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一般常識

ソーセージ・ウインナー・フランクフルト・チョリソー・ボロニアの違い

ソーセージ・ウインナー・フランクフルト・チョリソー・ボロニアの違い

「ソーセージ」「ウインナー」「フランクフルト」「チョリソー」「ボロニア」の違いとは

朝ごはんの一品に、またお祭りの屋台で、日本人の食文化にすっかり定着した腸詰めの加工肉食品は、腸の種類や、肉の形状、調理法によって呼び名が変わることをご存じでしたか?

ここでは、腸詰めの中でも日本で特にポピュラーな「ソーセージ」「ウィンナー」「フランクフルト」「チョリソー」「ボロニア」を取り上げ、その意味と違いをご紹介します。
普段何気なく食べているソーセージですが、意外な真実の発見につながるかもしれません。

ソーセージとは

ソーセージ

一般的にソーセージは、塩漬けされた肉を細かく挽き、これを香辛料等で調味したのち、牛、豚、羊など動物の腸につめて乾燥、または燻製することで、そのまま食べられるように加工したものをいいます。
つまりこの後紹介するウインナーやフランクフルト、チョリソーなどもソーセージの一種ということになります。

多くの種類がある中、長期保存を目的としたドライソーセージと、水分量が多いため新鮮なうちに食することが必要なドメスティックソーセージに大別されます。

語源は諸説ありますが、ラテン語の「塩漬け」を意味する「salsus」が有力とされています。

ソーセージの起源は諸説があり、およそ3500年前にエジプト、中近東でソーセージらしきものを食べていたという伝承があります。日本では幕末に外国人から持ち込まれ、第一次大戦後に本格的な生産が始まります。大正時代には魚肉を用いた「魚肉ソーセージ」が日本で開発されました。

ウィンナーとは

ウィンナー

ウィンナーとは、ソーセージの一種で、ウィーン風のソーセージという意味です。ソーセージの中では一番細く、サイズが大きくなるにつれて名称が変わっていきます。ウィンナーの語源は、ドイツ語の「weinerwurst」ですが、オーストリアのウィーンで製造が始まったため、「ウィンナーソーセージ」と呼ばれるようになりました。

日本におけるウィンナーは、日本農林規格で、羊の腸、またその代用として人口の詰め袋を使用し、太さ20㎜未満のものとされています。日本で販売されているウィンナーはサイズも様々で、数珠つなぎになっているものや、中にチーズが入ったものなど独自性の商品も多数開発されています。パリッとした触感が特徴で、朝食やお弁当でお馴染みのウィンナーは、日本では特に生産量が高く人気があります。

フランクフルトとは

フランクフルト

フランクフルトもソーセージの一種で、その由来は、ドイツ・フランクフルトの肉屋で修行した職人がウィーンに移り住み、ウィーンで独自性のあるソーセージを生み出し名付けたのが「フランクフルト」という説があります。そのため、オーストリアのウィーンでは、ウィンナーのことを「フランクフルト」と呼ぶこともあるそうです。

日本におけるフランクフルトは、日本農林規格で、豚の腸、またその代用として人口の詰め袋を使用し、太さが20㎜以上36㎜未満のものとされています。フランクフルトは直径が太く肉もぎっしり詰まっているためメイン料理になるボリュームが特徴です。代表的な料理はホットドックで、ポトフの具、またバーベキューでもお馴染みのソーセージです。
つまり、上記のウインナーとは使用する腸の種類と太さに違いがあります。

チョリソーとは

チョリソー

スペイン発祥のチョリソーはスペイン語の「chorizo」で、語源は「塩辛い」を意味するラテン語からきています。チョリソーの特徴は、多くのソーセージが肉を挽くのに対し、「肉を細かく刻んだもの」に塩や香辛料をまぜ、腸に詰めて自然乾燥させて作る料理法の違いです。パプリカが入っているため赤く辛そうな見た目ですが、本場スペインのチョリソーは唐辛子が入っていないので辛みはありません。

16世紀になると中南米にスペインの食文化が伝わり、メキシコで唐辛子をいれたメキシコ風チョリソーが生まれました。その後メキシコ風チョリソーが日本に最初に伝わったため、日本人の間では、チョリソーは辛いソーセージというイメージが強くなったと言われています。

ボロニアとは

ボロニア

ボロニアもまた、ソーセージの一種で、イタリアの州都ボローニャが原産であり、正式名称はイタリア語で「mortadella」と言います。本場イタリアのボロニアは、豚肉だけを使用し、細かく挽いた肉に香辛料と脂身を混ぜて、パプリカやオリーブを加えることもあります。

日本におけるボロニアは、日本農林規格で、牛の腸、またはその代用として人口の詰め袋を使用し、太さが36㎜以上のものとされています。ボロニアは塊で、また薄くスライスされた状態で販売されており、淡いピンク色と優しい味が特徴です。

このように、「ウィンナー」「フランクフルト」「ボロニア」は、腸の種類や肉詰め後のサイズによって違いはありますが、産地の呼び名が付いたソーセージの種類ということになります。