有給休暇を取る法律上の権利が発生します。
そのため、「ウチは有給ないよ」は、会社としてNGです。
制度上の有給はあっても「有給なんか取れない」という雰囲気の会社もあるでしょうが、仕事の予定をしっかり調整して有給を取っても周囲にイヤな顔をされるような職場で仕事を長く続けるのは難しいかもしれません。

給料が仕事量や同業の相場に対して異常に安い

給料は会社や地方によっても様々ですが、職種ごとにある程度の相場があります。
月給を時給換算してみて、極端に安ければ職場を変えることを検討した方がいいかもしれません。

社長や重役が「こんな仕事ぶりでは給料は払えない」「お前はミスが多いが、給料を払ってやる」など、給料を出すことを恩着せがましく言ってくる

給料をタテにしてプレッシャーをかけてくる、パワハラまがいの行為です。
部下の仕事ぶりの問題もミスも、上司にも責任があることを認識していません。

事情に関わらず備品を壊したり紛失したりしたら給料から天引きされ、罰金まで引かれる

会社の営業者で事故を起こしたり機械を壊したりした際に、会社が社員に損害賠償を求めること事態は違法ではありません。
しかし、会社には危機管理の責任があり、一方的に社員だけにその負担を求めることは大きく制限され、一般的には社員による重大事故や故意で発生したものでない些細なミス程度なら弁済する必要はないとされています。
罰金を給与から天引きすることも認められていません。

問答無用でヤバい会社

問答無用でヤバい会社

会社として一般的に考えられない状況です。
実際に働いてみて分かることもありますので、このような事態が発生したら即座に見切りをつけて退職を考えるべきでしょう。
長居は不要です。

経営者や上層部がすぐに暴力をふるう

恐怖政治で社員を束縛する、問題外の会社です。すぐに辞めるべきでしょう。
延ばし延ばしにすると、必ず辞めづらくなっていきますので、即断しましょう。
もしも自分が被害を被るようなことがあれば、必ず然るべきところに相談しましょう。

上司のセクハラ、パワハラ言動が常態化していて誰も注意しない

セクハラ、パワハラは誰も止める人がいなければエスカレートしたり当たり前の光景になってしまいます。
トップから先輩まで、ハラスメントの抑止力を持つ人がいない会社に長居することはお勧めできません。

給与の支払いが遅延している

速やかに弁護士に相談し、すぐに退職しましょう。

入社してみたら、反社会的勢力との繋がりがあることが分かった

辞めるのも怖いかもしれませんが、長居する方が怖いです。
早めに辞めましょう。

脱税疑惑がある

火のないところに煙は立たないと言います。
問題が明るみに出て会社が傾く前に退職する方が無難です。

横領疑惑がある

疑惑のある社員に関わると、自分まで濡れ衣を着せられる可能性があります。
関わらないようにしつつ、さっさと退職してしまいましょう。

労働基準監督署や警察などの事情聴取が入る

社員には事情が分からなくても・・・いや、薄々感づいているかもしれませんが、重大な問題が発生しているのでしょう。
巻き添えになる前に退社した方がいいのではないでしょうか。

パソコンソフトの不正コピー使用がまかり通っている

本来所持すべきライセンスを購入せずにパソコンソフトを不正コピーし、使用することは当然法律違反です。
遵法意識が希薄な会社と言えます。

実際仕事を始めてみると、友人や家族に教えることがためらわれるような業務内容の会社

世の中には色々な仕事があります。
入社してみたら「そんな仕事だと思っていなかった」「こんな仕事内容、誰にも話せない」という業務内容だった場合、ためらうことはありません。
すぐに退社して別の仕事を探しましょう。

その他、「この会社はヤバいんじゃないか・・・」と感じさせるポイント

その他、「この会社はヤバいんじゃないか・・・」と感じさせるポイント

やっていることが極端、社長が会社を私物化している、相手によって態度を変える、など、「この会社、何かおかしいな」と感じたら、すぐに第三者である家族や友人に相談してみましょう。
冷静に考えて、長く勤めるのは厳しいと感じれば、早めに見切りをつけて他の職場に移ることも懸命かもしれません。

オフィスの外にまで社員のかけ声や怒声が漏れ聞こえて来る会社

気合いが入っているのはよいのですが、よその会社や地域にまで迷惑をかける会社には勤めたくないですね。

節電意識が高すぎて昼食時に消灯する

明るい気持ちのはずのお昼のランチタイムが真っ暗ではやる気が持続しません。

「人材第一」「教育に力を入れる」ということを極端に強く主張する

激しい体育会系の研修で「社員教育してます!!人材第一です!!」と主張する会社は要注意です。
自社の商品力や技術力の向上のための人材育成ではなく、「会社の駒になる人材の育成」が目的の可能性があります。

「仕事」=「人生」だという考え方が会社を支配している

考え方は人それぞれです。
価値観を押し付けて来る会社ではあまり働きたくないですね。

社長が会社を私物化して息子をナンバー2にし、家族経営を強く出している

できの良くない社長の息子が権力を握ると、逆らおうにも逆らえず社員はやる気を損ないます。

取引先の規模の大小や取引内容によって露骨に態度を変える

お客様を平等に見られない会社は社員も平等に見られないでしょう。
あまり長居したくない会社です。

まとめ

「この会社、辞めた方がいいんじゃないか」と感じさせる会社の特徴をご紹介してみましたが、いかがでしょうか。
それぞれの会社には様々な個性や理念がありますので、良いところもあり、反面、納得のいかないところ、おかしいと思うところもあるものです。
紹介した特徴の中で、いくつかが当てはまる会社もたくさんあるでしょう。

会社の良いところと悪いところをしっかりとらえて、自分がそこで長年続けて行ける魅力がある会社であるかどうかを見極めることが大切です。
合わない会社なのに無理をして続けてしまうと、自分自身にとっても会社にとっても将来的に良い結果にはならないものです。
「この会社、違うかな」と思ったら勇気を出して見切りをつけ、他の職場を探すのも自分の将来のための一つの道なのではないでしょうか。

見切りをつけて退職した方がいいかもしれない会社の特徴100選

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