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「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」の違いとは

「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」の違いとは

「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」の違いとは

ここ最近の日本では、デカフェブームが到来中。「DECAF」もしくは「デカフェ」と表記されたコーヒーやペットボトル飲料を見かけることが増えました。とりわけ、デカフェに区分されるコーヒーの消費量は、ここ5年で2倍になるなど、その市場も拡大しています。

それと同時に、よく目にするのが「カフェインレス」や「ノンカフェイン」など、デカフェと似ている言葉。夜寝る前や、妊娠中・授乳中に良いと言われる点は共通しています。しかし、それぞれが意味することや対象となる飲み物は、実は微妙に異なるのです。

「デカフェ」とはカフェインを取り除いた飲料のこと

デカフェ

「デカフェ」とはカフェインを取り除いた飲料のことです。

デカフェとはフランス語のdécaféinationから生まれた言葉。英語読みのDecaffeinated coffeeが短縮されてDecafとなり、それを日本でデカフェと表記するようになりました。
デカフェ=コーヒーと考えられがちですが、カフェイン成分を含んだ飲料のすべてが対象となります。身近な飲み物としては、コーヒーの他、紅茶、緑茶、烏龍茶などが該当します。これらはすべて、カフェインを取り除く工程を経ることで、デカフェとなるのです。

最初に、デカフェ人気に火がついたのは、健康志向が強いヨーロッパ。ヨーロッパでは、一定の要件をクリアした飲料のみ、デカフェと呼ぶことが許されます。その要件とは、カフェインの含有量が0.2%以下であること。0.2%以下という基準から分かるように、デカフェ=カフェインゼロと認識は間違いで、微量ながらもカフェインが残った状態です。

「カフェインレス」とはカフェインが少ない飲料のこと

カフェインレス

カフェインレスとは、カフェインの含有量が少ないことを意味する言葉です。

カフェインを取り除く点、カフェインが微量に残る点は、デカフェと共通しています。ただ、ふたつの言葉にはニュアンス上の違いがあります。デカフェは、Decaffeinated coffeeというように「取り除かれた」点を強調。一方、カフェインレスはless=少ない状態であることを意味します。

ここで気になるのが、デカフェとカフェインレスの違いでしょう。デカフェは、フランス語と英語に起源があり、欧米諸国でも一般的に使用されています。それに対してカフェインレスは、「カフェイン+レス」と、英単語を組み合わせた言葉ですが、実は和製英語のひとつ。海外のカフェで「カフェインレス」という言葉を使っても店員さんには通じません。

「ノンカフェイン」とは最初からカフェインがない飲み物のこと

ノンカフェイン

ノンカフェインとは、最初からカフェインが含まれていない状態のことです。

カフェインゼロと言い換えることも可能です。最初からカフェイン成分が含まれていないため、それを取り除く工程も発生しません。そしてカフェインが完全にゼロという点は、微量ながらもカフェイン成分が残るデカフェやカフェインレスと決定的な違いとなります。

ノンカフェインに該当する飲み物は、麦茶、杜仲茶、どくだみ茶、ハーブティー、ルイボスティーなど、その種類は多岐にわたります。とくに麦茶は、ノンカフェインであることから、赤ちゃん用の飲み物として定着しました。一方、コーヒーや紅茶は、もともとカフェインが含まれているため、含有量が少ないからと言ってノンフカフェインと表記することはできません。

また、ノンカフェインもカフェインレスと同様に和製英語であるため海外では通じません。