社会人のためのビジネス情報マガジン

  • フェイスブック
  • ツイッター
  • RSS

イジメ・嫌がらせ

職場でお局様にならない方法

職場でお局様にならない方法

お局様にならない方法

お局様になりたくてなる人はいないと思います。
しかし自分はそのつもりがなくても若い子からしてみれば、あなたの発言が嫌みに聞こえてしまったり、行動が嫌がらせをされているように感じてしまう可能性があります。
そのため、まわりがあなたをお局様と認識してしまえば、その日からお局様になってしまいます。

ここではお局様にならないように気をつけておきたいポイントや注意事項についていくつか紹介していきます。

注意しすぎない

注意しすぎない

若い子の中には常識がまったくない子も多くいます。また、社会人になって数年経ってる若手の中にも何人かは使えない子がいる場合もあるかと思います。
そんな時は先輩社員が注意したり、教えてあげる必要がありますが、あまりにも多く注意してしまうと「口うるさい先輩社員=お局様」と認識してしまう可能性があります。

相手を思っての発言や正論であったとしても相手のとり方はそれぞれです。どんなに常識のない子や使えない子であっても1つずつ丁寧に教え、1つできるようになったらまた1つと、少しずつ注意してあげるようにしましょう。

人前で吊るし上げない

人前で吊るし上げない

最もやってはならないのがみんなの前で怒る「吊し上げ」。
完全にその子が悪いとしてもみんなの前で吊るし上げられれば、怒られている子は「なんでみんなの前で吊るし上げられるのか?」、「その必要があるのか?」など本来の怒られている趣旨とは違った点に感情を持ってしまう可能性があるだけでなく、パワハラとして認識されてしまう可能性もあります。

また、見ているまわりが怒られている原因を知っているとも限らず、知らなければ「怖い人」や「口うるさい人」の他にも「あの人には逆らわないようにしよう」などと思ってしまっている可能性があり、お局として認定されてしまう可能性があります。

注意はしても、怒らない

注意はしても、怒らない

注意と怒るは似ているようで違います。注意は言葉の通り間違ったこと教えたり、警告することですが、怒るは腹を立てるなど感情を意味する言葉になります。

そのため、注意はしても決して怒っては(感情的になって)いけません。
時には怒ることも教育上必要なこともあるかもしれませんが、例えどんなに相手が悪くても感情的にならず注意をしましょう。またきつい言い方や嫌みを言うのもNGです。

否定をしないで提案をする

否定をしないで提案をする

上記に続き、注意する時には否定しすぎないようにも気をつけましょう。
例えば毎日始業時間のギリギリに出社する子が、電車の遅れなどにより連続で遅刻をしたとします。遅刻の原因は「毎日ギリギリに出社してくること」ですが、例え正論であっても相手も分かっていることです。

また、あくまでも今後再発しないようにするのが目的になりますので、「もう少し早く出社するようしよう」や「どうしたら今後遅刻がなくなるか」など原因には触れず改善策を提案するようにしましょう。

嫌みは絶対に言わない

嫌みは絶対に言わない

イライラすれば相手に嫌みの一つでも言いたくなることもあるかもしれませんが、絶対に言わないようにしましょう。嫌みを言っても何も良いことがないばかりか、相手はそのことを一生根に持ってしまう可能性もあります。

過去の失敗を掘り返さない

過去の失敗を掘り返さない

普段からミスの多い子や反省を感じられない子に注意しているとどうしても過去の失敗を掘り返したくなってしまいます。しかし、上記の嫌み同様に過去の失敗を掘り返しても意味はありません。むしろ相手が不愉快な思いをするだけです。
仮にその子が悪いにしても何度も過去の失敗を引きずるのは先輩としてあまり良い行動とは言えません。

仕事の進捗状況を定期的に聞いてあげる

仕事の進捗状況を定期的に聞いてあげる

「締め切りに間に合わない」など後輩に任せた仕事が取り返しの使いない状況になってしまいっている場合があります。そうなれば「注意しすぎない」や「注意はしても、怒らない」で記載したように注意したり怒らなければならない状況になってしまい、お局様と認定される可能性が出てくるだけでなく、手伝わなければならなかったり、損害が出れば先輩であるあなたも社内や取引先に対して謝罪しなければならないかもしれません。

そういった事態を避けるために定期的に進捗状況などを聞いてあげるようにしましょう。
ホウレンソウは社会人の常識ですが、ホウレンソウができる子ばかりとは限りません。進捗状況を常に把握し、そういった事態を未然に防ぐことで後輩からの株も必然的に上がりやすくなります。

昔の話はしない

昔の話はしない

「おじさん・おばさんあるある」としてよく言われるのが「昔は・・・」「私の時代は・・・」といった話。発言する側からすればそれほど意識的に使っていないかもしれませんが、聞かされる側からすれば全く経験のない未知の世界の話をされていることになります。

そうなれば「うっとしい」「知らねーよ」といった感情を持つ若い子たちも少なからずいます。

あなたが更に昔の話をされても分からないように昔の話をしたくなってもしないようにしましょう。

同じ話しを何度もしない

同じ話しを何度もしない

上記と同様に同じ話を何度もしてしまうのもおじさんやおばさんの特徴としてよくあげられます。自分にはその気がなくても相手が一度そう言った目で見てしまえば、まずお局様として認定されてしまう可能性があります。

仕切り過ぎない

仕切り過ぎない

効率などを考えれば経験のない後輩よりも先輩であるあなたが仕切った方がうまくまわりますし、効率的です。
また、後輩の手際の悪さにイライラする事もあるでしょう。しかし毎回あなたが仕切れば後輩はあなたの仕切りを気にするようになってしまいます。

仕切り方を見せて覚えさせる方法もありますが、お局様とならないようにするためにも後輩に仕切らせ、自分はサポートとして付いたほうが無難と言えます。

嫌いでも態度に出さない

嫌いでも態度に出さない

「お局様=人によって態度が変わる」と言われるように例え嫌いな相手にも発言や態度に出さず、嫌いであることがバレないように気をつけましょう。嫌われていると相手が感じれば、必然的に相手もあなたのことを嫌いになってしまいます。

そうなれば、仕事がやりづらくなってしまったり、まわりと組んでお局様として扱ってくることも十分に考えられます。
人間ですので誰しも合う、合わないはあるかと思いますが、態度や発言だけには出さないように注意しましょう。

全ての社員に同じ対応をする

全ての社員に同じ対応をする

上記に付随して社員ごとに態度を変わらないように注意することも必要です。自分ではその気がなくても「若い子だけには優しい」や「男だけには優しい」など、あらぬ噂を流されお局様として扱われてしまう可能性があります。
好き嫌いはもちろん、男女、年齢などに関係なく分け隔てなく同じように対応するようにしましょう。

あまり早く出社しすぎない、残業しすぎない

あまり早く出社しすぎない、残業しすぎない

仕事に一生懸命になるばかり、早く出社するのが当たり前になってしまったり、残業で毎日遅くなるのが当たり前になっているようであれば注意が必要です。

仮にあなたが気にしていなくても先輩が残っていれば後輩は帰りにくいもの。また、毎日早く出社していれば、後輩も気を使い早く出社してくることも考えられます。毎日そういった状況が続けば職場内でめんどくさい存在になってしまう可能性があります。
そのため、出社時間や退勤時間には注意するようにしましょう。

また、どうしてもそう言った日が続くようであれば、定時などには後輩に一言声をかけ、気にせず早めに帰らせてあげるなどの配所をすることで、お局様として見られることを防げるだけでなく、先輩からの株も必然的に上がります。

後輩を優先する

後輩を優先する

アメリカやヨーロッパでは年齢による上下関係はありませんが、日本や中国などは年齢による上下関係があります。
どちらの文化が正しいなどと言った話は置いといて、日本では先輩社員が常に優先される傾向にあります。しかし時には後輩を優先させてあげることも大切です。
直接的にお局様にならないといった行動ではありませんが、お局様と呼ばれる方はそういったことを一切しない方の事を言います。

若い子の世界に入ろうとしない

若い子の世界に入ろうとしない

若い子には若い子の世界があります。そんな世界に無理に入っていこうとすれば、育ってきた環境が違うためどうしてもズレが生じてしまいます。
もちろん、ズレが発生したからお局になると言うわけではありませんが、その感覚をのズレを否定しまえば、表立って言われなくてもめんどくさい存在になってしまう可能性は十分にあります。

仕事以外の話もする

仕事以外の話もする

熱心に仕事をしているとどうしても話に出てくるのは仕事ばかりになってしまう場合があります。しかし、職場の人間全てが仕事に熱心な訳ではありません。そう言った方に毎回仕事に関連した話しかしなければ楽しい会話とならず、面倒な相手として認識されてしまう可能性があります。
もちろん、これもお局様に直結するわけではありませんが、これをきっかけにその他の点でもめんどくさい相手と認識されてしまえば、お局様なってしまう可能性が出てきてしまいます。

話すよりも聞き役にまわる

話すよりも聞き役にまわる

誰かに話すことで完全とまではいかないまでも多少のストレス発散となった経験はあるかと思います。
話すという行為はそれだけ気持ちの良いものですが、後輩に対して気持ちが良くなって話しすぎてしまえば、相手は「いつまで続くんだ」と不快感を感じてしまいやすくなります。
そのため話しすぎないよう注意が必要です。また、自分が話すよりも後輩に話をさせやすくするために聞き役に回ってあげるのも良い方法です。

普段は話せない内容などを話すことができれば、後輩からの評価も自然と上がるはずです。

興味がない話をされてもしっかりと反応する

興味がない話をされてもしっかりと反応する

上記に続き後輩の話の中には興味のない話も混ざっているかもしれません。また、社会経験はもちろん、人生経験も違いますから見当違いのことを言うこともあるかもしれません。
しかしそんな時でも相手の話をしっかりと聞いてあげることで、後輩からの株もあがりやすくなるはずです。

先程記載したように、後輩がせっかく話してくれた内容に反対意見として自分の考えや意見を言ってしまうと逆効果になってしまう可能性の方が高くなってしまいます。

誘いすぎない

誘いすぎない

全ての若い子がそういった傾向にあるわけではありませんが、特に最近の子は仕事とプライベートをきっちりと分ける傾向にあります。そのためこっちは「誘ってあげている」つもりでも相手からは「行きたくなくないけど断れない」と思っていることもありますので必要以上に誘わないようにしましょう。

若い子の噂や愚痴を言わない

若い子の噂や愚痴を言わない

会社への不満はもちろん同じ職場で働いている社員の愚痴は言わないようにしましょう。
愚痴は誰かに話すことでストレスの発散になりますが、そういった愚痴を言うのも聞くのも好まない方も少なからずいます。

また、その方が聞いた愚痴を誰かに漏らしてしまえば、その方も「自分も何か言われているのではないか」と思ってしまうかもしれません。

噂も同様です。仮にその噂が本当であってもされる側はもちろん、歳の離れている後輩からしてみれば噂好きのお局様と認識されてしまうことがあります。
愚痴や噂は職場の人に話しても何もメリットがありませんのでできるだけしないようにしましょう。

SNSなどあまり接触しない

SNSなどあまり接触しない

SNSなどの接触もできるだけ避けた方が無難です。「誘いすぎない」でも記載しているように軽い気持ちで誘ったつもりでも断りきれない場合があります。
また、後輩から誘ってきてもあまりSNS上での接触は避けたほうが無難と言えます。あまりにも頻繁に接触すると「監視されている」「チェックされている」と感じてしまう可能性があります。

職場でお局様にならない方法

この記事が気に入ったら いいね!しよう

最新の情報をお届けします