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「PDCAサイクル」の意味とは?使い方や例文

「PDCAサイクル」の意味とは?使い方や例文

「PDCAサイクル」の意味とは?使い方や例文とは

「PDCAサイクル」は、日本のビジネスシーンでは頻出する用語です。しかし、まだ詳しい内容を理解していないという人も多いでしょう。

そこで今回は、「PDCAサイクル」の意味や使い方、メリットと問題点などについて解説していきたいと思います。

「PDCAサイクル」の意味

「PDCAサイクル」の「PDCA」とは、一体何を表しているのでしょうか。ここでは「PDCAサイクル」の意味と、細かい内容について見ていきましょう。

「PDCAサイクル」とは

「PDCAサイクル」とは、品質管理などの業務を改善する技法の1つです。「Plan(計画)」「Do(実行)」「Check(評価)」「Action(改善)」の4つの頭文字を取ったもので、これらの段階を順番に繰り返すことにより、継続的に業務を改善していくというやり方になります。4つの段階を周期的に繰り返すという意味で、「PDCAサイクル」の名が付いています。「PDCA」と略して言われることもありますが、こちらも「PDCAサイクル」の意味と変わりはありません。

「PDCAサイクル」の概念は、品質管理システムの国際基準である「ISO 9001」や「ISO 14001」などにも取り入れられています。

主に日本で行われている手法ですが、もともとはアメリカの統計学者ウォルター・シューハートとエドワーズ・デミングが1950年代に提唱した、統計的品質管理に関する考えに基づいています。

「PDCAサイクル」の各段階

「PDCAサイクル」の各段階を、やや詳しく見ていきましょう。

まず「Plan(計画)」は、「目標の設定と、業務計画の作成」を指しています。解決すべき問題を見つけ、過去の実績や将来の予測などの情報を基に、具体的な業務計画を作成します。

次に「Do(実行)」で、この計画を実行します。ここでは単なる業務遂行だけでなく、それが有効だったかどうかの記録という意味も含まれます。

続いて「Check(評価)」の段階では、「計画に沿った業務遂行ができたか」の評価が行われます。うまくいった場合でもそうでない場合でも、その原因についてきちんと分析・検証します。

そして「Action(改善)」では、前段階の分析を基に改善点を考案します。ここまで来ると、あとはまた「Plan」に戻って、同じサイクルを繰り返すことになります。

「PDCAサイクル」の使い方・例文

上では「PDCAサイクル」の意味について見ましたが、続いては実際の使い方について見ていきましょう。ビジネス用語としての「PDCAサイクル」は、以下の例文のように使われます。

例文:「PDCAサイクルは、一回だけでなく何度も繰り返して行うことが重要だ」

例文:「日本のビジネスシーンでは、PDCAサイクルを回すことが鉄則と考える傾向がある」

例文:「“組織や個人の目標を明確にできる”ということは、PDCAサイクルのメリットの1つだ」

例文:「新人研修では、PDCAサイクルについてみっちり叩き込まれた」

例文:「PDCAサイクルに代わる手法として、最近では“OODA(ウーダ)ループ”が注目されている」

「PDCAサイクル」のメリットと問題点

「PDCAサイクル」の意味と使い方について学んだところで、そのメリットと問題点にも見ておきましょう。

メリット

「PDCAサイクル」のメリットとしては、上の例文でも紹介したように、「目標を明確にできる」ということが挙げられます。大きな目標がはっきりしているため、問題解決への筋道を立てやすくなります。そのほか、「具体的なプランがあるので、行動に集中しやすい」「目標と結果の差が明確で、課題が見えやすい」という利点があります。

問題点

「PDCAサイクル」の最大の問題点と言われるのが、「スピードの遅さ」です。事前の計画と、結果の検証を経なくてはならないため、業務が滞りがちになるという欠点があります。そのため、最近では「OODA(ウーダ)ループ」を取り入れるケースも増えています。これは、「計画」より「観察」を重視した意思決定プロセスで、即応性に優れているというメリットがあります。