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「オタク」「マニア」「ファン」の意味と違い

「オタク」「マニア」「ファン」の意味と違い

「オタク」「マニア」「ファン」の意味と違いとは

最近は自己紹介などの際、「○○オタクです」と名乗る人も多くなり、「オタク」という言葉はすっかり市民権を得ています。ところでこの「オタク」と似た言葉に、「マニア」や「ファン」がありますが、これらには一体どのような違いがあるのでしょうか。なかなか分かりづらい問題です。

そこで今回は、「オタク」「マニア」「ファン」の意味と違いについて解説したいと思います。

「オタク」とは

オタク

「オタク」の辞書での意味合いは、「あることに過度に熱中していること、またそうした人」というものです。ある特定の分野に関し、一般的な度合いから外れた愛情や熱意を注いでいる人などを指します。「アイドルオタク」「鉄道オタク」「アニメオタク」などのように使われます。一般的にはアニメや漫画、ゲーム等のポップカルチャーの愛好者を指しますが、現在では「数学オタク」など、さまざまな分野において使われるようになっています。

「オタク」という呼称は、1970年代に生まれました。名称の由来は、アニメやゲームなどの愛好者が、2人称として「お宅は~」という言い方を多用していたことにあります。一般化したのは80年代後期で、当初は否定的な意味合いを強く含んでいましたが、現在ではそうしたニュアンスは薄れ、ポジティブな意味合いでもよく使われるようになっています。

「マニア」などとの違いや使い分け方については、以下で見てみましょう。

「マニア」とは

マニア

「マニア」とは、「あるものごとに熱中している人」という意味の言葉です。英語で「熱狂」や「躁状態」を意味する「mania」から来た和製英語になります。日本における用法では、「飛行機マニア」「鉄道マニア」「マニア気質」のように使われます。

「オタク」と「マニア」の違いはあいまいで、特にきちんとした定義があるわけではありません。ただ、言語学の分野では、「オタク」は「1つのものごとにしか興味がない人」を指し、「マニア」は「1つのものごとに集中する人」を指すという違いがあるようです。

「ファン」とは

ファン

「ファン」とは、「スポーツや芸能、またスポーツ選手や芸能人などの熱心な支持者や愛好者」といった意味の言葉です。英語では「fan」と書かれますが、これは「熱狂者」や「狂信者」を意味する単語「fanatic」に由来しています。「落語ファン」「映画ファン」「ラグビーファン」「阪神(タイガース)ファン」のように使われます。

「オタク」や「マニア」との違いはやはりあいまいですが、一般的には、「ファン」の方が他の2つよりややおとなしめのニュアンスで使われるようになっています。より強い愛好心などを表す場合には、「熱狂的なファン」などと表現されます。また、「ファン」はスポーツの分野で使われることが多いのも特徴です。