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「魔法」「魔術」の意味と違い

「魔法」「魔術」の意味と違い

「魔法」「魔術」の意味と違い

「魔法」という言葉は古くに誕生したものですが、現在でもいたるところで使われています。特に映画や小説などのエンタメ界隈では、「魔法」関連の作品が大きな人気を博しています。ところで、この「魔法」とよく似た言葉に「魔術」がありますが、2つの言葉は一体何が違うのでしょうか。改めて考えてみると、両者の区別は難しいことに気付きます。

今回は、「魔法」と「魔術」の意味や違いについて解説していきますので、これらを使い分ける際の参考にしてみてください。

「魔法」とは

魔法

「魔法(まほう)」とは、「魔力で怪しく不思議なことを行う術」という意味の言葉です。類語には、「妖術」などがあります。「高度に発達した技術は、一般人にとっては魔法と見分けがつかない」「彼の姿は魔法のように掻き消えた」「マーリンと言えば、アーサー王伝説で有名な魔法使いだ」などのように使われます。

「魔法」の「魔」の字は、「人をまどわすもの」や「あやしいわざ」の意味を持ちます。一方「法」の字は、「型」や「様式」などを意味しています。

「魔法」と「魔術」の違いは曖昧で、同じ意味で使われる場合も多くあります。ただ、「魔法」の語は「人知を超えた説明不能の力によって行われる術」の意味合いが強い点で、「魔術」と使い分けることもできます。

「魔術」とは

魔術

「魔術(まじゅつ)」とは、「魔力によって行う不思議な術」という意味の言葉です。人の心を惑わすような不思議な術について言います。「彼女は魔術や占いなどの不思議なものに興味を持っている」「彼のかなでるピアノは、魔術のように人の心をつかまえた」などのように使われます。

「魔術」はまた、「手品」の意味でも使われます。特に大がかりな手品について言い、「フーディーニは“魔術王”と呼ばれた」などのような使い方をされます。

「魔術」と「魔法」は、上記のように大まかには同じ言葉と言えますが、細かい違いもあります。「魔法」が前述のように、主として説明不能のわざを言うのに対し、「魔術」はトリックや手管についても使える点がそれです。たとえばエンターテインメントとしてのマジックは「魔術」と呼べますが、「魔法」とは言わないといった具合です。

「魔法」「魔術」の意味と違い

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