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早生まれと遅生まれの意味と違い!メリットとデメリット15選

早生まれと遅生まれの意味と違い!メリットとデメリット

早生まれと遅生まれの意味と違い

早生まれや遅生まれと言った言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、正確な意味や違いを「知らない」と言った方も多いと思います。

また、単に生まれた月が違うだけですが、保育園や幼稚園、小学校などは全て4月から始まるため同じ学年であったとしても最大で約1年近い歳の差が生じ、そのことがメリットとなることもあれば、デメリットになってしまうこともあります。

ここでは早生まれと遅生まれの意味の違いと早生まれのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

早生まれの意味

早生まれの意味

早生まれとは1月1日から4月1日に生まれた人を指す意味の言葉です。

1月1日から3月31日が早生まれと思っている方も多いと思いますが、正確には翌日の4月1日までが早生まれとなります。
これは学校教育法の第一章、第十七条に記載があり、簡単に言えば小学1年生になるには6歳になった翌日以降に4月1日を迎えることが条件となっているため、その学年の最初の誕生日となるのは4月2日からとなることが由来しています。

また、学校はもちろん会社なども4月から始まるため1月1日から4月1日までの人は「遅生まれ」と思われがちですが、あくまでも1月~12月と言った年単位で生まれた日が早いと言った意味で考えるため1月1日から4月1日に生まれた人は早生まれとなります。

遅生まれの意味

遅生まれの意味

遅生まれとは4月2日から12月31日に生まれた人を指す意味の言葉です。

上記の早生まれとは違い、同じ学年では先に生まれていることから体や脳などが先に成長していることからも多くのメリットがあると言われているのが遅生まれです。
特に4月2日の遅生まれ人と4月1日の早生まれの人を比べると誕生日は1日しか変わらず同じ学年となりますが、実際の年齢差は364日(うるう年は365日)の違いが生じます。

早生まれのメリットとデメリット

上記でも触れたように最大で364日(うるう年は365日)の違いがあることから早生まれの人は様々な点で不利やデメリットが生じます。

同学年の遅生まれより運動面で不利

同学年の遅生まれより運動面で不利

早生まれは運動面でデメリットが生じることがあります。
特に保育園や幼稚園、小学校など小さい内は体の成長も早いため早生まれの子は遅生まれの子に比べ体格が小さい傾向にあります。
もちろん、個人差はありますが、最大で約1年近い差があるため運動面では不利になることが多くみられます。

大人になればそれほど大きな違いが出ることはありませんが、早生まれは小さいうちから同じ学年の子と比べられてしまうことで運動に対して苦手意識を持ってしまったり、スポーツのレギュラーとして活躍した経験等はのちの運動能力などにも大きく影響してきます。

実際に、プロ野球やJリーグなどスポーツ選手は早生まれよりも遅生まれの人の方が多いと言った統計も出ており、プロ野球では4月から6月生まれの遅生まれの選手は全体の38%であるのに対して、早生まれは14%と言った結果が出ています。

同学年の遅生まれより学力が

同学年の遅生まれより学力が

上記の運動面以外にも学力などでも早生まれには不利が生じます。

実際に小学4年生の早生まれと遅生まれでは2.6点の統計的な差が生じていると「国際数学・理科教育動向調査」から発表されており、「OECD 生徒の学習到達度調査」でも2〜3程度の偏差値の差が出ていると発表されています。

こうした差は学年と言ったくくりで評価されることによって生じますが、中学や高校、さらには大学受験などにも影響してくる可能性があります。

扶養控除

扶養控除

早生まれや遅生まれと言った違いは本人だけでなく、子を育てる親に影響してくることがあり、所得税や住民税の扶養控除と言った面でも不利に働くこともあります。

扶養控除とは簡単に言えば、条件を満たす扶養家族がいる場合に税金の一部が控除(差し引かれる)ことを意味ます。
所得税や住民税の扶養控除は年齢に応じて扶養控除額が異なりますが、例えば「16歳以上19歳未満」の場合には所得税で38万円、住民税では33万円の扶養控除を受けられるためそれだけ税金が減額されます。また、「19歳以上22歳未満」特定扶養控除では所得税で63万円、住民税では45万円の扶養控除が受けられます。

しかし上記の条件は12月31日の時点での年齢が適用されるため、例えば高校1年生になった年には遅生まれのいる家族は受けられても、早生まれのいる家族は子供が16歳になっていないため受けれないといったことになります。
また、1年遅れで早生まれの子を持つ家庭も受けられることになりますが、本人が就職してしまえば扶養からは外れてしまうため、遅生まれと違い扶養控除を受けられる期間が短くなってしまうデメリットが生じます。

保育園の入園申請ができない

保育園の入園申請ができない

認可保育園の入園に関しても不利が生じることがあります。
認可保育園の入園はすでに生まれている子供が基本的には対象となります。また、認可保育園の入園は4月から始まりますが、入園の申込みは前年の秋頃から始まるため、早生まれの方は0歳児クラスへの申込みができないと言ったデメリットが生じることがあります。
また、0歳児クラスへの申込みができない変わりに最初から1才児クラスへの申込みをすることになりますが、それまでの間は認可外保育園に預ける必要がありますし、1才児クラスも基本的には前年に入園している0歳児クラスの子供が自動的に上がってくるため定員に空きがなければ入園することができません。

許可外保育園の入園も不利になりやすい

許可外保育園の入園も不利になりやすい

認可外保育園の入園に関しても不利が生じることがあります。
認可外保育園の保育園も上記と同様にすでに生まれている子供が対象となります。
1月~3月に生まれた早生まれの子供は入園の申込みが遅生まれの子供よりも遅くなり、認可外保育園によってはすでに定員を満たしてしまっていることが多くなります。

児童手当の支給回数が少ない

児童手当の支給回数が少ない

児童手当とは0歳から15歳まで一定の金額が支給される制度ですが、支給される時期が中学を卒業するまでと決められており、中学生になると何歳であっても支給されません。

そのため4月の遅生まれと3月の早生まれでは支給額に最大11ヶ月の違いが生じるため早生まれの子供がいる家庭には不利に働いてしまいます。

成長が遅く感じる

成長が遅く感じる

上記でも紹介したように同じ学年であっても約1年近い年齢の差があるため運動面や勉強面などで不利が働きます。

そのため、同学年の子供比べ歩き出すのが遅かったり、話し出すのが遅かったりと本人だけでなく育てる親としては劣等感は感じてしまうこともあります。また、そう言ったことからママ友同士の会話もワンテンポ遅れやすく早生まれで生まれてしまったことにデメリットを感じてしまうこともあります。

成人式でお酒が飲めない

成人式でお酒が飲めない

最近は違った日に成人式を行う地域もありますが、成人式は1月の第二月曜日に行われるのが一般的です。
しかし、成人式と言っても早生まれでかつ1月の第二月曜日までに誕生日を迎えていない子は19歳で成人式を迎えるため、友人たちと一緒にお酒を飲むことができません。

近年はお酒を飲む方も減少傾向にありますが、一生に一度の成人式と言った思い出づくり場で一緒の行動ができないのは早生まれのデメリットと感じてしまう子も多くいます。

免許が取得できるのも遅くなる

免許が取得できるのも遅くなる

車の免許を取得するためには仮免許を取得し路上で実習を受けなければなりません。そのため17歳でも教習所に通うことはできますが、18歳になっていない人は18歳になるまで仮免許を取得することができないためその先に進むことができません。

そのため、社会人になる前や大学に進学する前に免許を取得して起きたいと思っても早生まれの人は学生時代の後半にしか仮免許を取得することができません。
特に高校を卒業し就職する人の中で3月の後半生まれの人は、社会人として働きながら免許を取得しなければならない方もいます。

生涯賃金が長くもらえる

生涯賃金が長くもらえる

上記で様々な早生まれのデメリットを紹介してきましたが、メリットも存在しています。ここからは早生まれのメリットについて紹介していきます。

企業によって60歳や65歳など定年となる年齢に違いがありますが、定年退職の日についても違いがあります。
定年となる歳を65歳と仮定すると、65歳となる3月末を定年とする会社もあれば、誕生日を定年とする会社もあります。
そのため、誕生日を定年とする場合には4月の遅生まれの人と3月生まれの早生まれの人では最大11ヶ月の雇用年数に差が出てきます。
60代の平均年収はおおよそ男性で470万円、女性で230万円と言われていますので、早生まれの人はそれだけ多くの生涯賃金を稼ぐことが可能となるメリットがあります。

また、退職金も企業によってはない場合もありますが、退職金がある場合にはその会社から支給された総額に比例して多くなる傾向にありますので、早生まれの人は遅生まれの人よりも退職金が多くもらえる可能性があります。

同学年の人より若く感じる

同学年の人より若く感じる

あくまでも感覚的なメリットですが、同学年の遅生まれは早生まれよりも早く誕生日を迎えます。そのため、同学年の遅生まれが30歳になっても早生まれの人は29歳と言ったことが起きます。
他にも40歳なら39歳、50歳なら49歳と言ったように同学年の人たちよりも若く感じられるなどのメリットがあります。

刺激を受けて成長できる

刺激を受けて成長できる

こちらも個人差がありますが、小さい時に遅生まれの子は早生まれの子よりも早く成長します。そのため遅生まれの子たちと一緒に行動することで良い刺激を受けやすいのも早生まれのメリットです。
勉強や運動などので不利を受けることで負けまいと自分も頑張ることが良い刺激になる可能性もあります。

できないことが前提で認めてもらえる

できないことが前提で認めてもらえる

また、小さい内は上記で紹介したようなデメリットがあることから、できないことを前提に認めてもらえると言ったメリットもあります。
もちろん、ある程度の年齢になるとそういった差がなくなるため前提とはして認めてもらえなくなりますが、小さいは内は早生まれであることで優遇されることもあります。