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仕草から相手の嘘を見破る方法10選

仕草から相手の嘘を見破る方法

仕草から相手の嘘を見破る方法

「なんだか最近恋人の様子がおかしい」「同僚の話が信用できない」「営業マンの言っていることが怪しい」そんな経験はありませんか?直観は「相手が嘘をついている」と告げていても確証がない時ってありますよね。
人は嘘をつくとき、無意識の内に表情やしぐさに「嘘のサイン」が出るといわれています。そのサインを理解し、相手をよく観察することで嘘を見破れるようになるはずです。

そこで今回は、仕草から相手の嘘を見破る方法を紹介していきます。

顔を触る仕草が多くなる

顔を触る仕草が多くなる

人は嘘をつく時に口やあごを手で隠したり、鼻や眉毛、耳たぶなど顔の一部を触る仕草をするといわれています。
これは表情などから嘘がばれてしまうのを恐れるため、顔を隠そうとする心理が働いているからだと考えられています。

眉毛を触る仕草など一見嘘をつくサインとは関係なさそうですが、実は大きく関係しています。眉毛は人の喜怒哀楽を表す際に大きく動く点から、嘘をついている人は無意識に隠したがる傾向にあるようです。

また特に鼻をよく触るサインも要チェックです。鼻は顔の中心にあるので無意識の内に触りやすい部位だといえます。普段から嘘をつくことが多い人や、相手に内心を見破られたくないと考えている人の中には、鼻を触るのが癖づいている人が多いとも言われています。

嘘を見破るためには、相手が顔を触る仕草を見落とさないようにチェックしましょう。

目を合わせない

目を合わせない

嘘をついている時の仕草で真っ先にイメージできるのが、この「目をそらす」という癖ではないでしょうか。よく漫画やアニメで嘘をついた時に、嘘をついた人物が口笛を吹きながら目線を斜め上に泳がせる描写に見覚えがあるかと思います。あれはまさに嘘をついているサインなのです。

人は嘘をつくと罪悪を感じ、相手からのアイコンタクトを避ける傾向があります。
実はこの視線には感情や精神状態が大きく関わっていると脳科学的にも証明されており、人の感情はまず目に現れるといっても過言ではありません。

視線の動きにどんな傾向があるのかみていきましょう。

心理学の実験では、

  • (1)目線が左上に動くときは、過去に体験した事や情景(過去)を思い出そうとしている
  • (2)目線が右上に動くときは、過去に見たことのない光景(未来)を想像している
  • (3)目線が左下に動くときは、視覚的なイメージを思い描いている
  • (4)目線が右下に動くときは、身体的なイメージを思い描いている

と考えられているようです。

従って目線が右上に動いている時は、想像をしながら話をしていることから嘘をついている可能性が高いのです。昔から「目は口ほどにものをいう」といいますが、目の動きを観察する事は嘘を見破る方法として有効です。

話し方が変わる

話し方が変わる

人の声も嘘を見破るよい手がかりになります。よく嘘をつくと、聞かれてもいないことまで事細かくペラペラと話し饒舌になる人いますよね。嘘がばれないように、またごまかそうとするために嘘に嘘を重ねているからだといえます。

また早口になるのも要注意です。矢継ぎ早に話をして疑問を持たせないようにと、無意識の内にしている可能性もあります。
さらに前述とは逆に、いきなり会話のテンポがゆっくり穏やかになるのも嘘をついていると示す兆候です。ゆっくり話すことで慎重に言葉を選んでいるか、聞き取りやすいように話して説得力を与えようとしている可能性があります。

加えて「その~」や「あの~」など、会話を繋ぐ単語を増やし時間を稼ぐことで、虚言をごまかそうとする人もいるようです。

友人や同僚、恋人などよく知る人物が普段と違う話し方や違うテンポで話をしている場合には嘘をついている可能性が高いと言えます。

特定の言葉やフレーズを繰り返す

特定の言葉やフレーズを繰り返す

「なんかさっきから同じような事しか言ってないな」そう感じたら、もしかしたら嘘をつかれているかもしれません。
嘘をつく人は、説得力があると思われる特定の文やフレーズを無意識に繰り返す傾向があります。従って相手から状況をもう一度説明してほしいと頼まれると、その人はまさにその「説得力のある」文章をもう一度繰り返します。嘘を見破るサインとしては他のサインより気づきやすいです。

余談ですが、記憶のねつ造についてアメリカの大学で行われた興味深い実験があります。
255名の学生に強盗をしているシーンが移っているビデオを5分間見せます。そしてその後、ビデオを見ていた学生たちにビデオの内容について質問していくわけですが、その際犯人が本当は素手であったのにも関わらず、「手袋をしていた犯人」という言い方をしたり、ビデオには犬など全く出てこなかったのに「吠えていた犬がいたと思いますが」と、わざと嘘の情報を織り交ぜながら質問していったのです。その結果、ビデオの内容をはっきりと答えられた学生はほとんどいなかったそうです。嘘の情報でも2、3回暗示をかけるように同じフレーズを繰り返し聞かせることで、相手の記憶を塗り替えていくことができるという結論が出たそうです。

足がもぞもぞ動かす

足がもぞもぞ動かす

足をもぞもぞ動かしたり、足を組み替えたり、足の動きが活発になっているときは嘘をついている可能性があります。そしてその代表的動きは貧乏ゆすりです。

これは居心地の悪さや緊張を表している時に出てしまいやすいサインです。嘘をついているとき、後ろめたい感情から「早くこの場から立ち去りたい」と思う人が大半かと思われますが、この「その場から逃げたい」という気持ちを抑制するために無意識に足を動かしてしまうようです。下半身は多くの人が意識しない分、その人の動揺や不安が滲み出てきやすいといわれています。

嘘を見破る方法として、椅子などに座らせて話をさせるのもいいかもしれません。立っている状態では足の動きは気づきにくいですが、座ることで足の動きに気づきやすくなるでしょう。

フリーズする

フリーズする

これまでも説明してきたように人は嘘をつく時、とても不自然な動きをします。この不自然な動きこそ嘘を見破るポイントです。

まずは上半身と下半身の動きに注目してみましょう。
普通に会話をしている時やリラックスしている状態では、身体が微妙に揺れていたり、無意識に何かしら動いていたりと、上半身と下半身の両方がスムーズに動くことが多いです。
しかし嘘をついている時は、上半身だけ異常に動かなくなってしまう事が多いようです。特に手の仕草は、脳の中層にある大脳辺縁系が関係しており、本能に根ざした動きです。そして人間を含むあらゆる生物は、危険や恐怖、緊張を感じると動きをピタリと止めて固まります。これは長い進化の歴史の中で、捕食動物が動くものをターゲットにする、ということを学んできた証拠であり、動きを止めて難を逃れようとする習性が残っているからと言われています。

手をポケットに入れたまま話をしたり、腕を組んで話をしている場合も自分を守るような嘘をついている可能性が高いと考えてよいでしょう。

汗をかく

汗をかく

映画やドラマなどで容疑者の尋問に「うそ発見器」が使われているシーンを見たことがある人も多いのではないでしょうか。このうそ発見器は一体、何に反応して嘘をついているかを判断していると思いますか?
うそ発見器は、汗の量・呼吸・心拍数など生体反応の変化をキャッチし、虚言の有無を判断します。汗の量はあくまで個人差があるので一概にはいえませんが、不安や緊張を感じることで交感神経が優位になり心拍数が上昇します。結果として血管が拡張され、暑く感じて発汗する仕組みなのです。

ちょっとした嘘ではなかなか見られないサインですが、場所や嘘をつく相手、嘘の内容によっては額から滲み出るほどの汗をかく人もいるようです。また嘘をつく時間が長引けば長引くほど、汗の量も増加します。
従って空調を整えて物理的に汗をかかない環境を作り出すのも、嘘を見破る方法のひとつだといえます。

呼吸が乱れる

呼吸が乱れる

「やましい事がないなら携帯電話をみせてよ」「昨日私以外の人と仲良さそうに歩いていたけど、あれは誰なの」よくカップルの喧嘩で耳にするフレーズですよね。この時相手の呼吸が止まれば、やましい事がある可能性大です。

上記の「汗をかく」でも記載しましたが、嘘を見破るポイントとして呼吸があります。人は嘘をつく時に罪悪感を感じ、そのときに嘘に意識を集中させるために呼吸を整えようとします。そして一瞬の隙に呼吸が止まることがあります。

また呼吸が一瞬止まる以外にも、呼吸が深くなることがあります。これは交感神経が優位になることで心拍数があがり、心臓がドクドクと活発な状態になるので、深く息をすることで心臓の動きを落ち着かせようとしているのです。

正面に向き合うことを嫌がる

正面に向き合うことを嫌がる

嘘をついているかどうか見破る方法として有効なのは、正面に向き合って話をすることです。嘘をついている人は正面を向いて話をすることを避けます。正面で向き合い、目と目が合うことで嘘がばれるリスクが高まるからです。

従って話の途中であっても他のことを始めたり、テレビに気を取られたフリをする傾向があります。その他にも「顔をそむけて糸くずや埃をとる仕草」は聞いていることに対して反対している、あるいは反対の意味を隠している可能性があるようです。また親しみを感じる相手や、話を聞くに値すると感じる相手に対しては、つま先を相手の方向に向けて会話をする傾向があります。あなたが話し慣れた相手と会話をしていて、つま先の方向が不自然に別の方向に向いているときは要注意です。
「その場から一刻も早く離れたい」という焦りの心理の現れかもしれません。

からだの弱い部分や、自分が身につけている装飾品に触る

からだの弱い部分や、自分が身につけている装飾品に触る

誰しも嘘をついたときは少なからず「嘘がばれてしまうかも」と不安な気持ちになりますよね。すると人は自分の体に触れて少しでも安心しようとします。これは行動心理学で「なだめ行動」と呼ばれる仕草です。「なだめ行動」には男性・女性で特有の仕草があります。男性はネクタイを直したり、時計を触る仕草が代表的だといわれています。対して女性は指で髪をとかしたり、ネックレスなどアクセサリーに触る仕草があげられます。また男女共通して典型的な仕草は、喉を触るという仕草です。これは法廷でもしばしば見られるサインで、証言で痛いところ突かれたときに、大抵の人は自分の喉元を触ったり隠そうとするようです。

相手の嘘を見破りたいと感じたら、今回紹介した何気ない仕草が嘘を見破るヒントだと思いだし、相手をよく観察してみてください。