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「イナゴ」「バッタ」の意味と違い

「イナゴ」「バッタ」の意味と違い

「イナゴ」「バッタ」の意味と違いとは

「イナゴ」と言えば、日本でも古くからなじみのある昆虫です。一方、「イナゴ」とよく似た昆虫に「バッタ」がありますが、この2つの違いがどこにあるのかご存知でしょうか。多くの人は、答えに悩むところでしょう。

そこで今回は、「イナゴ」と「バッタ」の意味や違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

「イナゴ」とは

イナゴ

「イナゴ」は昆虫の一種で、学術的な分類では、「直翅目バッタ科イナゴ属」に属します。体長は大体35㎜ほどで、雌の方が大きく、雄はそれより小さくなっています。体は黄緑色をしており、大きな頭と、短く糸状の触覚を持ちます。
幼虫、成虫ともにイネの葉を食害することで知られ、地方によっては食用として用いられます。日本ではハネナガイナゴ、コバネイナゴ、エゾイナゴなどが代表種となっていますが、近年は農薬の普及によって数は激減しています。

大群で移動する「飛蝗(ひこう)」を指して「イナゴ」と呼ぶことがありますが、これは間違いで、正確にはトノサマバッタ類に当たっています。

「イナゴ」を漢字にすると、「蝗」や「稲子」などとなります。名前の意味は、「稲の葉につく虫」に由来しています。「バッタ」との違いについては、以下で見ていきましょう。

「バッタ」とは

バッタ

「バッタ」とは、「直翅目バッタ科に属する昆虫の総称」という意味の言葉です。短い触覚、頑強な体、短い後肢、肥大した腿節(たいせつ)といった特徴を持ち、優れた跳躍力を持ちます。全部で約5500種が知られており、熱帯地方に多くの種類が存在します。一般に植物の葉を食べる習性を持ち、飛蝗などの害虫も少なくありません。

「バッタ」と「イナゴ」は、同じ「直翅目バッタ科」の昆虫であり、根本的な違いはありません。「イナゴ」は、「バッタ」の仲間にあたります。見た目も大きな違いはありませんが、唯一「喉の突起」で見分けることができます。「イナゴ」の喉のあたりには、小さな突起状のものがあるのに対し、「バッタ」にはこうしたものはありません。