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カヌー、カヤック、カナディアンカヌーの違いとは?

カヌー、カヤック、カナディアンカヌーの違いとは?

カヌー、カヤック、カナディアンカヌーの違いとは

アウトドアスポーツとして人気のカヌー。アウトドアツアーのプログラムのひとつとしてカヌー体験が組み込まれていることもあります。そこで目に触れる言葉で、よく違いが分からないのが、カヌー、カヤック、そしてカナディアンカヌー。一見すると、どれも同じような小舟を使っているように見えます。しかし、この3つの言葉には意味の違いがあります。そこで今回は、カヌー、カヤック、カナディアンカヌーの特徴を解説したいと思います。

カヌーとはパドルで前進する小舟の総称

カヌー

カヌーとは、カリブ海域に住んでいた先住民族(インディアン)の言葉。カヌーを英語にするとcanoe。軽い小舟を意味するcanoaに由来します。
パドルで水をかいて前進する小舟を総称してカヌーと呼ばれました。その歴史は古く、6000年以上も前から使用されています。人類が使ってきた道具のなかでも、とくに長い歴史があると言えるでしょう。

世界中には、細かい違いがあるものの、カヌーに括られる小舟が数多く存在します。なかにはパドルを使わない小舟もあり、ひとつの定義に括れません。歴史的にカヌーは、原始的な生活をする人が使う小舟を意味してきました。そのため明確な定義がないのです。
ただ現在は、おおまかにはカヌーはパドルで水をかいて前進する小舟の総称でその分類としてカヤックとカナディアンカヌーがあります。

カヤックとはふたつのパドルを使う小舟

カヤック

カヤックとは、北極近くに住んでいる先住民族(エスキモー)が北極近くの海でアザラシを捕まえるときに使っていたquaja(クアヤ)に由来する言葉。アザラシの皮を使った漁猟船を意味する言葉が、kayak(カヤック)に変化しました。
カヤックには、後述するカナディアンカヌーとの違いとなる、ふたつの大きな特徴があります。

1つ目は甲板の違いです。伝統的なクアヤは、座るところ以外はアザラシやトナカイの皮でおおわれていました。そのため現在のカヤックも、座るところの他は甲板が設置されています。一方、カナディアンカヌーは甲板が覆われていません。

2つ目はパドルの違いです。カヤックの前身であるクアヤは、氷が張った海での転覆を回避するために、ブレードが両方についたパドル(ダブルブレード)を利用したいたことからカヤックでも同様のパドルが使用されています。一方、カナディアンカヌーはブレードが片方にしかついていないパドル(シングルパドル)を使用します。

カナディアンカヌーとはひとつのパドルを使う小舟

カナディアンカヌー

カナディアンカヌーも、カヤックと同じくカヌーの形態のひとつで、先程紹介したように船の形やパドルなどに違いあります。

カナディアンカヌーに甲板がないのは、アザラシなどを捕獲するために使用されていたのではなく、主に先住民族の移動のために使われていたからと言われています。昔のエスキモーは、同じ場所に定住するのではなく、季節ごとに住まいを変えてしました。そのため、カヤックとは違い人間と荷物を積めるようにデッキが開放されていたと言われています。