違い
「アンティーク」と「ビンテージ」の意味の違いとは

スポンサーリンク
「アンティーク」と「ビンテージ」の意味の違いとは
「古いもの」をあらわす言葉で、思い出されるのがアンティーク。家具、雑貨、小物などにアンティークという言葉を付け、レトロな雰囲気を加えるケースも多々見られます。
一方、こだわりの洋服を紹介する際によく使用されるのがビンテージ。年代物のジーンズをビンテージと表現したり、使用している素材からビンテージ加工と言ったりします。使われ方が曖昧な2つの表現ですが、実は明確に違いがあります。
そこで、アンティークとビンテージの違いについて解説していきます。
アンティークとは歴史的価値の高さが目安のひとつ
アンティークとは、フランス語のantiqueに由来する言葉。「古代の」という意味があり、もともと古代ギリシア・ローマ時代に関連するものを指していました。現在は、古美術品、骨董品、年代を経た家具や装飾品などがアンティークに該当します。とりわけ歴史的な価値が高く、収集の対象となるものを指すことが一般的です。
アンティークとビンテージの違いを考えるとき、ヒントとなるのが「時間」です。アメリカの通商関税法は、100年以上が経過しているものをアンティークと規定しています。その規定を世界貿易機関(WTO)も採用したため、現在は100年が世界共通の目安となっています。加えて、100年以上を基準に、年代を経ることで品格や価値が高まっていることもアンティークの条件となるでしょう。
ビンテージとは特定の年代に作られた逸品のこと
ビンテージも、アンティークと同じくフランス語に由来する言葉です。ワインを意味するvinと年齢を意味するageからなるvendageがその語源です。ここから想像できるように、ビンテージの基本となる意味は「ワインが製造された年」。そこから意味が広がり、とくに品質の良いぶどうが収穫できた年のワインをビンテージと表現するようになりました。
現在は、「ある年に作られた高品質なもの」という意味から、特定の年代に作られた完成度の高い逸品を指すことが増えました。例えば、ジーンズや革製品などの衣服類、ギターやヴァイオリンなどの楽器類などが対象となります。
アンティークとの違いは「時間」です。アメリカの関税法に従えば、製造から100年以上経つとアンティークとなります。そのため必然的に100年未満のものがビンテージに区分されます。
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
- 最新の情報をお届けします
- Tweet Follow @b_textbook
その他おすすめのコンテンツ一覧
-
一次元・二次元・三次元・四次元・五次元の違い
-
知らないと危険!?食べ合わせの悪い食べ物一覧69選
-
寅年(とらどし)生まれの性格と特徴10選
-
巳年(へびどし)生まれの性格と特徴10選
-
子年(ねずみどし)生まれの性格と特徴10選
-
生む(生まれる)・産む(産まれる)の違い
-
「年度」「年次」「年時」の違い
-
卯年(うさぎどし)生まれの性格と特徴10選
-
「信用」と「信頼」の違い
-
元・基・下の使い方の違い
-
朗報・悲報・吉報・凶報・訃報・速報の違い
-
酉年(とりどし)生まれの性格と特徴10選
-
「動線」と「導線」の違い
-
「讃える」と「称える」の意味と違い
-
午年(うまどし)生まれの性格と特徴10選
-
未年(ひつじどし)生まれの性格と特徴10選
-
「宜しく」と「よろしく」の正しい使い分け方と違い
-
「夫」「主人」「旦那」「亭主」の意味と違い
-
「蘇る」と「甦る」の意味と違い
-
丑年(うしどし)生まれの性格と特徴10選
-
申年(さるどし)生まれの性格と特徴10選
-
「つまずく」と「つまづく」の意味と違い
-
「ください」と「下さい」の正しい使い分け方と違い
-
辰年(たつどし)生まれの性格と特徴10選