経理・会計
電子帳簿保存のオンライン検定試験がスタート!!
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1.税理士や会計事務所職員に限定
2022年1月より施行されている「改正電子帳簿保存法」(以下、電帳法)。現在、本格実施に向けての準備期間中ではあるが、対応期限は刻一刻と迫ってきている。
税理士業界内では、この電帳法とインボイス制度に関するセミナーが盛んだが、実際には多くの会計事務所が「これから情報収集を始める」「所内で一応の対応は進めているが、抜け漏れがあるかもしれない」など、さまざまな状況にある。
そうしたなか、この2月に税理士や会計事務所職員に限定したオンラインによる「電子帳簿保存法検定」がスタートした。これは、昨年の9月から12月にかけて日本CFO協会(東京・千代田区)がマネーフォワード(東京・港区)の協力によって実施した同検定を税理士や職員向けに特別提供したもので、今回の検定では、本サイトを運営する弊社、ゼイカイも協力企業となっている。
このオンライン検定試験は、同協会がデジタル化に取り組む経理・財務部門の支援の一環として実施。電帳法への理解度を判定できる、おそらく日本初の検定試験で、昨年の参加者は1千人以上という。
2.回答は直ぐに点数表示
試験実施期間:2023年2月1日~3月31日
問題数:20問(制度編10問、運用編10問、4択)
試験時間:標準受験時間 20分(時間制限はありません)
受検方法:インターネット試験
受検料:無料
https://www.cfo.jp/dkentei_2/
※受験は1回限り
※検定試験には、日本CFO協会マイアカウントへのログインが必要
ある会計事務所の職員に事前にチャレンジしてもらったところ、「残念ながら70点しか取れなかった。概ね電帳法の制度の概要は分かっていたものの、実務など細かなところまでは把握できていなかったのが原因」とのこと。解説ページもあり、会計事務所としても知っておくべき内容となっているので、一度、トライしてみたらいかがだろうか。
なお、日本CFO協会では、電帳法検定に続き「インボイス検定試験」を5月以降にも実施する準備を進めている。
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