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コミュニケーション

話しやすい人と話しにくい人の違い10選

話しやすい人と話しにくい人の違い

話しやすい人と話しにくい人の違い

多くの人にとって、他人とのコミュニケーションをスムーズに行える人は、憧れの対象でしょう。そうした人は、他人から「話しやすい人」と思われることが多くなっていますが、このようなスキルを身に付けられれば、友人関係も広がり、仕事もより順調にこなせるようになるはずです。
では、人から「話しやすい」と思われるには、どういった点に気をつければよいのでしょうか。

今回は、「話しやすい人」の特徴と「話しにくい人」との違いについて、詳しく解説していきたいと思います。

笑顔を絶やさない

笑顔を絶やさない

話しやすい人の場合、いつも笑顔で対応してくれるという特徴があります。

笑顔には、人の心のバリアを解く効果があります。人間は、他人の第一印象を主に顔に関する情報(顔立ち、表情など)によって決めていますが、笑顔を浮かべている相手に対しては、警戒心を緩める傾向があります。笑顔を浮かべているということで、こちらに対する攻撃心がなく、友好的であると判断するわけです。これは、人種や文化に関わらず、ほとんどの人間に共通するパターンです。

一方、話しにくい人の場合はこれとは違い、笑顔が少ない場合が多くなっています。いつもむっつりしていたり、無表情だったりすると、相手としては安心するよりも、警戒感の方が強くなってしまうでしょう。

落ち着きがある

落ち着きがある

話しやすい人に見られる特徴としては、「いつも落ち着いている」ということもあります。

コミュニケーションに長けた人の多くは、相手に安心感を与える雰囲気を持っています。「この人とならゆっくり話せる」と思わせるような、穏やかな空気を漂わせています。そうした空気や雰囲気は、ゆったりと落ち着いた態度から来ることが通常です。物腰に余裕があったり、むやみに感情的にならない人の場合、こちらとしてもリラックスして積極的に話すことができるでしょう。

それとは違い、話しにくい人の場合は、言動に落ち着きがないケースが多くなっています。いつもせかせかしていたり、むやみに動き回るといった人に対しては、なかなか気軽に声をかけづらいのが実情です。

包容力がある

包容力がある

話しやすい人には、「いつでも受け入れてくれる」と思わせるような包容力があります。

どんな人にも悩みはあるものですが、特に社会人ともなると、仕事やプライベートでいくつかの問題を抱えていることが普通でしょう。思うような成績があげられない、上司との折り合いが悪いなどの悩みを抱えている人は、大勢いるはずです。そうした時、話しやすい人は、自然にそうした悩みを打ち明けられるような懐の深さがあります。こちらの欠点を咎めるのではなく、やんわりと受けとめてアドバイスしてくれるような包容力を持っています。

話しにくい人の場合はこれとは違い、他人に対しては厳しい傾向があります。相手の欠点を容赦なく指摘したり、そっけなく突き放すような人には、あまり話しかけたいとは思わないでしょう。

経験が豊富

経験が豊富

「過去にさまざまな経験をしている」ということも、話しやすい人に多く見られる特徴の1つです。

順風満帆で挫折を知らない人の中には、他人の痛みに対し無関心な人も少なくありません。また、人生経験が極端に少ない人も、他人への共感が薄い傾向があります。しかし、過去につらい経験をした人や、そうした人に関わった経験がある人の多くは、他人に寄り添う気持ちが強くなっています。また、精神的にも成熟しており、めったなことで動じません。そのため、悩みがある人は、自然にその人へ話しかけることができます。

話しにくい人はこれとは違い、他人の悩みに対する共感度が低くなっています。前述のように悩みを伴う経験を持たないことから、精神的に成長できず、自分本位で相手の気持ちに鈍感なことが多くなっています。

好奇心が旺盛

好奇心が旺盛

話しやすい人に見られる特徴としては、「好奇心旺盛」という部分も大きくなっています。

話しやすい人の場合、何にでも興味を持ち、知りたがる傾向があることから、他人の話に敏感に反応することが多くなっています。どんな人でも、自分の話を楽しそうに聞いてくれる人に対しては、積極的に話しかけたいと思うものでしょう。にこにこと表情を輝かせたり、適度に相槌を打って続きをうながしてくれるので、こちらとしても気分よく話すことができます。

一方、話しにくい人の場合はこれとは違い、あまり周囲のことに興味を示さないことを多くなっています。特定のことだけに関心があったり、流行にまったく興味がないという人は、他人の話にもめったに反応しません。こうした人に対しては、積極的に話したいとは思わないでしょう。

リアクションが上手い

リアクションが上手い

話しやすい人には、「相手の話に対するリアクションが上手い」という特徴もあります。

いわゆる「聞き上手」と呼ばれる人の多くは、相手の話に抜群のタイミングで合いの手を入れる能力を持っています。話の切れ目には「うんうん」とうなずいたり、ポイントの場面では「へえー」と感心したり、あるいは笑い声を上げたりと、ツボを心得たリアクションをしてくれるのが通常です。そのため、こちらとしても気分よく話すことができますし、感想もきちんと言ってくれますから、「話が通じた」というしっかりした手ごたえが得られます。

話しにくい人はこれとは違い、リアクションが極端に薄かったり、全くないことが多くなっています。こうした人に対しては、仕事などの用事以外であまり話しかけたいとは思わないでしょう。

最後まで話を聞いてくれる

最後まで話を聞いてくれる

話しやすい人は大抵、相手の話を最後まで聞いてくれるという特徴を持っています。

ちょっとした笑い話などもそうですが、何か意図を持って話す場合、相手には最後まできちんと聞いて欲しいものでしょう。ましてや深刻な悩み相談などでは、黙って忍耐強く聞いてくれる人ほど、信頼して打ち明けやすいものです。実際に、話しやすい人は決して、途中で余計な口を挟むことはありません。

それに対し、話にくい人の多くは、どんな話でも割って入ろうとする傾向が強くなっています。こうした人は自分のことが第一のため、相手の気持ちを考えることはありません。そのため、すぐに相手の話を遮って、「そういえば…」などと自分の話にすりかえてしまうケースがよくあります。このような違いは、話しやすさには大きく影響する要因となっています。

お互いの共通点を見つけるのが上手い

お互いの共通点を見つけるのが上手い

話しやすい人に多い特徴として、「お互いの共通点をすぐに見つけられる」ということもあります。

知り合って何年も経つという友人や、気心の知れた同僚などはともかく、会って間もない人とは何となく話しづらいものです。そうした時に、お互いの共通点を素早く見つけられる人ほど、安心して話しやすい傾向があります。なぜならば、人間は自分と似ていると感じる人ほど、親近感を抱きやすい性質があるからです。この場合の共通点は、趣味や出身地、好きなアーティストなど、どんなものでもかまいません。

一方話しにくい人は、これとは違い、なかなか共通点を見つけられないケースが多くなっています。こうした人は、会話の糸口を探るのが苦手か、そのようなことに思いが至らないといった場合が少なくありません。

ポジティブな性格

ポジティブな性格

話しやすい人の特徴として、「ポジティブな性格である」という点も共通しています。

基本的にポジティブで明るい人は、誰の話に対しても、楽しそうな反応を返してくれます。友人や仲のいい同僚はもちろん、先輩や後輩、あるいは上司であっても、立場を問わず相手の話にはにこにこと興味深そうに聞き入るのが通常です。こうした明るさのために、相手は自然と気分が前向きになり、話しも弾みやすいという特徴があります。

それとは違い、話しにくい人は、あまりポジティブとは言えない人が多くなっています。いつもつまらなさそうな顔をしていたり、周囲の会話に興味を示さないことから、あまり積極的に話しかけてもらえません。このように、「前向きなポジティブさ」もまた、話しやすさの基準となっています。

相手を否定しない

相手を否定しない

「相手を決して否定しない」ということもまた、話しやすい人の特徴となっています。

誰でもそうでしょうが、話す側としては、基本的に自分を肯定してもらいたいという気持ちが強くなっています。「それは違う」などと頭ごなしに否定されることは、自分自身が拒絶されたようで、決して気分のいいものではありません。話しやすい人はそうしたことはせず、相手と意見が異なる時でも、「なるほど」などと言ってまずは話を受け入れてくれるのが通常です。

しかし、話しにくい人はこれとは違い、相手の話を簡単に否定してしまうケースが多くなっています。これは前述のように、相手側にとっては、自分を拒絶する行為にほかなりません。そのため、続けて話をしようという気力も失せてしまうでしょう。

話しやすい人と話しにくい人の違い

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