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「サワー」「チューハイ」「ハイボール」の意味と違い

「サワー」「チューハイ」「ハイボール」の意味と違い

「サワー」「チューハイ」「ハイボール」の意味と違いとは

お酒をよく飲む人にとって、「サワー」や「チューハイ」「ハイボール」は耳慣れた言葉でしょう。しかし、それらの違いを細かく説明するとなると、意外に困ってしまうはずです。一体この3つは、どのようにして区別すればよいのでしょうか。

今回は、「サワー」「チューハイ」「ハイボール」の意味や違いなどについて解説していきましょう。

「サワー」とは

サワー

「サワー」とは、スピリッツをベースとするアルコール飲料になります。英語で「すっぱい」を意味する「sour」が語源となっています。
「スピリッツ」とは蒸留酒のことですが、そのスピリッツをベースとして、そこへ柑橘類などの酸味のある果汁と砂糖などの甘味成分を加えて作ったカクテルの一種に、さらにソーダ(炭酸水)を加えた飲み物を「サワー」と呼ぶようになっています。一方、日本やアメリカ以外の国では、炭酸水を加えないことが通常となっています。

代表的なサワーとしては、「レモンサワー」や「グレープフルーツサワー」「梅サワー」などがあります。

「チューハイ」などとの違いについては、以下で見てみましょう。

「チューハイ」とは

チューハイ

「チューハイ」とは、蒸留酒をソフトドリンク等で割った低アルコール飲料を意味します。「酎ハイ」とも書くように、もともとは「焼酎ハイボール」の略称でしたが、こちらの呼び名が広まりました。

「チューハイ」の作り方や定義には、特に厳密な決まりがあるわけではありません。通常は、焼酎やウォッカなどの無色で香りのないスピリッツをベースに、果汁などを加えて炭酸で割ったものを言いますが、店舗によっては炭酸を加えないなど、さまざまな違いがあります。

このように、「チューハイ」と「サワー」の違いは特にないというのが実際のところです。お店によって無糖の炭酸水で割ったものを「チューハイ」、香料や甘味のある割り材を使ったものを「サワー」として区別する場合もありますが、一般的な使い分け方というわけではありません。

「ハイボール」とは

ハイボール

「ハイボール」とは、カクテルの一種です。英語では「Highball」と書かれます。語源については諸説ありますが、開拓時代のアメリカで蒸気機関車が水の補給のために停車する際に使われた、「ボール信号」と呼ばれる器具が由来と言われています。

「ハイボール」は、本来はウイスキーをソーダ水で割った「ウイスキー・ソーダ」を指しますが、広義にはスピリッツ、リキュールを炭酸飲料やフレッシュジュース等で割ったものも含みます。つまり、「チューハイ」もまた「ハイボール」の一種であると言っても、間違いではありません。

実際に、「ハイボール」の名称で焼酎ベースのカクテルを出す店舗も多くなっています。

「サワー」「チューハイ」「ハイボール」の意味と違い

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