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ブルーオーシャンの意味とは?レッド・ピンク・ホワイト・ブラックオーシャンとの違い

ブルーオーシャン戦略

ブルーオーシャンという言葉を聞いたことがある方もいると思います。特にビジネスシーンでは使用されることが多い言葉で、結論から言ってしまえば、ブルーオーシャンとは「競争のない市場や業界」を意味する言葉となります。

また、類似する言葉にレッドオーシャンやブラックオーシャン、ホワイトオーシャン、ピンクオーシャンと言ったモノも存在しています。

ここではブルーオーシャンやブルーオーシャン戦略の意味に加えて、レッドオーシャンやピンクオーシャン、ホワイトオーシャン、ブラックオーシャンについてもご紹介していきます。

ブルーオーシャンとは?

ブルーオーシャンとは?

私達は通常、ビジネスを展開する上で競合他社との激しい競争にさらされています。ある会社は価格で競争し、またある会社は商品やサービスに独自性を持たせて競合他社と競争をしています。
しかし、そういった市場は激しい競争状態にあり、まるで「血で血を洗うような市場:赤い海」と言ったことから「レッドオーシャン」と呼ばれています。
一方、レッドオーシャンと真逆に位置する市場はブルーオーシャンと呼ばれています。

つまり、ブルーオーシャンとは「競争のない市場や業界」を意味する言葉です。
競合がいなければ市場を独占できる可能性があり、莫大な利益を見込むことが可能となります。

本来のブルーオーシャンとは?ブルーオーシャン戦略とは?

日本のビジネスシーンで使われるブルーオーシャンは上記で記載したように「競争のない市場や業界」と言った意味でよく使われますが、本来はそういった市場を一から構築していくことや見つけることではありません。

ブルーオーシャン戦略という言葉は世界で最も影響力のあるビジネス思想家を2年おきに選ぶ「Thinkers 50」で第2位に選ばれたW・チャン・キムらの著書である「ブルー・オーシャン戦略」で定義づけられた言葉です。

そして簡単に言えばブルーオーシャン戦略とは「既存市場内からの新価値市場の創造すること」と著書内で説明しています。

例えば短時間で髪を切ってくれるQBハウス。
QBハウスが登場する以前はカットだけでも30分から1時間程度かかるのが美容業界の当たり前となっていましたが、QBハウスは10分と言った短時間カットに特化することで、低価格、高回転率を実現し既存の美容室や理容室とは全く異なるブルーオーシャン市場を自ら作り上げました。

そのためブルーオーシャン戦略とは「全く脈略のないビジネスに新規で参入して新しい市場を作り上げる」ことなどではなく、「現在行っているビジネスにおいて競合他社が真似できない、真似しにくい差別化戦略を行い作り出していく市場」と言うことになり、ブルーオーシャンとはそういった戦略によって作り上げられた市場のことを言います。

ブルーオーシャンはやがてレッドオーシャン化しやすい

ブルーオーシャンは競合他社のいない非常に魅力的な市場であり、作り上げることができれば大きな利益を望むことも可能となります。

しかし作り上げることは容易なことではありません。
また、ブルーオーシャンは競合他社の新規参入などによっていつかはコモディティ化(商品やサービスの一般化)してしまいレッドオーシャンとなってしまいます。
早い市場であれば数ヶ月、数年と言った期間でレッドオーシャンと化してしまうこともあります。
特許などによって競合他社の参入を阻止しレッドオーシャン化を先延ばしにすることも可能ですが、特許が切れればたちまち多くの企業が参入してきます。

レッドオーシャン、ブラックオーシャン、ホワイトオーシャン、ピンクオーシャンとは

ブルーオーシャン以外にも様々な○○オーシャンが存在しています。

レッドオーシャン

レッドオーシャンとは冒頭でも記載したように血で血を洗うような激しい競争下にある市場のことです。
レッドオーシャン下では多数の競合他社が存在し市場の奪い合いが行われていますが、基本的には市場が広がることがないため常にシェアの奪いが生じ、価格競争などが起きやすいと言った特長があります。

ブラックオーシャン

ブラックオーシャンとはまだ誰も手を付けていないことから競合する企業などが存在しない市場のことです。競合他社が存在しないためその市場を独占することができます。

他の企業が目を向けない真っ暗な海底から誰も気が付かなかった新しい市場を見つけ出すことからブラックオーシャンと呼ばれています。

市場規模を限定した言葉ではありませんが、大きな市場はほとんど開拓されてしまっているため、ブラックオーシャンと言うと大企業などが参入してこない比較的小さくニッチな市場を指すことが多くなります。

ホワイトオーシャン

ホワイトオーシャンとはすでに存在しているものの市場としてまだ認知されていないまっさら市場と言う意味です。

ブルーオーシャンと似ていますが、ブルーオーシャンは作られた時点ですでに市場として存在してしまいます。つまりホワイトオーシャンはまだ誰も気づいていない未開拓の市場ということになります。

ピンクオーシャン

ピンクオーシャンとはアダルト市場のことで、DMMの会長である亀山氏によって作られた造語と言われています。