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円満退職するための13のコツ

円満退職するための13のコツ

円満退職のためのコツ

円満退職とは社員側はもちろん、会社側も納得のできる退社をすることを意味する言葉です。そのためどちらかが納得できていない時点で円満退職ではなくなってしまいます。

強引な引き伸ばしや退職届の受け取りを拒否すると言った行動をとるような会社であれば円満退職が退職者に対して必ずしも良い結果になるとは限りませんが、社会人として可能な限り円満退職となるように努力することはマナーかもしれません。

ここでは円満退職をするためのコツを紹介していきます。

退職届や退職願を提出する前に上司に退職の意志を伝える

退職届や退職願を提出する前に上司に退職の意志を伝える

テレビなどでいきなり退職届などを上司に提出しているシーンを見たことがある方も多いと思いますが、実際には退職届や退職願を提出する前には上司に口頭で退職の意志を伝えるのが通常の退職の流れになります。

部下を管理する立場である上司からすれば何の報告もなくいきなり退職届を出されれば、気持ちの良いものではありませんし、最初から退職の仕方を間違えてしまえば円満退職も何もありません。
退職するのであればまずは直属の上司へ退職の意志をしっかりと伝えることからはじめることが円満退職のコツとなります。

「退職願」と「退職届」の違いとは?

退職の一般的な手順をしっかりと覚える

退職の一般的な手順をしっかりと覚える

退職の手続きの流れ」にも記載しましたが、一般的な退職の流れや手順を知っておくことも円満退職をするためのコツになります。
退職の仕方は学校はもちろん、会社の研修などでも教えてくれるものではありませんが、一般的には退職に仕方があるためその流れと異なった独自の辞め方をしては自己中心的な退職の仕方になってしまいかねません。

特に最近はLineやメール、中にはSNSのDM機能で退社の意志を伝えただけで次の日から来なくなってしまう社員もいます。もちろんそこまで常識から外れた行動をとる人は稀だと思いますが、あくまでも一般的な退職の仕方をすることで円満退職をしやすくなります。

本当の理由を話す必要はない

本当の理由を話す必要はない

キャリアアップやヘッドハンティングなど前向きな理由で退職する人もいるとは思いますが、ワンマン社長のパワハラや給与などを含めた待遇などへの不満、またはブラック企業に多い長時間労働、キツいノルマ、などが理由で辞める方も多いと思います。

しかし、本当の理由を伝えれば会社や社長を含めた会社で働く人達を否定することにもなりかねないため円満退職となる可能性は低くなってしまいます。

会社を辞める決断をしたらなら知っておくべき14のこと」の最初にも記載しましたが、退職するうえで本当の退職理由を伝える必要は法律上でも一切必要とされていません。
そのため、上記なような本当の理由を伝えて円満退職ができなくなるようであれば、あくまでも退職理由は「一身上の都合」と伝えるだけで問題はありません。
それでもしつこく聞かれたり、退職する理由を強要するようであれば本音と建前を使い分けた退職理由を述べておけば円満に退職できる可能性が上がるはずです。

就業規則を確認する

就業規則を確認する

就業規則とはその会社で働くために定められたルールのことです。
その中には「退職を申告する期日」や「有給休暇の取得条件」など退職に携わることも記載されており、基本的には就業規則に則って退職するのが円満退職のコツとなります。

もちろん、会社の就業規則が法に則って書かれているとは限りません。
中には「退職申告は半年以上前に行う」や「退職前の有給休暇は認めない」などの記載がある場合も考えられ、そもそも円満退職が難しい可能性もあります。

そのような場合には「会社を辞める決断をしたらなら知っておくべき14のこと」に記載したように社員側が労働法や民法に従って主張できる点を把握する意味でも就業規則に何が書かれているのか把握しておいて損はありません。

期日をはっきりと伝える

期日をはっきりと伝える

最初の「退職届や退職願を提出する前に上司に退職の意志を伝える」で記載したように、退職する際はまず直属の上司に意志を伝えることになりますが、その際には必ずはっきりとした期日などの伝えることも円満退職をするためのコツになる。
「退職したい」だけではいつまでに退職したいのか分かりませんし、とり方によっては相談と思われてしまう可能性もあります。また、会社側も先延ばしにしようとする可能性が出てきてしまいます。

「○月○日から新しい会社にいくので○月○日までには退職したい」や「○月○日から退職日まで残りの有給を全て消化したい」など必ず希望する期日をしっかりと伝えるようにしよう。

退職の意識が決まったら1日でも早く伝える

退職の意識が決まったら1日でも早く伝える

退職の意志が決まったら1日でも早く退職の意志を上司に伝えるのも円満退職のコツになります。
早めに伝えることで会社側も余裕を持って後任者を探すことができますし、引き継ぎも無理なくすることができます。
また、退職による保険の解約などを行う人事部も余裕をもって対応することができるため迷惑をかけずに退社日を迎えることができます。
さらに、辞める側も残りの有給休暇などをしっかりと消化しやすい体制ができます。仮に余裕を持って申告したにも関わらず会社側の対応が遅く「有給を消化させらない」と言った話になっても事前に伝えていたことを理由にその後の交渉もしやすくなるはずです。

取引先などにも退社の意志をしっかりと伝える

取引先などにも退社の意志をしっかりと伝える

取引先にも退社する旨をしっかりと伝えることもコツの1つです。
退社を伝えずに辞めてしまうことで退社後に何らかしらの問題が起きる可能性も考えられ、場合によってはそれが原因でクレームになってしまう可能性もあります。
そうなれば双方納得のいった円満退職のはずが、後になって会社側からしてみれば円満退職でなかったことになってしまうことはおおいにあります。
告知の時期は上司などと相談しながら決める必要がありますが、退社する前にはこれまで関係のあった会社や取引先の担当者には必ず伝えるようにしましょう。

引き継ぎは書面に残す

引き継ぎは書面に残す

引き継ぎをする際は必ず書面に残すようにしておきましょう。最近は引き継ぎノートと呼ばれる引き継ぎの内容などを記載した1冊のノートを作る方もいるようにしっかりと書面に残すことで伝え忘れなども極力減らすこともできます。

また、場合によっては後任者にしっかりと引き継いだにも関わらずしっかりと覚えていない、または理解していないと言った理由で退職後に連絡がきてしまい、新しい転職先に迷惑をかけてしまう可能性さえあります。そうなれば会社側はもちろんのこと、辞める側にとっても円満退職とならなくなってしまうことがあります。
しっかりと書面に残しておくことでそういった起こりやすい問題を未然に防ぐのも円満退職のコツの1つです。

私物は必ず自分で処分する

私物は必ず自分で処分する

退社日までには私物の処分も必ず忘れずに行っておくようにしましょう。会社は一般家庭と違いゴミを処分するのにもお金がかかります。小さなものであればそれほど迷惑となることもありませんが、大きなものは捨てるのも困ってしまいます。
また、会社側も勝手に処分して良いのか判断できない場合や確認とならなければならなくなってしまったり、退社後に郵送で送るなどの迷惑をかけることもありますので退社前には自ら処分しておくのが円満退職のコツです。

会社の不満や愚痴を言わない

会社の不満や愚痴を言わない

退社する前に会社への不満や愚痴は言わない方が円満退職をしやすくなります。
会社の不満はもちろん、上司に対する愚痴を述べてしまえば必ず誰かの気分が悪くなってしまいます。例えその不満が正論であったとしても、その会社に残る社員からしてみれば気持ちの良いものではありません。
不満を持って会社を辞めると決断した場合でもできるだけ不満を言わないで退社するのが円満退職をするためのコツです。

引き止め材料を出されても意志を変えない

引き止め材料を出されても意志を変えない

退社することを伝えると引き止めに合うことも多いかと思いますが、できるだけ退社する意志を変えないほうが無難です。
引き止め材料は口約束であることが多く、また、パワハラなどが原因であればすぐに改善されるとも限りません。さらに待遇面など好条件を出された場合でも自分が良く感じても一緒に働く他の社員がいい気をしない場合もあります。

繁忙期を避ける

繁忙期を避ける

どの業界や職種にも必ず繁忙期があるかと思います。そういった繁忙期は自分だけでなく一緒に働く社員や上司も忙しくなる時期です。そういった時期の退職を避けられるようであれば避けるのも円満退職のコツです。
もちろん、繁忙期でも退職の意志は早めに伝えた方がいいですが、退社日は繁忙期後にすることで同僚などにも迷惑をかけず円満退職することが可能です。

円満退職が必ずしも良い結果とは限らない

円満退職が必ずしも良い結果とは限らない

円満退職するためのコツではありませんが、冒頭でも記載したように円満退職が必ずしも退職者にとって良い結果を生むとは限りません。
場合によっては円満退職を望みすぎてしまったために、転職活動が上手くいかなくなってしまったり、転職先や家族に迷惑をかけてしまうこともおおいに考えられます。

社会人としてあくまでも冷静な話し合いでお互いが納得のいく結末を迎える努力はすべきでありますが、譲れない部分に関してはケンカ別れとまではならないまでも相手の要求を断ったり、こちらの要求を押し通すことも大切です。