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ワンマン経営・ワンマン社長の特徴8選と対策方法

ワンマン経営のワンマン社長の特徴8選と対策方法

ワンマン社長の特徴

日本の企業の99%以上は中小企業だと言われている。そしてその中にはワンマン社長によるワンマン経営である会社もある。

ワンマン経営と言うとネガティブなイメージを持ってしまう方も多いだろうが、一代で世界的に有名な会社にした素晴らしい経営者もいるし、社長自ら社員の手本となり社員を引っ張っていく方も多くいる。
しかし全てのワンマン社長がそうではなく、多くの方が持っているような悪いイメージの経営者もいる。

ここではそんなネガティブなイメージのワンマン社長の特徴と対策方法について紹介していく。もしかしたら自分が勤めている会社の社長のワンマンっぷりが可愛く見えるかもしれない。

社長の考えが全て正しいと思っている

一代で作り上げた会社であれば、社長自ら前線に立ち勝ち得た経験から自分流の哲学を持っている・哲学が出来上がっている方も多いはず。また、先代の会社を継ぎ二代目、または三代目と引き継いだワンマン社長であれば、先代の教えやこれまで成功パターンや失敗パターンから大きく考えを変えられない方もいる。
もちろんそう言った考えや経験に左右されない経営手腕をお持ちの社長もいるはずだが、創業後、途中から入ってきた社員を軽視し、考えや意見を受け入れられない方や提案に対して否定的になってしまう方もいる。
しかし提案や意見をした社員からしてみれば良かれと思い行った行動を否定されるためモチベーションが上がることもなく、以後そう言った発言をしなくなってしまう傾向が強くなってしまう。

対策:こちら側の意見から述べるのではなく、まずは社長の意見を聞き肯定した上で(おだてた上で)自分の考えを意見をする。また、社員の意見に否定的な考えのワンマン社長であればビジネス雑誌や新聞、取引先などの意見として進言すると受け入れられる可能性が高くなる。

気に入った社員だけ優遇する

ワンマン社長に限らず人間であれば誰しも好き嫌いはあるはず。そのため成績や能力よりも自分の評価基準を満たす社員を優遇してしまう傾向にある。
社長に媚を売るのが上手な社員や通称YESマンと言われるような社長の発言に対して全て肯定的な発言や行動をとる社員を優遇してしまいがちになりやすい。

ただしYESマンがからずしも悪いわけではない。特に社員数が少ない会社や規模の小さい会社の場合、ワンマン社長の考えに対して社員が同じベクトル(方向)を向きやすいため社員一丸となって同じ目標に向かうことができる。

しかしそうなると評価されない優秀な社員が辞めてしまったり、ワンマン社長の考え方が間違っていても止める社員がいないため失敗するケースも多くなりやすい。

対策:優遇されていない社員からしてみれば決して良い環境とは言えないが、優遇される側からしてみれば成績や能力以外にも評価される基準があるということになる。
そのため、俗にいう社内営業、つまり社長に対抗するのではなく業務の一環として社長に好かれる行動をするとワンマン経営の会社であっても自分にとっては居心地の良い環境となる可能性が出てくる。

その日の気分で支持が変わる

昨日までは右と言っていたのに、今日になったら左と言ったように日によって意見が180度変わってしまうワンマン社長も少なくない。中には昨日までの発言を忘れ、経営方針すら変えてしまう方もいるはずだ。
そうなれば、今日まで準備してきた物や積み上げた結果が無駄になることも多くなり、社員もその日の気分に振り回されてしまう。

対策:社長の発言に対して必ずメモをとっておく。また単に発言した内容だけでなく何月何日の何の会議の時に何の話から誰に向けて何と発言したかまで記録しておくと忘れたことを思い出してくれるかもしれない。ただし、そう言った意見に対して反感を買うこともあるので注意は必要だ。

対策:こまめに報告や相談をする。1日や数時間の内に意見が変わってしまう場合には難しいが、中長期的な話であれば、細かく報告や相談を行うことでワンマン社長の意見を常に同じ方向に向けておくことができる。

パワハラと言えるような高圧的な態度をとる

ワンマン社長の中には優秀な方も多く、優秀であるがため社員の出来ないことや失敗が理解できない方も多い。
そのため、そう言ったストレスを高圧的な態度として表に出してしまう方も多く、ひどい場合にはパワハラともいえる暴言を吐いてしまう方さえ存在する。

もちろんそう言った発言や態度は社員のストレスとなるだけでなく、労働基準法に違反する場合もあるためワンマン経営云々というよりも会社としてあってはならない。

対策:理屈を通されると人間逃げ道がなくなりやすく最後の手段としてそう言った態度に出てしまいやすい。「気に入った社員だけ優遇する」でも記載したが社長が好む態度をとり、気に入られればそう言った態度をとられることも少なくなるはずだ。

現場の実情を知らない

「気に入った社員だけ優遇する」でも記載したようにYESマンが多くなればなるほど現場で働く社員の意見は社長の耳に届かなくなってくる。また、会社が大きくなるにつれ社員数も増えてくれば直接話しをできる社員も減り、社長も現場から離れる傾向にあり現場の実情とのズレが大きくなってくる。
そうなれば、見当違いのワンマン経営を行ってしまうことにも繋がる。
もちろん、現場の人間からしても業務効率化が悪くなってしまったり、営業であれば成績などにも直結してくる。

対策:優秀なNo.2などがいない場合には実際に現場を知ってもらう他ない。営業であれば実際に同行してもらったり、作業員であれば工場などの現場を視察し自ら実感してもらうのが一番だ。ワンマン経営の会社であれば、社長の一声で方針が変わりやすいと言った傾向もあるため実情が分かれば改善も早い傾向にあるはずだ。

社員の手柄は社長の物、社長の失敗は社員の物

人間誰しも失敗は表に出したくないし、他人のせいにしたくなることもある。また、全てが自分の手柄でなくても多少でも絡んでいれば自分の手柄のように自慢したくなることもある。しかしワンマン経営の社長の中にはその全てを自分の手柄、社員のせいにしてしまう方もいる。

特に失敗に関して無意識にうち解釈をされるようであれば社長の機嫌が悪くなるだけでなく、手柄をとれた社員や失敗を押し付けられた社員も気分も悪くなってしまう。

対策:全てを正しい評価へと導くことは難しいかと思うが、常に報告を行うことで発言ではそう言っていても正しい評価を内心では行ってくれる可能性がある。

残業や休日出勤が多くなる

ワンマン社長に限らず自ら創業し経営を続けている社長からしてみれば、労働の対価は時間ではなく、結果でのみ自分に返ってくる。一方、社員からしてみれば、歩合などを除いた場合、給与は決められた時間と日数を勤めることで対価として自分に返ってくる。

そのため、ワンマン経営の会社では意識のズレから無意識のうちに残業や休日出勤の強要してしまうこともある。もちろん、労働基準法や36協定などに反しない範囲できちんと決められた手当を払えば残業や休日出勤が悪い訳ではないが、ブラック企業と呼ばれるような会社のように残業が連日続いたり、休日出勤が当たり前になってしまうようであれば社員のプライベートも守られずモチベーション高く仕事に取り組むことは難しくなる。

対策:残業代が出ない場合や決められた時間を超えた長時間労働などの問題は当事者同士の話し合いで解決するケースは非常に少なく、そういった問題を取り扱うNPOなどに間に入ってもらうと解決されやすい。また、あまりにも悪質な場合には労働基準監督署などに相談することも視野に入れることも必要だ。
しかし実情はそう言った行動を取った場合に会社にいづらくなることもあり、踏み出せない方も多いと思うが、長期的に見れば会社のためにもなるので勇気ある行動も必要になってくる。
※労働基準監督署には匿名で相談も可能

全てを把握したがる

社長1人の時代や社員が少ない時代には全ての状況を把握することが容易でも社員が多くなるにつれて全てを把握することは難しくなってくる。そのため、ある程度社員に任せることが必要となってくるが、そう言った状況では定期的な報告以外でワンマン社長の耳にまで届くような内容は問題が大きくなり現場だけでは収拾がつかなくなった大問題となってしまいっていることも少なくない。
そうなるとワンマン社長の不安も大きなり、普段の細かい業務なども把握したくなってくる社長もいるはずだ。

しかし社員からしてみれば細かいことに口をだされたり、細かい点まで報告する義務が出てくるため煩わしさを感じやすい。

対策:直接的な会話だとどうしても時間がかかるため社員はもちろんのことワンマン社長からしても業務効率が悪くなってしまう。社長の都合の良い時間に確認できるメールなどで定期的に細かく報告することで社員も報告がしやすいし、社長も把握が容易になる。ただし、状況によっては社長の時間をとってもらい対話による直接的な報告も必要だ。
特に大きな問題となりやすいような報告はメールではニュアンス一つで伝わる内容が大きく変わってしまうこともあるため文章による報告よりも対話での報告の方が正確に把握できるだけでなく時間も手間もかかりにくい。