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まとめ

指定野菜とは?全15品目の指定野菜一覧と特定野菜との違い

指定野菜とは?全15品目の指定野菜一覧と特定野菜との違い

わたしたちの身の回りには数多くの野菜が存在しますが、それらをまとめる呼称の1つに、「指定野菜」というものがあります。毎日の暮らしに密接に関連する存在であることから、ニュースで取り上げられる機会もあり、耳にした経験を持つ方も多いと思います。
しかし、その割に定義や内容はあまり知られておらず、よく似た響きの「特定野菜」とどう違うのかも判然としません。

本記事では、「指定野菜」の具体的な定義や品目一覧、「特定野菜」との違いについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

指定野菜とは

「指定野菜」とは、「国により国民生活において極めて重要であると認められた野菜」のことです。
消費量が多い、もしくは多くなることが予想される野菜であり、現在のところ全部で14品目指定されています(2026年にはブロッコリーを加えて15品目に)。

それらの野菜は食生活に及ぼす影響が非常に大きいことから、安定的に供給されることが求められます。そのため、必要に応じて価格の安定や需給バランスの調整を図らなくてはならないとされ、実際に大幅な価格下落が起こった時には、生産者に対し補助金が交付される制度があります。ただ、こうした制度が適用されるのは、「指定産地」と認められた規模の大きい産地に限られます。

指定野菜と特定野菜の違い

「指定野菜」とよく似た分類に、「特定野菜」と呼ばれるものがあります。実際のところ、どちらも「国民にとって生活する上で重要な野菜」という点では変わりません。
ただ明確な違いもあり、「特定野菜」は「重要性において指定野菜に準じるもの」と定義されています。具体的な品目も「指定野菜」とは異なり、「特定野菜」の方は小松菜やチンゲンサイなど全部で35品目が指定されています。
一方、「特定野菜」にも価格調整についての制度があり、価格の大幅な下落時には、対象産地から出荷されたものに限り補給金が交付されるようになっています。

特定野菜とは?全35品目の特定野菜一覧

全15品目の指定野菜一覧

葉茎菜類

キャベツ、ほうれん草、レタス、ネギ、玉ねぎ、白菜、ブロッコリー

果菜類

きゅうり、ナス、トマト、ピーマン

根菜類

大根、にんじん、里芋、ジャガイモ

指定野菜とは?全15品目の指定野菜一覧と特定野菜との違い

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